復帰1発目は「緊張」の話にしようかと。

リーグの場面、平場の場面、トーナメントの場面で

「めっちゃ緊張した!」
「まじでピヨった!」

とか感じたり言ったりすることが多いと思います。
緊張を何とかしたいって思う人が大半だと思います。
もちろん自分も言いますしなんとかしたいと常々思ってます。
ですが、「緊張」を一括りにしてる人が多いような気がします…。

何かに対してプレッシャーを感じた結果「緊張した」わけですけど、結果だけ言及して「何に対して」が抜けてる気がする。この「何に対して」が抜けてる状態でただいたずらに

「メンタル強くしたい!」
「一杯経験積まなきゃいけない!」

と言ってても解決になるのでしょうか…自分はならないと思います。

じゃあ「何に対して」は何か。大きく2つあると思います。
①自分の技術に対して不安がある。違和感があってこのまま投げたら失投する気がする。
②「ここで入れたら(外したら)流れが変わる(勝てる、負けるetc)」「これに勝てば(負けたら)ロビン抜けできる(落ちる)」などゲームなどなどの展開によってプレッシャーを感じる。
このふたつは確実に異質なものです。
だからこそこのふたつをしっかり分けてあげることが大事じゃないかなぁと思います…。

ちなみに
①を「内的な(内的要因からくる)緊張」
②を「外的な(外的要因からくる)緊張」
と自分は便宜的に呼んでます。
試合中の緊張は①+②です。

例えば「試合で全然打てない、飛ばない」という人が「メンタルだ!」といって試合やリーグに出まくるという対処をとったとします。
確かに経験値を積むという観点では有効だとは思いますが、技術的にその人が不安を感じている限り多少良くなっても根本的に良くならないんではないかと…。

緊張を対処しようと思うと
①を対処するために技術的な不安を解消する=練習
②を対処するために実戦を積むことで経験値を増やす=リーグ、試合
と別々のアプローチをとってあげないといけないと思います(ココ重要)。
メンタルをどうにかしたいと思っている人ほど、①に結果が左右されやすいのか、②に結果が左右されやすいのかを知って対処してあげるべきです。(ちなみに自分は①です笑)


要するに、①+②を極力減らしてあげて、「外す」「失投する」という「結果」が出るボーダーラインを常に下回ることができるようになればいわゆる「メンタルが強い」という状態になるんじゃないでしょうか。
※「ミス」が起きる「結果」のボーダーラインの高い低いは人によります。偉そうなこと言ってますが書いてる自分がプレッシャーには弱いです。笑

あんまり長くなってもあれなのでこんなもんで。
ご意見ご質問等あればお気軽にどうぞ。