医学と遊びと製作と-本館-

医学部の勉強に悲鳴をあげつつ、
愚痴、感想、ゲーム製作記を記述します。

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この人はどんな疾患か


それを絞る時に当然のことながら患者さん本人の訴えであったり身体所見(聴診であったり視診などで得られる所見)は非常に重要です


それ単体で特異的なものもありますし、特異的な症状でなくともそこから鑑別疾患を挙げて予想をしながら血液検査や画像検査といった必要に応じた検査を進めることが出来るためです





......と国家試験の問題であったり典型的な症例だとこれで済むのですが、実際はそうではないことも結構多いのが実情です





例えばマイコプラズマ


マイコプラズマによる肺炎だと長引く咳、痰の絡まない咳(乾性咳嗽)、ペニシリンやセフェム系といった抗菌薬が投与されていたが効果がない、などが国家試験的にキーワードになります


......が、後輩が痰が絡んだ咳をずっとしていて『痰が絡まないから大丈夫です』なんて言っていたので慌てて病院にかかるように伝えました


重症、もしくは長期間かかっていると痰が絡むことがあるからです


この他、くも膜下出血なんていうのも怖いです


バットで殴られた痛みであるとか人生で経験のしたことの無い頭痛を訴えてくる患者さんが多いそうですが、『なんとなく頭が痛い』としか言わず意識もそれなりにはっきりしている、というケースがありました


こんな場合にこの疾患の可能性を除外していると重大な後遺症が......なんてことになりかねません





逆に画像検査で目立たない疾患もあります


脳梗塞となって早期の場合はCTで変化が乏しいことが多いです(専門医からするとearlyCTsignなんていうのが見えるらしい......)


何となく神経学的所見も目立たないし帰すか、なんて選択したら大変です





まだ学生ということもあり国家試験の問題をメインで見ているしか出来ませんが、実際の臨床の現場だとここまでハッキリした症例は無いんだろうなぁ......と思いながら問題演習を繰り返してます


この辺の感覚の違いが学生→研修医と立場が変わる時の1つの壁になっているのかもなぁ......と考えてしまいました

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