今年、一回目。

テーマ:
ただいま法事のため帰省しております。
こっち、さすがにまだ寒い!
雪はないですけどね。

祖母の一周忌、
本当に久々に従兄弟揃う。
海外にいるお二人は除いて…ではありますが。
何か不思議な気持ち。
おにーちゃん、おねーちゃんと呼んでたけど、久々ので何て呼んでいいか一瞬迷っちゃう。


今年は後一回、法事が待っているので気は抜けませんが、まずは一段落。妹と弟、お疲れ様であります。ねーちゃんなんもしなかった気がする…すまぬ。

とりあえずイベントと神オリに集中だな!
ということで明日には東京。慌ただしい…!




劇団ゴールデンタイム!
#14 Science Fantasy channel
『碧き神海のオリオン
作・演出/佐東 丞
2017年5月31日(水)~6月4日(日) 大塚 萬劇場にて!


【STORY】

未曾有の天変地異により、世界の9割が海底に沈んだ。
暴れ狂う大波に、人々は為す術なく、繁栄の地を明け渡していった。
生き残った人々は、陸地を捨て、残された数少ない船に乗り、海上へと逃げ出していった。

そして、それから85年の月日が流れた。

『西暦』という暦を捨て、人々が海で暮らすようになったあの日から世界は
『海洋歴』という暦を用いている。

そう……人類は死滅してはいなかったのだ。

彼らは「船」から「艦」へと乗り換え、海上を。そして海底を新しい陸地とし
逞しく生き続けていた!

彼らは探し求める。遥か深海に眠る過去の世界の遺産を。

そして辿りつく

「神海」に眠る、この世界の真実に。

失くしたセカイを取り戻す。
浪漫溢れる和装スチームパンクファンタジー!












【cast】
青柳 みさと
長澤 嶺
手塚 優希
高橋 茉里
森 野熊
三瓶 真理
【以上、劇団ゴールデンタイム!】
あず まや
安部 昂希
井家 久美子(劇団アニマル王子)
石井田 拓己(劇団駄菓子屋ぶーとん)
井下 康平(夢散素)
上野 香奈(旋風計画)
片腹年彦(guizillen)
コイズミ ショウタ(コジョ)
佐倉 一芯(TheDustyWalls/矢来町BroadwayBoys)
笹井 雄吾(guizillen)
下村 芳範
末安 陸(guizillen)
須藤 飛鳥(ICLABO)
瀬戸口 桂一(ThreeQuater)
高木 碧
兎月 雪音
花里 紗知穂(ナマタマゴ)
深月 要(KOTEN)
やないさき(白米少女)
吉成 豊


【staff】

脚本:佐東 丞
演出:佐東 丞
照明:西重 明博
音響:大石 和洋
主題歌:結月 そら
舞台美術:SOS create
衣装、小道具:あひる式工房
殺陣指導:井下 康平(夢散素)
武具製作:福澤 利之(劇団鳳翼天翔)
制作:制作ちゃん
製作:劇団ゴールデンタイム!


井家扱いのチケットフォームはこちら
https://www.quartet-online.net/ticket/kamiori?m=0fbfhdd
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さて、今回も始まりました。役成仏企画という名の私的役考察?二次創作?

終わってみて思うことや芝居中に思ったことなんかで書いています。私だけ設定なんかもありますゆえ、共演者の皆様もご容赦ください…!
少し長くなりそう…か?
というわけで、心の広い方のみお進みくださいませ。
二幕始まり、緞帳の奥に現れたヤングお清に愛を込めて(笑)
↓↓↓



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



まだ春は先。
緑もまだない寂しい風景。

「お清、ごめんな…」

疲れきった父ちゃんと母ちゃんの顔。意味もわからず私に手を振る弟妹たち。
そして、私の手を引く見知らぬおじさん。

「…大丈夫だよ!父ちゃん、母ちゃん、みんな。達者でね!!」

よくあることだ。
貧しさゆえに娘を女衒に売り渡す。
よくあることなんだ。
もう見ることはないだろう景色はゆらゆらと歪んで、頬っぺたを滑る水を懸命に拭った。
あたしがこれから連れていかれるのは、
華やかで暗い街・吉原。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


吉原は今までの暮らしでは考えられないようなきらびやかな街だったけど、 その裏側に澱むどんよりした霧のような暗さに気づくのに、そう時間はかかんなかった。

あたしはといえば、失敗も多いし吉原の厳しい礼儀とかいうやつに従うことも苦手で。
ありんす言葉も覚えられず、新しい名前にも慣れず、ついお清と名乗ってはまた遣り手ばばあに叱られた。
折檻にあうこともしょっちゅう!
それでも泣きもしない私に、まだ店を継いだばかりっていう楼主の団さんも呆れていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あたしがつけられた姉女郎は、綺麗だけれど儚げな人だった。女郎同士の争いも好まず、ただ静かに微笑んでた。
女郎からの嫌がらせや、どんなお客であろうとそれは変わらなくて。
ある日、お客とお客の合間に姉さんと二人になったとき、少しだけ悲しい笑顔であたしの頭を撫でてくれた。

「お前は、その明るさと我慢強さが取り柄でありんすよ?大事にしなんし」
「…それだけって…なんだか馬鹿にされてるみたい」

そうしかめっ面で文句を言っても姉さんは怒らなかった。
その代わりにあたしの頬を引っ張ってこう言ったの。

「そんな顔では、良い旦那はつきんせんよ。ほら、笑いなんし。…わっちの好きなお前の笑顔を見せておくれ」


痛いよって抵抗したけど、あたしが降参するまで手を離さなかった
誰よりも大人の姉さんの子供みたいなやり方に、あたしは最後には吹き出しちゃった。
姉さんにはあたしと同じ年の妹がいたんだって。…いつのまにか、あたしも本当の姉さんみたいに思ってた。
嫌なこともたくさんあったけど、姉さんがこっそりお清って呼んでくれるその時だけは本当の笑顔になれたんだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あんた、何してんの」
ただただ降る雨の中、あたしは立っていて。
いつからそうしていたのか覚えてない。
いつも喧嘩を吹っ掛けてくる新造女郎。
…相変わらずうるさいな。

「あんたの姉さん、死んじゃったのに!」

この街で生きていたらいつかかってもおかしくない病。綺麗だった姉さんは、最期にはやつれて髪も抜けて、見る影もなく。
見たくなかった。認めたくなかった。




…もういいや。
あたしにとっての苦界は、吉原だけじゃなかった。この憂世自体が私の苦界だったんだ。あたしの名前を呼んでくれる人ももういない。

もうこのまま、雨に打たれて病にでもなって死んでしまえればいいけど、でもそんなに待てないや。
ゆっくりかんざしを引き抜こうとしたその時。



降り続いていた雨が止んで、雲間から少しだけ光が差した。
そして少しずつその光はあたりを照らし、濡れたあたしの体を徐々に暖め始める。

空に気をとられていたら、横から手拭いが飛んできた。
何も言わず、少し怒ったような顔で先ほどの女郎が投げつけてきたらしい。
顔面で受け止めてしまう。



あーもう!
なんてこんなに自分の思い通りにはいかないんだろう。それは雨が降ったり晴れたりするのと同じくらい。
生きようとすれば辛いことばかり。
死のうとすれば邪魔される。
泣きたくなんかないのに、こぼれてくる涙は止まってくれない。
「どうしたらいいの…?」


…不意にあたしの髪を撫でる感触がして。
声がした。

『笑いなんし』

驚いて振り返っても誰もいない。
でも今のは確かに姉さんの声で。
…そして抱き締められたような温もり。

『ほんにお清はしようのない子でありんすなあ


そしてその声が消えるのと同じくらいに、その気配は消えちゃった。

…今の、幻なんかじゃないよね?
涙はひかなかったけど、それでもあたしの心に灯りが点った。小さいけど、本当に暖かくて、きれいな光。


姉さん、心配かけてごめんなさい。
もう泣かないよ。
姉さんがそっちでも笑っていられるように、あたしはもっと強くなる。
姉さんが笑ってくれたように、
あたしも周りに笑ってあげる。


だって、お清は姉さんの妹分だもの。
吉原の暗い霧を吹き飛ばすくらい、わけないはずでしょ?
絶対に絶対に。
あたしらしいままで、吉原で生き抜いて見せるから。

だからちょっとだけ、見守っていてね。

(続)









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何だかんだと三回目。
連続でお邪魔しております劇団ゴールデンタイム!さん。ありがたや。
「憂世彼方」とはうってかわって、
こちらはファンタジー!
水没した世界、その中で繰り広げられる冒険物!という感じですかね。

4/1よりチケット予約開始です。
新しい情報がありましたら随時更新して参ります。

「憂世彼方」の私とは正反対…?のようでいて、本質はもしかしたら一緒なのかな?
是非是非ご来場くださいませ!!



劇団ゴールデンタイム!
#14 Science Fantasy channel
『碧き神海のオリオン
作・演出/佐東 丞
2017年5月31日(水)~6月4日(日) 大塚 萬劇場にて!


【STORY】

未曾有の天変地異により、世界の9割が海底に沈んだ。
暴れ狂う大波に、人々は為す術なく、繁栄の地を明け渡していった。
生き残った人々は、陸地を捨て、残された数少ない船に乗り、海上へと逃げ出していった。

そして、それから85年の月日が流れた。

『西暦』という暦を捨て、人々が海で暮らすようになったあの日から世界は
『海洋歴』という暦を用いている。

そう……人類は死滅してはいなかったのだ。

彼らは「船」から「艦」へと乗り換え、海上を。そして海底を新しい陸地とし
逞しく生き続けていた!

彼らは探し求める。遥か深海に眠る過去の世界の遺産を。

そして辿りつく

「神海」に眠る、この世界の真実に。

失くしたセカイを取り戻す。
浪漫溢れる和装スチームパンクファンタジー!












【cast】
青柳 みさと
長澤 嶺
手塚 優希
高橋 茉里
森 野熊
三瓶 真理
【以上、劇団ゴールデンタイム!】
あず まや
安部 昂希
井家 久美子(劇団アニマル王子)
石井田 拓己(劇団駄菓子屋ぶーとん)
井下 康平(夢散素)
上野 香奈(旋風計画)
片腹年彦(guizillen)
コイズミ ショウタ(コジョ)
佐倉 一芯(TheDustyWalls/矢来町BroadwayBoys)
笹井 雄吾(guizillen)
下村 芳範
末安 陸(guizillen)
須藤 飛鳥(ICLABO)
瀬戸口 桂一(ThreeQuater)
高木 碧
兎月 雪音
花里 紗知穂(ナマタマゴ)
深月 要(KOTEN)
やないさき(白米少女)
吉成 豊


【staff】

脚本:佐東 丞
演出:佐東 丞
照明:西重 明博
音響:大石 和洋
主題歌:結月 そら
舞台美術:SOS create
衣装、小道具:あひる式工房
殺陣指導:井下 康平(夢散素)
武具製作:福澤 利之(劇団鳳翼天翔)
制作:制作ちゃん
製作:劇団ゴールデンタイム!


井家扱いのチケットフォームはこちら
https://www.quartet-online.net/ticket/kamiori?m=0fbfhdd
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憂世の彼方に。

テーマ:
今更ですが、
劇団アニマル王子第20回公演
「憂世彼方ー霧の花街宵乃籠釣瓶ー」無事、終演いたしました。
たくさんのお客様にご来場いただき、ありがたい限りです。

終演してからもSNSなどで感想をいただいていたり、座組みんなもまだその余韻にわいわいしていて、いましばらく私もその波に乗っていたい気持ちです。

友人には、
「え!?冒頭で死んだ!?」と心配された私ですが、私の役である清さんが死んでからの物語、驚かせてごめんなさい(笑)

色々思うところのある役でした。今までいただいた母という役回りの中で、「母」と「女」の割合に悩んだりもしました。
ジュリエット女庭訓の定高もそういうとこあったけど、それよりもより女性だった気と思います。果たして、お客様にはどう映ったのか、気になるところ。

清という人が次郎左衛門に与えた影響が、この物語の根本にあるんだろうなと思うとプレッシャー半端ない気持ちもありましたが、なんとか舞台の上にいることができました。
絡みのあった佐野家の皆様のおかげかな。
個人的には二幕の頭はいっそ楽しかった(笑)



絶対に伝わらないかもなと思いながら、
次郎左衛門と二人だけの場面から八橋と次郎左衛門の場面に移ってからは、清は幽霊でした。
その場で、あの二人を見ていました。


ほら、いたでしょう、あなたをいとおしいといってくれる人。




また恒例役成仏企画的な戯れ言を書いてみようかなあと思っております。


とにもかくにもこの舞台に関わるすべてのお客様、スタッフ、そしお馬鹿で真面目で
愛すべきキャスト陣に最大の感謝を!!

みんなで憂世の彼方に来られたこと、本当に幸せです!!

ありがとうございました!!







三日目。憂世彼方

テーマ:
ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございます!!
劇団アニマル王子第20回公演「憂世彼方ー霧の花街宵乃籠釣瓶」本日三日目!

たくさんに皆様にご感想いただいて本当に嬉しいです。
今、舞台の上で色々な気持ちを受け取れることを幸せに思います。

誰もが幸せになってほしい という感想をお見かけしてその通りだなと。
私の役は、それが一番大事なのかもしれません。
嫌なことも辛いことも、
一生懸命頑張れば幸せになれるよ。

そんな綺麗事が現実には通用なんてしないのかもしれないけど、そう思うことはきっと糧になる。
また新しい世界をみるための力になる、縁になる。

そう信じて、私は今日も霧の花街に向かいます!!

まだ千秋楽以外はお席がございます!
どうか共に、霧が晴れた浮き世の彼方へ!!







◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

劇団アニマル王子 第20回公演
「憂世彼方-霧の花街宵乃籠釣瓶-」(うきよかなた -きりのはなまちよいのかごつるべ-)


【日程】
2017年3月15日(水)~19日(日)

【タイムスケジュール】
15(水) 19:00
16(木) 14:00☆A/19:00
17(金) 14:00☆B/19:00
18(土) 14:00/19:00
19(日) 13:00/17:00★
☆A…終演後「HIMA-JIN(小林千紘・古家後里恵)」&「あちはち本舗(井家久美子・なかがわあつこ)」によるアフターイベントあり
☆B・・・終演後「ギリギリでガリガリ!リ!(吉山博海・河合優)」による終演後アフターイベントあり
★・・・千秋楽バージョン特別カーテンコールあり


【チケット】
前売:3500円(前売り特典付)
当日:3800円
学割:2500円(要学生証提示)
 ※過去イベント特典による一部指定席を除き全席自由
※初日15日(水)公演のみ限定デザインチケット

ご予約はこちらから
http://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=&s=0ra5k200fqxit718&

【場所】
築地本願寺ブディストホール

東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺内第一伝道会館2F(築地本願寺を正面に右側 『レストラン紫水』と同入口)
メトロ日比谷線 築地駅 徒歩1分
メトロ有楽町線 新富町駅 徒歩か5分
都営浅草線 東銀座駅 徒歩5分
都営大江戸線 築地市場駅 徒歩5分

あらすじ]
時は享保、徳川吉宗の時代。
下野国で絹問屋を営む佐野次郎左衛門は、生まれつきその顔に醜い痣がある。
母の言いつけを守りまっすぐに生きているものの、その醜さゆえに人から疎まれることも多かった。

ある日、
次郎左衛門が商いで江戸・吉原に出向いた先で、橘屋お職・八橋花魁と出会い二人は一目で惹かれ合う。

一方、江戸の町は続く女郎斬りの噂で持ちきり。
陸奥国の降霊術師一族の血を引く女・竹原七美は、同心・羽林喜三郎にその力を見込まれ、女郎斬りの下手人を捕らえるために協力することになってしまう。

女郎斬りを調べている最中、七美は町で不思議な男を見つける。

その者の名は

「籠釣瓶(カゴツルべ)」

それは次郎左衛門の中に潜む、もうひとつの霊魂であった。

止まぬ女郎斬り

次郎左衛門と八橋の仲を良く思わぬ八橋の間夫・栄之丞の企み、次郎左衛門と籠釣瓶の悲しい過去…。
女たちの情念渦巻く吉原で、様々な人間達の想念が昏く深い霧のように次郎左衛門に忍び寄る。

その霧晴れたその時に
お天道様が照らすのは
市中騒がす女郎斬りか
人を愛する化け物か


◆◆◆◆◆◆◆◆