浜松交響吹奏楽団第44回定期演奏会

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今年はミナミ退役の5名で1台の車に乗って浜松までやってきた。宿泊の日程は組めないが旅費は割勘になるので安上がりだ。ただ富山からだとやはり4.5h掛かる。予定より少々遅く11:35ぐらいにさわやか(ファミレス)の駐車場に入ったらその時点で40分待ちという状態だった。『まあ開演まで1時間半以上あるし』と余裕をこいていたけれど、実際に食べ終わって店を出たのが開演15分前…その時点で間に合うとは思っていなかった。しかし一応急いでみる。余裕が無いのでやや割高のアクト下の駐車場に入れようとするもまさかの満車表示…なんてこった!という事で一度辺りをぐるっと回って自走式の立体駐車場が空車になっていたのでとにかく入った。エレベーター降りて建物の外に出た時点で時計は13:30を指していた。

 


悠長にげんこつハンバーグ食ってる場合ではない(汗)


あ~あ…間に合わんかった(涙)と思ったけれど一応急ぐ。

受付で取り置きになっているチケットを受け取って各自に配り1階上がってもぎってもらう。座席は指定席でありさらにもう1階駆け上がる。するとまだホールのドアが開いていて中から拍手が聞こえてきた。時計は13:35を過ぎていたがまだ開演していないようだった。ラッキー!遅れてついてきたメンバーに促して慌てて席に着いた。演奏開始約20秒前だった。

2F中央前から5列目…素晴らしい眺めだ。眺めだけでなくて音も立体的に聴こえてくる。演奏は相変わらず素晴らしく、特にコンクールの課題曲と第一部メインの曲がよく練習されていて素晴らしかったと思う。第二部のポップスステージはおそろいの衣装である銀スパンコールのベストを着用していて『ああいうのサイズとか合わんかったらタイヘン』と思っていたけれど、よくよく見たら浜響吹の団員さんって恰幅のある人がいない。うちの楽団と正反対ですねと横にいるオカザキさんと話していた(笑)演出とかソロとかいろいろあったけれど、全体的に大人しい印象だった。

第三部は天野先生のGRシンフォニックセレクションで、我々にとっても懐かしい選曲だ。思えば2001年の全日本吹奏楽コンクールで出場順2番の我々はこのアクトシティ浜松の舞台裏で出場順1番の浜響吹さんの演奏を聴いていた。その時の浜響吹さんの自由曲がこのGRシンフォニックセレクションだった。終楽章は前年に我々の楽団が演奏していたGR3番の終楽章と同じ曲…とても刺激的だった。ささきさんのユーフォの濃い音が反響板を突き抜けガンガン耳に入ってきた。なお直前のウォーミングアップの中ホールで初めてささきさんとお話しして現在に至ってる訳だ。実に感慨深い!まあそれはそうと曲はなかなか懐かしかった。ただ『こんなん演奏されたら終楽章で涙垂れ流しかも?』って思っていたが、案外そういう事はなく、むしろ冷静に『いやいやいやソコはアッチェルし過ぎだろ?』とか『その最後のシンバルは蛇足だろ』とか見解の違いが気になり感情移入出来なかった。曲を知っている事が逆に仇になってしまったかな。しかしアンコール最後のバーナムを聴いて満足!天野先生が曲に合わせてピアノを弾いておられたり、おりも氏がラッパを吹いていたりとても楽しい最後だった。

終演後ロビーに降りて、またコングレスセンターのエントランスで関係者の方々に挨拶。あとささきさんを出待ちして開演前に受付に預けられなかった差し入れを無事にお渡しする事が出来た。

その後開店と同時にうなぎの村こしへ…昼に食べたげんこつハンバーグがまだ残っているような感じだがその上からうな茶を流し込んできた。美味!今年も無事に浜松に来れて良かった。

 

間違いなく美味い!

そして帰途に就く。浜名湖SAを出たらナビにおもむろにCDを差し込んだ。その昔我々が録音した『BR』だ。本当は天野先生にサインして欲しかったけれど残念ながら時間が無くそのまま持って帰る事になったが、長い道中じっくり聞く事が出来たと思う。何ていうんだろう?まだ真新しく正確に動く機械を見ているような印象だった。16年経った今は油が切れたり壊れかけたり(汗)まあそれでもまだ演奏しているし今後も続けて行く事だろう。この時のような精巧な演奏は出来ないだろうけれど…でもってやはりこっちに収録されているGRの方がしっくり来る(笑)

オカザキさん家に着いたら解散になる。自分の車に乗り換えて流す音楽は昨秋に演奏した『スペイン』で同じ楽譜を今日の演奏会でやっておられ、細かいところ揃っているし上手だとは思ったが負けてる感じはしない。むしろ俺たちの方が面白くね(上手いではない)?とか思っていた。いろんな濃い味がする演奏だ(笑)思えば自分が大学1年だから1993年の冬にOBの方に無理にミナミの演奏会のチケットを買わされ、社会人の楽団なんか興味なかったけれど勿体無いから聴きに行ったのがキッカケでミナミが好きになった。第三部のポップス・ステージがとにかく聴いていて楽しく、客席を高揚の渦に巻き込んでいくような演奏だったと思う。こういうノリは高岡になかったので18歳の自分には衝撃的だったんだ。自分もその一員になりたいと思ったし、そういう演奏がしたいとも思った。でその後念願かなったもののミナミはコンクール全国大会とか行くようになってから難しい楽団になってしまった。

だけれどささきさんとこうやってお付き合い出来たので全国大会も悪くないと思う。その後の自分らが落ちぶれているのは残念であるが、こうやって浜松まで演奏会を聴きに行く事によってまた心の中にポッと火がともる感じがするのは良い事だと思う。素敵な演奏会ありがとうございました!

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