ウィラーエクスプレス W221便「ラクシア」に乗車してみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

第4セクターの乗りバス・乗船日記

大型時刻表に掲載されている、全ての地上・海上を走る乗り物の完乗を目指している第4セクターの記録です。

第4セクターへの質問・問い合わせ・意見などは、
dai4sekuta@gmail.com まで。

10/7より運行を開始した、ウィラーの次世代3列シート「ラクシア」

車両はウィラー初のスーパーハイデッカーの上に、完全独立3列シートで縦8列と、非常に豪華な車両を入れてきました。

この先ニュープレミアム・ボーテを順次ラクシアに代替えしていくそうですが、全体で200台を超えるバスを保有するウィラーグループ、ラクシアに完全代替えする前に、また新たなシートが出てきそうではありますけどねww

 

っということで、乗車したのはこちらのバス。

ウィラーエクスプレス西日本所属W221便。

では早速車内とラクシアシートの画像をアップ。

 

明るい色調を使った車内は、汚れが目立ちそうな感じ。

売りは、ふんだんに使った木材との事。確かにひじ掛けの所とか、身体に触れる部分に木材の柔らかい質感が伝わってきますが・・・、これも維持するのは大変そうww。

さて、座ってみてですが、基本ニュープレミアムの改良版でありますが、細部というかかなり見直しが入っている感じです。

座席のスペックとしては、背もたれリクライニング機能は手動、クレイドル機能は電動となっており、全席コンセント付き、トイレは無し、そして特筆すべきは中央シート直上にも荷物棚があることですね。

座ってみてですが、ニュープレミアムは快適に座れるというコンセプトだと自分は理解していたんですが、ラクシアはさらに一歩進めて、寝ることも主要コンセプトに入ってきたのかな?、なんて思う次第。

一番変わったのが、背もたれ下部の腰が当たる部分のクッション性。

ちょっと固めにして、腰のホールドを高めており、座面のクッションは長時間座っても、お尻が痛くならないギリギリの所を見切っての硬さにしてあります。

まあ、とにかくよくできたシートです、リクライニングを大仰に倒さなくても、かなり快適に過ごせるシートに仕上がっていますね。

 

っということで、乗車したのは3連休突入前日の夜行、完全満席で出発。

開放休憩は草津PA22:20~45、長篠設楽原PA1:55~2:20、鮎沢PA4:25~50と全体的に長めな印象。

プライベートカーテン装着車の上に、結構ゴツイカーテンですので、

VIPライナーや津輕号のように、カードで人数管理を行っていました。

 

川崎駅で7人が降車し、山手トンネル経由で池袋駅へはほぼ定刻に到着でした。

 

ニュープレミアムを導入したとき、独立3列にならなかったと残念がっていた人もいましたが、今回は独立3列でのラクシアの登場。

新塗装と相まって、ウィラーの高級シートのスタンダードはラクシアになりそうですね。

最後に、後部のラッピングをアップ。

計20カット程撮影してあり、順次新車に別カットがラッピングされるそうです。