応用と秘技

テーマ:
昨日の続き。
師からは基礎を教えていただき、応用は師からの教えを土台に自分で築いて行くもんだという話。
これが難しく、基礎からの延長でない場合や、他連のパクリとかだとこっぴどく怒られる。散々怒られてきた。怒られては工夫し、また怒られては工夫し、いつの間にか怒られなくなる。その時に自分のオリジナル、つまり自分だけの応用が出来上がる。

ところで、応用とは異なる秘技というのがある。これはしっかりと教えて頂く。戸塚流の秘技は幾つかある。師が最も大切にしてきたことと、特別な技法、その二種類ある。特別な技法はむやみやたら人前ではやらない。ここ一番というところでやる。
秘技は秘技として教わった。

磨くのは基礎であり、そこから応用を作り上げ、一方で伝わる秘技は守っていく。
私もいつか伝わった秘技と、自分の応用を秘技として伝えたい。


AD

応用を教えることはない

テーマ:
指導を行っていると99%は基本の繰り返し。応用の手を教えることは殆どない。
でも応用の考え方を指導することはある。応用とは基本がしっかりと身についた上で、本人の努力と知恵と工夫で身に付くもの。それを人が教えたらそれはつまり基本と言うことだ。

太鼓で言えば大抵殆どの人のバチの握り方や突き方、間の取り方、強弱、真ん中を打つことなどができないので、そういう部分を根気よく教える。それで一日の稽古は終わる。

基本の稽古が完了するには、私で17年間。17年経った時に師匠から、よし、次に応用をやっていくか、と言われた。そこで教えいただいたのは、技術ではなく応用をどのように自分で深め作っていくのか?その考えを教えていただいた。

基本は師から学ぶもの。
応用は師からの考え方を土台に、自分で生み出すもの。


AD

理論が共通言語

テーマ:
稽古では基本を通じて理論を学んで行きます。
そして人に教えていくときには師の言葉の通りに教えはじめ、徐々に自分なりの表現で説明していきます。
これが理論をわかっておらず、師が使わない全くのオリジナルで指導するならば、それは師から十分学んだとは言えないでしょう。
理論をしっかり学ぶためには、いろいろポイントがあります。
情熱を持って身に付けようとする気持ち。
圧倒的な量の稽古。
師匠との対話。
お囃子に関わっている圧倒的時間。

今、来月の出番に向けて独習していますが、独りで吹いていてもドンドン改善ポイントが出てきます。もう26年やっていてもまだまだ出てきます。
師の声が聞こえてきます。「あそこもっとこうしたらよい」とか。初めて思うことも気付くことも全部師匠の言葉。でも私も提案しています。
「いや、師匠、そこはこんな風にしてみたいと思います」

そんなやりとりをしながら稽古しています。
師匠のつくった絶対的な囃子の理論。これが共通言語であり、コレさえあればいくら師匠が旅たたれても、いつでも話が出きるわけです。宗教の経典なみですね。

いつか作るかな。
文書化。
AD

お囃子 インドネシアにて

テーマ:

久しぶりのブログです。

 

お囃子についてです。

私、今インドネシア国に移住しており、既に半年経過しました。

半年経過して何か変わってきたこと、、、
お囃子が一人でしかできない分、一人の研究に夢中になっています。
これまでお囃子を26年間、師匠の下では20年間ひたすらにやってきましたが、次の4点を主にやっております。

 

①個人の引き続きの稽古。
②立ち止まって修行してきたことを整理する。
③お囃子の新たな曲、技術についての計画、方向性の検討。
④お囃子の組織としてどうあるべきかの計画と方向性の検討。
(狭義としての団体ではなく、広義意味でのジャンルとして)

 

この4つについて、日々取り組んでいます。
理由は、


①個人の引き続きの稽古。

当然。まずはここ。稽古していないということに危機感があります。演奏家は絶えず稽古。これは当たり前。
お囃子演奏家には往々にしています。普段稽古しない人。できる訳がありません。
私がリスペクトしているのはピアニストです。ピアニストは一日に何時間も稽古します。
そしてよく言われるのが、一日稽古をさぼると自分が気付き、二日稽古をさぼると先生が気付き、三日さぼると客が気付くとかとかいう話を聞いたことがあります。
さすがにそこまで自分を追い込むに至っていませんが、なるべくそうあるよう近付こうとは思っています。
2007年ドイツでの世界大会に行った際の最後の1ヵ月間だけはなんとかそんな感じになりました。
今はできる限り毎日稽古をするようにしています。そのままそれが当たり前になるようにしていきたいものです。

 

②立ち止まって修行してきたことを整理する。

この26年間、特に先生のところに弟子入りしてからの20年間非常に中身の濃い修行を送ってきました。
ここを一旦の区切りとして、整理することは自分の歩んできた道を記録することになりますし、戸塚囃子というものの定義付けが改めてできる訳であります。
後述しますが、戸塚囃子の定義は無形文化財指定当時と、現在とでは大きく様変わりしています。
そのことをしっかりと記録することは私の務めであると認識しています。師匠は残念ながらそれができずに旅立たれていきました。
大きく様変わりしているのは、事実であり、その事実・痕跡こそが戸塚囃子の現在の精神です。
つまり保存会ではないと。日々日々稽古している訳でありメンバーのみならず指導者、師匠も成長している訳であり、設立当初や25年前の文化財指定から大きく成長している訳です。
だからその軌跡を記録しないとならない訳です。
それは師匠と共に稽古を続けてきた者しかできない訳ですが、その者たちの責務でもあると思っています。

 

③お囃子の新たな曲、技術についての計画、方向性の検討。

師匠は過去2回私に言ったことがあります。
「新曲を作ったらいい」
これは大変難しいことです。正直今の私にはできません。
田淵流という流派から場合によっては逸脱してしまう行為です。しかし、絶えず時代に輝くお囃子を追求するならば、新曲の創作は必然と言えます。
それは大きな目標として、師匠たちがもういない今、私は誰からも指導を受けることは完全になくなってしまいました。
従ってこれからの40年以上を自分で技術を上げていくのは当然なことであり、今まで習ってきたことだけをやり続けるのは、向上心の無いことと同義です。
だからこそ、これからの曲の在り方、技術の追求はやっていかないとならない訳です。

 

④お囃子の組織としてどうあるべきかの計画と方向性の検討。

お囃子の保存会というのは、多くは狭い組織運営の中で行われていると感じています。
だから、和太鼓やらその他の和楽器に比べると全然流行っていませんですし、一部の人間だけがやっているような感じになってしまいます。
確かにお囃子は定義が難しく、それは土地によって異なるものです。
しかしもう少しお囃子自体の定義を明確にし、音楽シーン、文化シーンに浸透できるようにしていきたいもんです。
私はそういうことを考えていきたいと思っています。なので、ここでいう組織というのはそういう広義の意味です。
一団体をどうしようああしようという小さな問題のことではありません。

 

 

 

こうやって文字に並べると、なにやら難しいこと考えていそうですが、
本人的には非常に楽しんでやっています!
てか、当たり前のことだと思っていますんで。

なんてったって、お囃子ですから。

囃すのが目的ですから。(笑)
囃すための音楽をやっているのに、自分で稽古しないわ、習ったこと修行したこと全然分かりません、人に言えませんわ、向上心もって更に良くしようと思いませんわ、自分たちだけでできればいいわと思っているなんて、それじゃあ囃子の本質に逆らって全然違ったことやってしまいます。(笑)

だから私のこの行動は囃子をやる上では必然なんです。

 

そんなこんなで、熱帯のインドネシアで、毎日笛を吹き、パソコン使ってカチャカチャと楽譜や理論の整理のためのドキュメント作成に夢中になっています!

 

これからブログ更新頻度増やしていきます!

 

 

 

日本国内最後のライブ!

テーマ:
音楽、芸能、武道、仕事を愛するすべてのみなさんこんにちは。
本人、チョーさんこと、長南一樹です。
とんでもないライブが実現することになりました。
このライブ、いつかやりたいなぁと思っておりましたが、想像以上にインドネシア出国の準備が大変だったのと、まぁ今生の別れでもないし、いつかやればいいかなぁと思っておりましたが、バンド仲間が「これでチョーさんとのライブが最後になるのは絶対に嫌!」ということで、とあるライブの直後に急遽やることが決定。当初はALMA D'ALMA×アジャテの2本立てでしたが、どうせなら、全部入れたい!と思い、その日の昼間靖国神社で奉納囃子をやっている戸塚囃子の参加を決定させ、合気道もやりたく、私の最も好きなバンド「gajiro」との夢のコラボレーションという形で、演武をすることになりました。
だから、ALMA D'ALMA、アジャテ、戸塚囃子、合気道。全部あります。
そんなもんで、「チョーさんのすべて」です。
ところで、これ、最後のライブではありません。
私がこの4つをやっている訳ですが、これは勿論インドネシアでもやっていく予定です。
合気道も向こうでやり、そしてお囃子教室も立ち上げ、向こうのバンドに混ざってバンド活動もやります。日本を発信していきます。でもね、「言葉」による発信はせず、「行動」や「技」による発信にします。直接的な発信は短期的には良いですが、「根付かせる」ためには長期的な行動のみですね。
そんな野望がある中でのこれ。
つまりこのライブは、「行ってきますライブ」なのです。
さよならライブじゃないよ。
20歳くらいときからずっと夢見てきたことをようやく実現です。
長い、長い修行時代がありました。
20代でやってなくてよかった、、、というのもあります。やはり何事も基礎が重要ですからね。特に芸能・武道はね。
だから満を持しての、、ということになります。自分の中ではですね。
音楽、芸能、武道、仕事、すべて色々な人の協力がありました。
ここで初めて「仕事」というキーワードをFB上で出しましたが、20代前半バリ島で挫折を味わったのはなんといっても仕事の経験の無さでした。そこからガチで仕事をさせてもらい、様々な経験ができました。人生を歩む上での基礎力を付けることができました。
すべての関係者、お友達にできる限り見てもらいたいと思っています。
当日は、2,000円(1ドリンク込)で、翌日月曜日のお仕事を考慮し、22時には終わるように設定させていただきました!年度末最後の日曜日、4月を迎える前に英気を養いませんか?楽しみましょう!花見の二次会もかねて!みなさんで楽しみましょう!
会場でお待ちしております!
「戦行闘志」
意味は…、
まぁ読みと当て字から想像できるかと思います!その通りです!(笑)
これ、流行るかな…?(^^;


3月27日(日)
渋谷Club bar Family
戦行闘志
~チョーさんのすべて~

17時半オープン 18時スタート
前売り当日両2千円(1ドリンク込)

☆出演☆
Gajiro
ALMA D'ALMA
戸塚囃子
アジャテ

DJ AMAUU

司会 ジョニータ

HAYASHI MASTER a.k.a. チョーサン(実名:長南一樹)がすべての演目に出演、その魅力を余すことなく堪能できる奇跡のイベントが実現。4月からインドネシアに移住する彼の演奏及び演武を目撃できる貴重なチャンスとなる。

TIME TABLE(予定)
18:00 GAJIRO x 合気道
18:50 ALMA D'ALMA
19:40 戸塚囃子
20:30 アジャテ


https://www.facebook.com/events/583603078469911/

http://club-bar-family.com/