むむ むぅ 科学と倫理?

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皆様ハンサムさん
立春も過ぎ,春の気配芽を感じるこの頃です。
いかがお過ごしですか。
節分には、当家の恒例の一陽来復のお札を4日の0時に南南東の部屋の高い場所に無事に張ることが出来き,本年も金銀融通は完璧と言う事になりました。
今年は穴八幡神社鳥居が話題になったアニメーション「君の名は」に出てきたとかで,「きっと混むから、並んで待つのは嫌だ」と気短な妻は棄権、待つ事の煩わしさより金銀融通と 私と娘二人でお札を受けに行ってきました。
さて前回大阪大学名誉教授の橋本一成先生から,教えて頂き,5年越しで手に入れた解剖書の話をしてみましょう。
この解剖書の名称は「臨床応用局所解剖図譜」第1集,第2集の2冊です。
著者はペルンコップ 訳小川鼎三・石川浩一・佐藤達夫
https://en.wikipedia.org/wiki/Eduard_Pernkopf
現在解剖書は色々なものが販売されていますがこれは絶版。
古書でしか購入することができません。
橋本先生に身体均整法の理論的な原理の一つとなる副交感神経の存在についてお話を伺った時に紹介された書籍です。
正確・詳細かつ図譜の美しさで多くの医師から高い評価を受けた書籍でしたが、1996年にハワード・イスラエル博士によりその解剖標本が、ナチにより処刑された政治犯の身体であったことが証明され,また画家のサインにもナチ党員のシンボルがあることも明らかにされて、ペルンコップの著書の存在が倫理的な問題として扱われるようになってしまいました。
手元にある2冊の本はペルンコップの元の同僚のベルナープラッアーにより、問題の部分は編集されたものだそうです。
私は戦後生まれで,まったく戦争について知りませんし、恥ずかしながら歴史観についてまったく希薄でして、科学的レガシーが歴史により問題視される事に戸惑いを感じました。しかし人間の尊厳を否定した独裁者による多くの被害者の存在を考えれば、これも必然の事でありましょう。
ではパー
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皆様ハンサムさん

眼圧と脳脊髄液との関係、如何がでしたか。

前回紹介したのは眼圧と脳脊髄液の両者の関係が視神経に影響を与え、特に視神経の脳への出口における脳脊髄液の圧力が低いと正常圧緑内障の発生に関わると言う研究でした。

緑内障は急性のものは眼の痛み・頭痛・吐き気が生じたり、慢性になると視野が欠損したり,最悪失明などもおこる病気です。

 

普通、緑内障と言うと眼圧の高いタイプの緑内障を思い出します。

このタイプの緑内障を患っているクライアントさんが、身体の歪みを調整していると、(もちろんの事、足の操作と背中の皮膚に軽く接触するくらいの調整で眼に触れることは全くありません.)高かった眼圧が正常範囲になったりすることを経験するのですが、身体の仕組みにこの様な背景が組み込まれているからなのですね。

このことからも身体を整える大切さがご理解いただけると思います。

先の「正常眼圧緑内障」の場合でも、身体の歪みを調整することは,眼にとって良い身体環境を作り出すことができると考えています。

 

もう一点大事な事。

末梢に分布する神経の神経周膜を流れる脳脊髄液は手足の神経にまで及び、神経に加わる衝撃を緩衝するクッションの役目や中枢神経や末端神経に栄養を運ぶ働きもあるのです。

だから身体の歪みを適切に整えると「眼の症状」に限らず、身体の不調が無くなるということが起きてくるのです。

脳脊髄液の流れを「第三の循環系」として研究・発表された大阪大学名誉教授・橋本一成先生がお住みなっている宝塚に赴き,先生に直接ほぼ12時間に亙ってお話を伺った経緯については当ブログのアーカイブをお読みください。

橋本先生からその時にご紹介頂いた解剖書を5年越しで、やっと手に入れることができました。

次回にそれにまっわる話もしたいと思っています。

ではパー

大阪大学名誉教授・橋本一成先生にお話を伺う

part1.part2,part3,part4

2012年4月5日,10日、25日、5月8日

続く

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皆様ハンサムさん

 

本年もよろしくお願いします。鶏

松の内も開け,皆様いかがお過ごしですか。

小生、今日は毎年恒例の合気道関係の新年会があり,まだモードはお正月気分満々というところですか。

さて前回 身体の歪みを整えることにより,眼に関する自律神経が整い眼の症状が良くなる仕組みを説明しました。

もう一点大事な要素があります。

それは脳脊髄液の存在です。

脳脊髄液は脳室の3ヶ所にある脈絡叢で産出されます.

その循環についてはウィードにより1914年に提唱された脳のクモ膜顆粒を介して排出されると教科書や専門書に書き継がれてきましたが,1980年代の大阪大学の橋本一成教授の研究により脳脊髄液の一部は手足などに分布している末梢神経の回りにある膜の神経周膜のなかを流れて,リンパになると事が明らかにされ、数年前にやっと学会でも認められるようになりました。

当然、眼に分布する神経をとりまく神経周膜(視覚を仕切る視神経は末梢神経でなく中枢神経なのでクモ膜下腔)・にも脳脊髄液がながれてリンパに合流されます。

最近では眼と脳脊髄液の関係が眼科医に認められるようになったようです。

眼のなかには毛様体というところから角膜や水晶体等に栄養を与える房水が分泌されますが、これが眼圧を左右します。

この眼圧と脳脊髄液との圧勾配が神経障害と関係があるという研究が2010年に発表されました。

眼圧が高くない正常眼圧緑内障では、脳脊髄液の圧が低く、眼圧が視神経に影響を与えてしまうということです。

続く
 

 

 

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物が2重に見える Part 2

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皆様

ハンサムさん

東京もすっかり寒くなり,鍋鍋がおいしい季節になりました。

さて前回の滑車神経麻痺の話ですが,その後2回ほど調整し、まったく症状は消失しました。

 

身体均整法の調整と目の症状ですが,身体の観察により均整法の12の歪みのパターン(正確には内展体制という深い歪みのパータンを含め24種類)の該当する歪みまたはその組み合わせ見分け、それを整えると症状が改善されるものが出てくるのです。

 

器質的な変化が既に起こってしまっているものが良くなると言うのは、無理なのが当たり前。

それは医師の担当分野です。

 

身体の歪みを整えると、問題の部位の歪みによって関連する神経のトーンや血流等の自律神経が改善し、症状が良くなる。

言わば、傾いた家の土台を持ち上げたら,今まで開きにくかったドアーがよく開くようになったといったようなものだと思います。

 

簡単な例で言えば目を支配している交感神経は,胸骨(C8神経は頚椎7番)からでている交感神経 (毛様脊髄中枢)に由来しています。

目と遠く離れた胸骨や腰骨の調整により、副腎や交感神経,迷走神経に活が入り、目の症状の改善につながったりする訳です。

 

このようなことが、眼圧が下がった,重たい瞼が開いた,飛蚊症の症状が消えた,ドライアイの涙が出てきた,視点が合いよく見えるようになった等と調整後にクライアントさんがおっしゃるようなことが起こる背景なのですが、この他に、はつらつセラピーの調整法には秘密があります。

それはまた別の機会にパー

 

 

物が2重に見える。

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ハンサムさん

皆様

春以来のご無沙汰です。

今日は、予てよりご縁を頂いている医学部の4年生127名の学生さんに、漢方講義の一環で「気のめぐり」について身体均整法の観点から、4日間の講義と実習の最終日を無事おわらせることができました。

将来医師になられる方々に均整法にからんで、気の話をできたことは大変たのしい経験でした.その為か、少々ハイテンションで居ります。

 

本日のテーマはお医者さん繋がりで、「滑車神経麻痺」

何で滑車神経麻痺がお医者さんつながりか?

かなり短絡です。

このクライアントさんはお医者さん。

 

さて滑車神経は目を動かす脳神経の1つで上斜筋を支配しています。

麻痺していない側に頚を傾けると複視がなおります。aya

 

クライアントさん

「文字が2重に見え、MRIで検査したが異常は無いが,滑車神経麻痺の病名はつけられた」

ということでした。

早速身体を観察すると均整で言うところの生理的湾曲の狂い、アプライドキネシオロジーでいう、前クロエーカル(骨盤の重力のセンサーが狂って),ストレスのため副腎の働きがヘタってしまいそれが影響して目を動かす筋肉まで力がなくなってしまったようです。

副腎を整え、頭脳型の調整をすると。。。。。

「うむー普通に見える」ということになりました。

2回目はとりあえず早く整えたい旨を説明し終わりました。

続く

心の病 PART8

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ハンサムさん今日は東京にも桜の開花宣言が出ました。桜
皆さま 如何がお過ごしですか。桜**
気がつけば、三ヶ月もブログ更新もせずに居りました。
暮れから、以前紹介しました一般社団法人 身体均整師会出版「からだ,姿勢,健康,呼吸ー身体均整法研究」の2巻目に掲載されるために行われた座談会「12種体型-頭脳型』の注釈・手入れ校正 自業自得と言うか、その時の私の発言量が災いしてこれが結構の分量で,思いの外に手間取り,同時に、2巻に載せる別口の原稿依頼を気楽に引き受け、「脊髄反射法と身体均整法との関係を考察する-類別克服法の系譜」を投稿したり,確定申告ありのと言う訳で。。。。ございます。
弁解はさておき、「心の病」の本題に移りましょう。

心,感情,フィーリングなどが、脳が受け取る内臓感覚や身体感覚など身体からの情報が少なからず影響していることを説明してきました。
逆に姿勢の歪みから、その時の感情傾向や,精神的な問題がどの程度なのかを推測できることもお話ししました。
100年も前にアメリカの医師・エドモンド・ジェイコブソンは「リラックスした身体には不安は宿らない』と考え、開発した「漸進性弛緩療法」は筋肉を弛緩させることで、心のストレスを癒す方法ですが、私の身体均整師20数年の経験から,言えることは「心が病んだときは,精神科や心療内科,カウンセラーも結構ですが、漸進的弛緩法もさることながら、まずは身体の歪みを整えましょう。その時も、身体均整法の12種体型調整は大きな力を発揮します。」

この項のまとめに姿勢と心持ちとのおもしろい関係を紹介しましょう。
これは均整師の娘が教えてくれた
NHKのTED エイリー・カディ「ボディランゲージが人を作る」
https://www.youtube.com/watch?v=flQwXztDdfA
お薦めですよ。




心の病 7

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ハンサムさん
皆様
またびっくりポン現象が起こりました。
なんと当ブログが前回を上まるアクセス数をいただきました。

前回から、まだ更新もしていなく訳がわからない状態ですが、アクセスしてくださった方々ありがとうございます。

テレビ番組の「主治医の見つかる診療所」に出演することを切っ掛けに立ち上げた当ブログですが,家人には「もっと笑えるおもしろものを書いたら」「こんなの小難しいの誰が読むの」などの手厳しい意見を背に、書きつづけて9年間、とは言っても最近では月1回更新でしたが、まったく「継続は力」とは良く言ったものですね。

前回の続きに入りましょうか。

さてソマティックマーカー仮説で身体と心と脳の関係をご理解いただいたところで、
このテーマのpart3の稿で述べた
「心ハートとからだブルマ」は切っても切れない関係にあることを示す言葉 「心身不二」についてもう一度おさらいしてみましょう。

「心が病むと身体が病み,身体が病むと心が病む。」
「病は気から。」
「健全な精神は健全な肉体に宿る
こころこのように「こころと身体」の関係を聞く機会は案外多いとおもいます。

東洋医学の治療哲学では五臓の色体表,その中でも五志において、臓器に発する感情の関係が
挙げられています。

五臓と感情を結びつけて、

例えば 怒りは肝臓…何でもすぐに怒る人は肝臓の働きの矛盾を考え,逆にひどく怒ると肝臓を痛めるなどと臓器の働きと感情をリンクして考えます。

この東洋医学の考え方に立脚し,更に身体均整法では脊髄神経と臓器のつながりから,背骨の歪みがどのようになっているかと言う観点から,

怒っている人は、背骨から臓器に分布する脊髄神経とその臓器との関係から、肝臓に関係する椎骨、胸椎9番と胸椎10番もしくは胸椎10番、胸椎11番の変位が生じることが分かっているので、この自律神経の調整を通して体を整えることにより,感情・心にアプローチすることが可能なのです。

恐れたり、,悲しんだり、または憂いてしまったりする時には、その原因になる客観的な事象や、環境があるのでしょう。
しかしその時に生じた心の動きに伴った臓器の歪みは,その後もその時感じた感情・心の発火の閾値を下げしまうのです。

つまり身体、臓器の自律神経の変動により、その時に感じた感情を引きずり安くしてしまうのです。

こころの病を患っている方の 病の原因は,精神科や心療内科または臨床心理学者領域です。

今までの説明でご理解いただけたと思いますが、
身体均整法の調整は,医師など病気の専門家の治療をサポートし、その治療が有効に機能することを可能にする,「身体の環境作り」にお役に立てると言うことが出来るのです。
まさに創始者亀井師範がが残した「病を追わず」の実践なのです。

ベル 私が前・学園長を務めていた一般社団法人 身体均整師会付属
身体均整法学園 http://www.kinsei-gakuen.com/はこちらから。ベル

当学園の受講生・卒業者は
身体のことはまるで関わりがない方はもちろんの亊、指圧師,マッサージ師、鍼灸師,整骨師、理学療法士,整体師、WHO基準の教育を受けたカイロプラクター,看護師,助産師、
薬剤師、医師等の医療の専門家,博士号所有者、元大学教授、大学の副学長、年齢も経歴もいろいろ。

なぜ経歴のまったく異なる学生が一緒に勉強できるのか。

その答えは
身体均整法は故亀井進師範により創出され、
60有余年の歴史を有する日本が世界に誇れる、独自の理論体系を持つ身体調整法であり、どんな経歴をお持ちの方でも均整法を勉強しない限りは、身体均整法はわからないからのです。

さあ皆様
身体均整法を学んで、その精神である『世のため、人のため」をスローガンに健康開発・整姿(美容)開発・頭脳開発で世の中に貢献しようではありませんか





皆様ハンサムさん
びっくりポンです。
数日前、同業の娘が,FACEBOOKで当ブログを「マニアックすぎ」と評してくれたお陰で,ブログ開設以来のアクセス数を記録し、何だか気合が入っちゃいまして、今回は早めの更新に成りました。

日頃、私は家人に恥ずかしくなるくらい「わかりやすい質」と言われるのも,無理はないかと感じております。

びっくりポン現象はさておき,早速「ソマティックマーカー仮説」続きを始めましょう。
まずソマティックとは身体と言う意味で,マーカーは記録のマークの派生語なんですが、
自分的には「身体(情報)刻み感覚仮説」がいいじゃないかなぁと思っております。
と言うのは
アントニオ・ダマシオは、
情動,感情,推論・結論ー意志決定と言う枠組みの中で、
脳の前頭前皮質の働きである、体に起こることすべての情報、例えば五感や内臓痛・飢餓・渇き・満腹・悪心・痛み・尿意・ 便意・性欲などの内臓感覚・筋肉系の感覚や骨格系の感覚の体性感覚,などの身体感覚の集約と対応処理の中で,学習して、心を感じる脳を作り上げていく。

つまりところ、ソマティックマーカー仮説とは
「今までに前頭前皮質に刻み込まれた身体感覚が、心ー感情を脳で作り上げていくと言う仮説
」ざんすと言っちゃいましょうか。

この解釈、著書の原題を文字って youichi`s error と言うのでは頂けませんが、まぁ当たらずとも遠からず、ではないかぁとおもいます。

これを、 こころの病part2 で紹介した息子の運転で,私に不整脈が出た例を取って説明しましょう。

駐車している高級車と我が家の車との距離の視覚認識、近まる、心臓のドキドキが始まり、ぶっかる危ない思ったときの一連の心的動きが情動。

その後、駐車している車の脇を通るときに漠然と感じる不安感、これはその経験(前頭前皮質に刻まれた身体感覚)から不安という感情を感じる脳になると言うわけです。

感じる脳はダマシオの生存する脳(原題 デカルトの間違え)に続く著書で原題は
Looking for Spinoza(スピノザを探して)
スピノザはデカルトと立場の対峙する哲学的存在。
さて情動と感情、ソマテッィクマーク仮説,そして脳についてはこんな所にしておきます。
次回からは こころの病 のテーマの核心に入ります。

皆様ご期待ください。

余談・DVDのお薦め
昨日 「セッション」http://qq1q.biz/p0nLを見たのですが、最後は圧巻、寝るのを忘れて見てしまいました。久しぶりにおもしろかったです。





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皆様
大分、秋めいて来ましたが,ご機嫌いかがでしょうか。
ブログを更新してから、すでに2ヶ月もたってしまいました。

前回、既に慢性化している腰痛を例に、ストレスを中心にしたこころ(情動)の問題と個別の身体が持つ物理的な歪みから、その発症の原因を考えて来ました。

まずは補足として、身体の物理的な歪みが、痛みを作った例を挙げてみましょう。
2週間前ほどの例です。
前夜より、ベッドに横たわることももできないヒドい背部痛の男性。
観察では
均整法で言う,生理的湾曲の狂い,アプライド・キネシオロジーで言う視覚性立ち直り反射のくるいがでている。
東洋医学の五行の考えを元にした均整法の独特の観察により、精神的な歪みを読み込むと,腎と脾臓.つまりは恐れと考えすぎ(五行)。
まあこれだけの痛さー恐れが入るのもわかる。

足を使った運動を相当量こなしただろうなという歪みが見えてくる。

そこでご本人に尋ねると、
クライアント
「実はジョギングしたのですが,新しいジョギングシューズの初日で,靴が足に当たって痛かったのです。」

「それで分かりました.その背部痛の原因は慣れない靴のせいですね。」
このように足に合わないジョギングシューズが足の歪みを作り,その代償として首、背部痛が生じたことが分かりました。

この背部痛のように、特定の場所の物理的な歪みがほぼ直接的に、症状をつくる場合もあるわけです。
因みにこの方、次の日の2回目の調整で,完全に痛みがなくなりました。

さて今回の本題の「こころの病」に焦点を当ててみましょう。
「こころの病」と言っても,いろいろの症状・診断がありますでしょうね。
私は医師ではありませんので、これについては何とも言えません。
身体均整師として、心身症やこころの問題を身体の歪みの観点で考えるということです。

したがってこの観点での考察には限界はあります。
この限界についての説明は,後ほど述べたいとおもいます。

さて突然ですが、
「ソマティック・マーク仮説」って聞いたことがありますか。
ポルトガル生まれのアメリカ人神経学者.神経科医であるアントニオ・R・ダマシオの著書
「生存する脳」原題は(Descartes`Error-)デカルトの間違え
の中で述べられたことです。

皆様ご存知、デカルトはフランスの17世紀の哲学者で「我思う故,我あり」の言葉(命題)は有名ですよね。
「人間機械論」につながる、人間の精神と身体は別々に存在するという二元論を主張し、ギリシア哲学者アリストテレス「霊魂と肉体を表裏一体とする」の一元論の向こうを張るものです。

この認識の差は医学においては,
西洋医学に於ける専門,細分化,(二元論)
東洋医学に於ける全体からのアプローチ(一元論)
とそれぞれ病気に臨む立場を反映しています。

続く


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