大人の発達心理学

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麹町アカデミアの授業「大人の発達心理学」がきのうから始まりました。

アメリカにいる加藤洋平先生とスカイプでつながって
講義を受けるというこの授業。
ロバート・キーガンの5つの発達段階モデルとオットー・ラスキーの
測定メソッドをもとに学んでいきます。

事前にケン・ウィルバーの「インテグラル理論入門 I 」を読み、
加藤先生の動画の講座を受けて、
それをもとに課題をやると
なかなかの勉強して臨んだのですが
(それ自体は大変でしたが)
とっても楽しい授業でした。
*先週は準認定ファンドレイザー試験の勉強していたから
なんだか、ここのところ頭を使いすぎておりやす…。

アカデミア

今まで、たとえば面談したりする時も、
この人はどんな人だろうかという観点で傾聴をしていくという姿勢でしたが
「どんな人か」(たとえばエニアグラムの性格類型としてそれを水平面とした場合)
「どんな意識段階か」
という点で、その深度を「発達段階」というものさしで見るという視点。

いやいや新鮮です。

また、今回の授業では
いわゆる「逐語録」のようなものを用いて
その会話から発達段階を探るという作業をしたのですが、
その内容からも
この発話を引き出す人のトレーニングの習熟度に関心しました。
(聞けば3年かかるとか)

参加者も、いろいろな背景な人が多いので、
発達段階4になった人も経営者で独裁的になって
2に退行するんじゃないか、みたいなところで
とてもおもしろい議論になったりしました。
(ただしその分、進みは遅いという)

ちなみに
2、欲求・願望による支配を強く受ける
3、他者の期待によて心のなかの多くの部分が占められる
4、他者を尊重しつつも自分独自の価値観を形成して意思決定を自らの力で行える
5、世界(宇宙)の絶え間ない流れに焦点を当てながら、自己のいかなる側面にも固執していない

心理学というのは、
結果的に自分の心理状態の棚卸になり、
おそらく、私は3をあまり望まず、4でありたいと思っている一方で
5、の境地には達せられないし、
達する事を今の自分は望んでいないだろうな、なんて考えていました。

この間しゃべくり007で坂上忍が
「俺や名倉や善悪潔癖」
と言っているのを聞いて、うーん私もだ~。
と激しく同意してしまった。

これって、許せないものは許せない、
固執しまくりなんだよな~。
いわゆる「正論」ってやつ。

これが折り合いがつくときが、果たしてくるのだろうか…。

とまあ、とっても、頭を使い、楽しく過ごしました。

麹町アカデミア↓
http://k-academia.co.jp/academic.html
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名古屋で土曜日の午前中授業を2時間半やって
ダッシュで伊勢神宮の外宮へ。

内宮は行きたかったが、
夜にはバレエのリハーサルがあるから
またまたダッシュで東京へ。




やっぱりいいねえ、伊勢神宮は。
新しくなってパワーアップしてました。

がんばろうっと。

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今日は母校の立教大学21世紀社会デザイン科の公開講演会
「311後の大学生の軌跡~継続するボランティア~」を聴きに来ました。

きっかけは、
11月に山元町に行った時に
埼玉から山元町に移り住んで農業やると、
ワイナリーを作って山元町の復興に役立ちたいと言う
若者に出会い、
その若者がそこで登壇して話しをするということから。

山元

↑この近くにワイナリーを作り始めているという。

その彼はトリを務め、
それ以外に9人の
震災後に東北にボランティアを行った学生さんの話しを聞いた。

いや、ボランティアに行ったのではない。
ボランティア団体を立ち上げたすごい若者ばかりだった。

大学生に何ができるんだ、と言われて
大学生の特徴である、
勢い、人を集められる、大学だからこそ場があるので継続できるという利点を活かす活動をする、
教授など大学のリソースを利用する、

といった女子学生の発表から始まり…。

被災地ボランティアと言うとハードルが高いから
まずは行って感じてほしいとバスツアーをしたり…。

被災地でイベントをしたらこんなことされても迷惑だと怒られて
だったら、いったい何が喜ばれるのだろうと
新たに時間をかけて被災地支援をする中でイベントを考えて実行した女子学生…。

2011年の3月11日に20歳の誕生日だったという仙台出身の人

ボランティアは「出来事」から継続することで「人」とのつばがりになる…。

放射能の影響を調べるための漁しかできない漁船に
大学生を乗せ、地域の人と大学生でこの問題を語る場を作った福島の学生…。

被災地で子どもの放課後の学習支援をしている人の言葉がしみた。

「ある男の子が言いました。
 誤解をおそれずに言うと震災があってよかった。
 彼は震災直前までいじめで不登校、
 父はリストラされてお酒におぼれて
 母に暴力を振るっていた。
 避難場所で多くの人に声をかけらて
 初めて自分の気持ちを打ち明けられた…と
 親でも先生でもない大学生が
 彼らに寄り添っています」

と。

おそらく、今の若ものは2極化、いや3極化しているのかもしれない。
ここのところ私が出会った20代~30代の若者は
社会課題に正面から向き合って
自分ができることを考えて
それを行動に起こすことができる。

自分の子どもたちに、どんな風な大人になってほしいか、
それはちょっと遠いけど
すくなくとも
こんな大学生になってくれたら
ちょっといいな、と思ってしまう。

もちろんその、山元町に移住した若者のプレゼンテーションもすばらしかった。
ワイナリーを作る過程で
ぜひ子どもを連れて手伝いに行きたいものだ。

立教

彼らが共通して言った言葉
なんて自分は無力なんだ…と。
そこから、微力でいいけどできることをやろうという
その過程から得るものの大きさは計り知れない。

転職して3カ月で
こんなにも多くの事を学べる50歳。
幸せだと、思う。
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個人面談でした

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きのうは、ちびっこの小学校の個人面談
⇒娘の中学の三者面談でした。

中学から見た外。

中学


まあ、去年までの娘の状況はあまりよろしくなくて、
女子の中で悩み
自分なりのやり方をしながらも
決してリーダーになるようなことはしなかった。

でも、きのう
「今度、移動教室で、女子の学年の室長です」
と先生に言われてびっくり!

学年の~。200人もいる学校だぞ~。

先生もすごく娘のことを信頼しているのが会話からもわかり、
みんなにいろいろ教えてあげるその教え方もうまいから、
友達からも信頼されているそうで。

そのわりにおもしろいらしい。
(まあ、そうだろう)

なんだか、いろいろあったけど
地元の公立にいかせてよかった。

成績も上位にいるようで。
自分でZ会の添削やら基礎英語やらやって勉強していて
ほとんど私は教えていないからね。

すごいなあ。

で、ちびはまあ、先生からも
明るく元気でみんなから慕われて
いいやつですよ、と。
若い男の先生なので
なんかあったらガツンと言ってくれる。

「ただ、兄と姉が、特に姉がすごく厳しくて
ちょっとかわいそうなんですね~」
と言ったら

「ねーちゃんのししゅんき、はやくおわらねーかな~って言ってますよ」

って。

こいつは大丈夫だ。

もうすぐ17歳。

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試験前の定番で
きのうは、下二人もいないので長男とカレー。

$少子化時代の子育てとキャリア教育と社会貢献-カレー


中学受験のころから国語が苦手な長男は、
毎回国語について試験前に私に指導を仰ぐ。

今回は、汐見稔幸氏の文章で、
調べたら神戸市外国語大学で出題された
2001年に岩波の「世界」に掲載された文章の抜粋のようです。

まずは、
「今の若者には、なにかうまくいかない時に、
全て人のせいにするやつか、全て自分のせいにするやつしかいない。
前者はキレる。後者はひきこもる。中間がいない」
の自罰と他罰の2軸の説明の文章がでてくる。

次に、

「『よい』『わるい』の二分法を超えて」
アダルトチルドレンの特徴をあげて
「常に責任をとりすぎるか、責任をとらなさすぎるかである」
の2軸。

こちらも、中間がない。
保守か革新か、勝ちかまけか、○か×か…
すべてがよいかわるいかの2軸に分けてしまうために
適応できないとか、混乱するという話。

特に、核家族化して、忙しい父とのかかわりは薄く、
母の価値観だけで育つと、
たった一人の「よい、わるい」で物事を判断してしまうという危険がある。
特に女性は母のようになりたくないと拒食になったりと。

長男に、
どう思う?というと
まあ、おれは自罰気味で、まじめすぎるかもね。
って。

まあ、どんなことも、
自分のここがよかった悪かったも大事だし、
相手もどうであるかの客観性が必要だよねっていう話に。
長くキャプテンをやっているから
立場がそうしている部分もあるが
一方で、自分に厳しい分
他人にも同じものを求め、ルール遵守を強いるところがあるよねって。

後半のよい、わるいの2軸については
兄と弟は野球、娘はバレエなどの習い事や
いろいろな友達家族と家族ぐるみで関わっているから
母の価値観だけという育ち方をしていない。
長男は、伊那のばーちゃんちにふらっと言って
ばーちゃんと過ごしたりするし。
また、
特に中学の野球部で監督の言うことが必ずしも正しいとは思えなくても
それに従う事でチームを作ったり結果を出す、
メンバーと監督の間でもまれるキャプテンという立場の中で
よい、わるいいだけではないと学んでいるよね、っていう話。

母も、(多少しゃべりすぎるが)、
こと決断に関しては、
こうしなさいとか、やっちゃだめ、
という価値観の押し付けをしないように気を付けて

「で、あなたはどうしたい?」
「で、それについてどう思った?」

と常に本人に決めさせてきたつもりである。

長男はむしろだから
「よい」と「わるい」の中間をよくわかっているだけに
(それに自分をとりまく野球部仲間も
 中間を身を持って体験している)
その2軸しかなくてとまどうという意味が
よくわからなかったようだ。

いずれにせよ、
男子校、もうすぐ17歳の彼らに
国語の授業でこの文章を考えさせるとは
なかなかいい学校であると思う反面

>おめーは授業では、なんも理解してなかったんかーい!

と国語力の低さにがっかりする母でした。

まあでも、こういった話をする
いい機会でした。







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飯舘村。

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福島県相馬郡飯舘村の「いいたてホーム」の現状を知り…

中でも雇用の部分で何かできないだろうか…とつぶやいたら、
若者が3人ぜひ行きたいと名乗りをあげてくれた。

$少子化時代の子育てとキャリア教育と社会貢献-いいたて2


人と人のつながりはすごい。
今の若者のパワーはすごい。

そのうちの一人は
私の古巣のリクルートで
「HELPMAN JAPAN」というサイトを作り
福祉業界の雇用環境の改善に取り組んでいる人。

今回の飯舘ツアーを
ブログにアップしてくれた。

編集者ブログ

詳しくはそちらをお読みください。

飯舘のあと若者3人を乗せて、
行きたいというので、、
南相馬で行けるぎりぎりまで行った。
$少子化時代の子育てとキャリア教育と社会貢献-南相馬

途中から誰も住んでいない地域。

津波の爪痕が残る。

人が歩いていない町。
あいていない店。
ただ車を走らせて。
Uターン。

それはもう言葉の出ない世界でした。