NPO法人 肺がん患者の会 ワンステップ

2016年4月15日、NPOへ。2年目です。いろいろやっていきます~


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こんにちは。

てるっちさんのインタビューが続いていますが、今回は別のお話。

 

おしゃべり会の報告のところで

来月、手術を受けられる方からのコメントが入りました。

 

そこには「不安だらけ」と書いてありました。

 

なんてったって、初めてのことですから、不安になるのは当然です。

そんな気持ちを察して、先月手術したばっかりのDolceさんより、コメントが入りました。

こちらにて公開させていただきます。

 

 

手術を控え不安でいっぱいのことと思います。
私は㋇に左肺上葉摘出手術をしました。㋆半ばに手術することが決まったのに順番待ちで1ヶ月くらい待ちました。待っている間やっぱり怖い・・・という気持ちで具合が悪くなりそうでした。だからお気持ちがよ~くわかります。
でも大丈夫です。お医者さんたちは最善の方法で、痛みが一番少なくなるように、ちゃんと考えていてくれてます。もちろん術中はなんにもわかりません。ど~んと構えていて大丈夫です。
応援しています。次回のおしゃべり会ではぜひお会いしましょうね。

 

 

 
ありがとうございます。

「待っているときの不安で具合が悪くなりそう」は本当にそうだなと思います。

 

 

 

 

そういえば、逆の不安もありますよ。

私・さくえもんは、3年半くらい前に手術を経験しています。右肺を全摘出しました。そのときは手術の5日くらい前に入院しました。通常、入院するのは手術の前日か2日前くらいだと思います。私は、検査の事情や、土日の関係もあって結構前に入院することになりました。

 

そしたらね、先生がいきなり私のところへ来て、こういうんですよ。

 


「手術がひとつキャンセルになりました。長谷川さん、今夜どうですか?」

 


いやー、大変びっくりいたしました。

「今夜どうですか?」ですよ

 

日本語の使い方として、「今夜どうですか?」という言葉がきたら、「ちょっと一杯いきましょう。」という言葉が続くはずです。

 

それがさ、

「今夜どうですか?」→「手術できます。」

ですよ。

 

そのとき、家族がなんたらかんたら、とかしゃべった記憶があります。やはり慌てていたようで、先生がその姿を見て、

「やっぱりスケジュールどおりでいきましょう」

となりました。

 


なんというんでしょうかね、待ち時間長いのも嫌だけど、待ち時間少ないのも嫌ですね、というお話でした。

 

そうそう。
私は右肺の全摘出ですから、けっこう大きな手術と覚悟していたんですが、先生にとっては、「いつでもできちゃう手術」ということかもしれない、とも思いました。
もっというと、患者にとって手術は、人生にそう何度もない「非日常」ですけども、お医者さんにとっては週に何度もある「日常」です。さくさく過ぎていく。そんな大変なことではないかもしれません。そう考えると、気持ちが少し楽になったのを覚えています。



この話が役に立つかわかりませんが、

全国のこれから手術の方、応援しています!

 

 

★お知らせ

NPO法人キャンサーネットジャパンさん(監修・肺がん医療向上委員会)が肺がん患者さんのアンケートを行っています。その結果を学会報告や論文投稿するとか。医療向上のため、みなさんにご協力をお願いできればと思います。
こちらをクリック!
5~10分ほどのインターネットアンケートでお手軽です。ぜひよろしくお願いします。

 

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こんにちは。

今日は「がん哲学外来」に行ってまいりました。
その話を書きたいと思います。


がん哲学外来とは・・・


順天堂大学の病理医・樋野興夫先生がはじめたものです。
がんと告知され、不安を抱える患者さんと接するうち、「がん医療に足りない何か」があると感じるようになったそうです。それは、一般的なセカンドオピニオンやカウンセリングとは異なる、患者さんの「人間性」や「尊厳」に触れるようなもの、とのこと。


そんな医療の現場と患者さんの「すきま」を埋めるものとして、がん哲学外来は始まったそうです。


患者さんと面談して、その状況に合わせて、樋野先生が言葉をくれます。
「言葉の処方箋」とも言われています。

 

では、私・長谷川がどんな言葉をもらったのか?いろいろな言葉をいただきましたが、2つほどご紹介します。

 

まず一つ目。

がん患者になると、いつも病状のことを気にしています。ちょっと頭痛がすれば、脳転移ではないのか?咳をすると悪化しているのではないか?などなど、キリがありません。そればっかり。そんな状況に対して・・・


樋野先生は、東郷平八郎ががんで亡くなったときのことを話してくれました。晩年、がんを患っていたのですが、そこから来る痛みに耐えられず、「痛い、痛い、なんとかならんのか」と何度も言っていたとか。
主治医は一言、「そういうものです」と言ったそうな。

以来、東郷平八郎は「痛い、痛い」と一言も言わなくなったそうです。樋野先生はこの話の後、言葉をくれました。

『「解決しなくても、解消する」だよ。東郷平八郎の場合、なにも解決はしてない。何一ついい事は起こっていない。でも悩みは解消している。悩みの順番が変わったんだ。』

 

いただいた言葉

「解決しなくても、解消する」

 



では、2つ目です。

今、私はできるだけ仕事をしたいなと考えています。がんという治らない病気を患っていますが、「どう生きるか」はあんまりがんとは関係がないのではないか、と最近思うようになりました。そんなことを話していると、樋野先生は次の言葉をくれました。


「人生の目的は品性を完成するにあり」


内村鑑三の言葉だそうです。


「品性の完成」とはどういうことでしょうか?

品性とは、人格であり、人としての品位だそうです。私は40年以上生きていますが、自分に「品性」とか「品位」という言葉をはめたことがなく、イマイチよくわかりません。「うーん…?」なんて顔をしていると、「品性とはその人自身のことだ」と続けてくれました。そして、目の前のことに一生懸命に取り組み、それによって人が喜んでくれれば、品性は磨かれるとのこと。つまり、思い切って解釈すると、「自分を全うしろ」(できる範囲で)ということと受け取りました。

そうそう、そうだよね、全うするだけだ。

背中を押してもらった気分になりましたよ。


いただいた言葉
「人生の目的は品性を完成するにあり」

他にも、勝海舟の言葉をいただいたりしました。
全国のいろいろなところでやっていて、無料です。それから、教会で行われることが多いようで、つまり患者だけでなく、健康な方も来ています。関心があればどうぞ。


 


それから告知です!

肺がん患者の会 ワンステップ!初の「おしゃべり会」が決定いたしました。

66日土曜日 13:001500 場所は東京駅近く。

どなたでも大歓迎♪

参加希望の方はメールくださいませ。



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