すみません、なかなか記事が更新できず。

 

きちんとまとめて書こうとすると文章がすすまないことがあるので、その時にはとりとめのない事でも、ぽそっと書こうかなと思っています。

 

もしくは、以前にもやりましたが、この記事のコメント欄に質問をいただいたら、お返事を記事にして書こうと思います。コメント欄が小さいので書いても「字数オーバー」で消えてしまうこともあり、文章をコピーする前に消えてしまってがっくりすることも。記事に取り上げてお返事する場合は字数を気にせずに書ける・過去の参考記事を引用しやすい、などもありその点では書きやすいです。

 

全部のご質問にはお返事できないと思いますが、こちらの書きやすいという都合でのお返事の選別になり申し訳ないですが、それでよければコメント欄に書いてください。質問によっては過去の記事をお返事の代用にさせていただく場合もあると思います。

 

さて前置きが長くなりました・・・

今日の記事ですが、3月の終業式または卒業式まで順調な学校生活を送っていたのに、毎度毎度、4月、5月になると精神的に不安定になったり、極端に体調を崩したり、今まで順調だったパターンを一度すべて忘れたかのようにリセットしてしまう親族の子が一定数いますので、そのお話しです。

 

おそらく、今までのなじみある教室から移動して、新学期から慣れない教室になる(環境の変化)、クラス替えがあり、先生や友達のメンバーが変わる(自分がコントロールできない大きな変化)、新しい学習教材になる(新しいことへの不安)、などが一気に訪れるので、受け止めきれないのだろうと思います。

 

こうなると慣れるまでの勝負なのですが、放置するわけにもいかず、でも毎回の落ち込みや不安、混乱のパターンで親族の大人達もある程度「またか」と慣れているので、必要以上に過敏に対応するつもりはありません。

 

できることがあるとすれば、「今まで経験・体験してきたことを思い起こさせたり、再度経験させたりして安心感を思い出させる」ぐらいでしょうか。

 

一つの例ですが、小学5年生の親族の子が、学校が始まって3日と経たないうちに笑顔が無くなり、学校へ行く朝はのろのろと、気分が落ち込むようでした。

 

お母さんはこの子が4年生の時に繰り返し見て気に入っていたDVDがあったので、それを見つかりやすいようにテーブルに乗せておきました。ただのDVDではなく、療育関係のDVDです。以前に一度ご紹介しました。(過去記事: ソーシャルスキルを身につけるのに役に立つ「かも」しれない教材。)*文末に補足説明あります

 

このDVDはちょっと個性的で、説明の言葉の速度が速いです。ですので子供によって合う・合わないが顕著に出るのですが、この子は内容が実践的で役に立つと感じたようで、のめりこむように繰り返し見て学校生活を過ごすことに「安心」を得るツールとして使っているようでした。

 

内容は定番の、「ちょっとお風呂を見てきて」と親に言われたら、見てくるだけじゃなく「お風呂のお湯があふれないかを確認する」という意味が、「見てきて」の言葉に含まれている、というような説明をマンガの場面を通して教えてくれます。

 

言葉をうのみにしやすい、想像力がない発達凸凹の子にとって、こうした丁寧な言葉が持つ多様な意味を知るということは、学校でのお友達や先生との会話、コミュニケーションの際の困り感を減らしてくれます。

 

5年生になって不安だった3日を過ごし、帰宅してテーブルの上にあったこのDVDを「あ!あれだ!」と思いだし、いそいそと見ていたそうです。子供時代の発達障害の子と言うのは、自分が得た知識や工夫を忘れて行く傾向の子もいます。一度覚えると老人までずっと覚えている特性がある人もいます。

 

この子は自分の特性に「戻る」傾向が強く、繰り返し、数年ごとに一度学んだことを「覚え直し」することが必要で、そうして何年かごとに復習をしていくことで、自然に自分の力、スキルとして利用することができるようになっていくタイプです。

 

「あの時できるようになった。」と思いだすことで、上手くいかなくなった時や不安が押し寄せた時に、自分の中のお守りとして「過去の経験や記憶」を取り出して、心をなだめるような方法が向く子でもあります。

 

過去、このDVDを見て学校へ行くと、友達や先生の言っていることがなんとなく理解できた、掃除をする時にどんくさいとか言われることがなくなった(言葉の意味が取れるようになったので)、という記憶から、過去に少し得ることができた自信もまた、思い出すことができるのでしょう。

 

今5月になりましたが、4月の後半にはこの子は落ち着きました。子供の不調や不安は心の持ちようでもあり、その自信がない惑う、不安な気持ちの影響が言葉や態度の不調となって表に現れていたということでもあります。

 

こうした新学期のメンテナンスの方法は、1年生から4年生まで繰り返してきた中での経験を活かしています。高学年の子供に、1年生の時と同じように親があれこれ子供と会話したり学校の先生に電話したりするよりも、子供自身がこの4年で培ったもの、内面に持つ過去のやり直しの良いパターンを再現すること、自信を持てた過去の記憶を思い出させるきっかけを与える、そんな方法だけでも、解決できるという一つの例となったと思います。

 

ツールや手段はちょっと違いますが、他の親族の子も似たようなことが続きましたので、一つの実例として書いてみました。

 

<補足>

以前に親族が購入したDVDと、リンク先のDVDは商品が異なるようです。母親と男の子の会話の内容があるDVDを見ていますが、過去記事のリンク先のDVDは内容が学校生活に特化したものになっています。親族の子が見ていた「言葉の意味」を説明したDVDは単品で現在も販売しているかは不明です。

 


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