３月２９日（金）「ビリーケン・キッドプロデュース興行」
ナスキーホール・梅田 １８：３０開始 観衆７１人
[コラム記事]
アップルみゆき、チバリヨー！琉球の赤き花となれ 2013年4月 1日 03:20(デイリースポーツ「特選格闘技」スタッフのロープブレイクタイム)
[ツイッターまとめ]
2013.3.29 大阪プロレス「ビリーケン・キッドプロデュース興行」
…観戦しましたので感想も少し。
今回の選手プロデュース興行はビリーさん。
それが目当てのお客さんもいつつ、吉野さんが前説で聞くと、けっこう初観戦の方も。春休みということで子供たちがサイドの最前列に。彼らが野球帽をかぶっていたので吉野さんが野球ネタでそれをいじるいじるw
プロデューサーのビリーさんが挨拶。第一試合が３ウェイ、「初観戦の方にはわかりにくい試合形式、すみません！」、そしてメインでは女子選手であるアップルみゆき選手が、男である自分と戦うことを「はっきりいってかわいそうです、すみません!」と謝るビリー。…なんでそんなに後ろ向きな姿勢なんすか(汗)
入場式は、「出たい選手だけ出てきてください」とビリー。するときたのはヤキさんだけ(汗)しめようとしたところで原田君がきてタオルのPR。…なにこの形式wちょっと新しいけど、ぐだぐだ感w
■３ＷＡＹマッチ２０分１本勝負
○原田大輔
（１１分１５秒エビ固め）
×スパイダー・Ｊ
※もう一人はＨＡＹＡＴＡ
第一試合、グレア二人とジョーカー一人の状況に不平言いまくるスパイダー。
これで原田ハヤタが結託したハンディ戦になるかと思いきや、隙をついて原田に攻撃するハヤタ。なにげにこのハヤタさんのこずるい攻撃が多かったw
その流れで、ハヤタスパイダーのかつての連携のような動きも。しかしこれにキレたか原田の反撃がえぐいえぐい(汗)
最後は丸め込み合戦を切り返して原田が勝利。
試合後、スパイダーは「こんなわかりにくい試合形式させやがって。だが、来週は俺がわかりやすい試合をしてやる。来週金曜はスパイダープロデュース、プチシークレットジョーカーだ!」と、次週のプロデュースデー開催を発表。
■タッグマッチ３０分１本勝負
えべっさん＆○救世忍者乱丸
（１３分１７秒忍法まるめこみの術）
松山勘十郎＆×タコヤキーダー
第二試合、前説で吉野さんがいじってた野球好き少年に向かって江川卓のモノマネをしてみせるえべっさん。…絶対わからんやろ、少年(汗)
さらにも随所にはさむ小ネタがヒロシだったり「ねんでだろ～」のテツアンドトモだったり。なぜ今そのチョイス(汗)
ヤキさんとえべっさんのロープワークは気がつけばリング内を走るだけのジョギングに。
かと思えば勘ちゃんが十六夜清心で見事なトペを見せる緩急ぶり。
試合後は、勝利した乱丸さんが、6/16の乱丸フェスタ開催をPR。また多彩な選手の参戦あるかな?
お楽しみ抽選会は原田ハヤタのお二人という珍しい方たち。特に、ハヤタさんが抽選箱持ってるとこって初めて見たよ。
■３０分１本勝負
○ビリーケン・キッド
（１１分４８秒ベルティゴ→片エビ固め）
×アップルみゆき
メインはアップルvsビリー。
いつもはちょっと楽しい言葉や油断させるような態度で相手を翻弄するアポたんだけど、今日はそれが一切なし。
対するビリーも、、女子選手とのシリアスなシングルはほぼ初めてと思われるけど、はり手の音からして容赦ない。
序盤から苦しい状態で防戦一方のアップル、それでもビリーは攻撃の手を緩めない。
が、アップルはコーナーでビリンコバスターにいこうとしたビリーの足を潜り抜け、逆さづりにしたビリーにドロップキックで反撃!
こうもり吊り落としにいくビリー、アップルはそれを切り返してDDTに鮮やかにきめるがフォールは奪えず。
ビリーは再度のこうもり吊り落とし、これで勝負ありかと思われたけど肩をあげるアップル。すごいよアポたん!
しかしラストはビリーがベルティゴ、さすがにこれはアップル返せず3カウント。
…いろんな試合をやったきたアポたんの中で、この試合はどのぐらいハードなものだったろうか…。
*
試合後、「アップルみゆき、女の子にしとくには惜しいよ」とビリー。アポたんはもう泣いてる…
4月にアップルが沖縄へ行って琉球ドラゴンプロレスに入団すること、自分とのシングルをやりたいといっていたこと、だからこそここで戦ったことを話すビリー。
アップルは「ビリーさんに沖縄に行くことを話したら、シングルやろうといってくれました。だけど時間もないし、無理と思っていたら、ご自分の興行で実現してくれました。お客さんはもっとほかに見たい試合もあったかもしれないのに、でも、たくさん見に来てくれて、シングルができて本当によかったです」とずっと涙声…。
ビリーは「アップルみゆきは沖縄に行ったら名前が変わります。アップルみゆきグッズをぜひ今のうちにお買い上げください!」とPR。…楽しい感じにもっていきつつこの方はもう、ほんとに…w
最後のしめはビリーが「アップルみゆき!」というと、お客さんみんなで「産地直送!」のレスポンス。
すると「フレッシュもぎたて!」のイントロの、アポたんの旧テーマが。
アポたんはこれに照れて苦笑い。アポたんを肩車してあげるビリーさんがなんともやさしくて。
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試合をしたかったアポたんと、それにこたえて、かなえてあげたビリーさん。
これまでのお互いのがんばりを知っているからこそ、ここにつながった、つなげたんですよね。
そして、やりたいと思ったら、できる場所があるなら、こうしてやってきたのはビリーさんだよなあ…