太平洋フェリー「いしかり」に乗船してみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

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何かと比較される、新日本海フェリーと太平洋フェリー。

航路も違えば、就航している船舶のコンセプトも違いますし、また辿った歴史も違います。ただ両社日本を代表するフェリーでありますから、ひかくされてしまうのもいたし方が無いのかな・・・、なんて思ってみたり。

っということで、第4セクターの乗船記では初となります、太平洋フェリー「いしかり」の乗船記になります。


苫小牧からバスで西港フェリーターミナルへ・・・、バスが20分以上遅延していたため、慌てて乗船手続きをして乗船と相成りました。





現在の「いしかり」は三代目に当り、2011年にリプレスされました。

総トン数15762㌧の国内最大級のフェリー。


では乗船して見ます。







エントランスと案内所。

まあ正直なところ、床の絨毯が明るい色のせいか、シミが目立つのがなんともはやww



こちらが売店、国内フェリーでも屈指の品揃えではないかと思いますね。

一階上に上がれば、ヨットクラブと名づけられたスナックコーナー、





広々とした空間で、いしかりはパブリックスペースをかなり多く取ったフェリーですね。

なおパブリックスペースにあるコンセントは、ここの窓に向いた座席にあるだけですね・・・



後は展望風呂とか



今更ながらに和室の二等があるのはねぇ・・・


っと今回はS寝台を利用してみました。





前の船には、それこそカプセルホテルのカプセルがそのまま設置されていましたが、空調の吹き出し口も寝台内にあり、TVが付いた結構快適な空間になっています。


では当日の様子などを。

船内探検も終わり、夕食にレストランに行こうと思ったのですが・・・、まあ混んでいるんだなこれがww

っということで、翌朝の朝食にレストラン利用を回して、



スナックコーナーできつねそばを食べてから、太平洋フェリー名物の、ラウンジでのショーを見学。





この日は乗船194人ということで、ラウンジもちょっと寂しい感じ、マリンバとピアノの演奏がありました。

コレを鑑賞してから、ベットで就寝。

次の日は


快晴の太平洋を一路仙台へ南下、おはよう放送は気仙沼沖でした。

ではレストランへGO。





バイキング形式なんですが、まあ乗客がクルーズ目的のご年配の方が多いせいか、和食主体というか、ご飯をよそってくれる係員はいるんですが、パンは片隅の方に追いやられているような感じ、純粋にフェリーとしての利用客は、レストランを利用しないで、スナックコーナーを利用している感じですね・・・、ヨットクラブには、朝食セットメニューもありますしね・・・


っと、仙台港接岸時にこんなものが見られたり


もやいをトレーラーヘッドで引っ張るとは、初めて見ましたww

仙台港で約三分の一が下船と、まあ主力は旅行会社が募集するクルーズなのね・・・


太平洋フェリー「いしかり」の静粛性の高さは特筆すべきところではありますが、なんかフェリーはコレじゃない感があり、正直言って、第4セクターはフェリーらしいフェリーの、新日本海フェリーの方が好きですね・・

まあ第4セクターの個人的感想ですので、その点はあしからずご了承ください。

まあ気軽に豪華な船旅を味わえる点では、お勧めしたい航路ではあります。