10年前の今日、工学試験宇宙機/小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられました。当初の思惑よりずっと手こずらせてくれて、そのかわりそれ以上の素晴らしい成果を出してくれました(まだ分析中のものもたくさんあります)。

この記念すべき日に平日ながら10周年企画講演会と懇親会が相模原で開催されました。講演会はこの夏に1号機が打ち上げとなる「イプシロン・ロケット」のお話と、「はやぶさ2」のお話と川口先生の「はやぶさに関する雑感」でした。川口先生のお話をちゃんと聴くのは初めてだったりします;ダジャレのオンパレードでした。

この日に合わせて「はやぶさ」の最新かつ最後のリーフレット「HAYABUSA Final」が作られ配られました。

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夏の特別公開で手に入れてください。ちなみに「はやぶさ」プロジェクトは今年の3月末日をもって終了、チームとしては解散しました。

その後は懇親会になりましたが、バリバリの若手の関係者は、現在「はやぶさ2」の一次噛み合せ試験の真っ最中で宴会どころではありません。結果、古手が集まった宴会になりましたが、宇宙研OB、当時のコマンダー、今は宇宙研とは関係ない仕事に従事しているメーカーの方、当時の運用当番やスーパーバイザ、軌道屋さんに電池屋さんと懐かしい顔ぶれでした。

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料理が若者向けで質より量だったのが残念。