2013-10-28 19:35:35

今年の「神武さま」その1

テーマ:宮崎

この土日は地元の秋祭りでした。「宮崎神宮大祭 御神幸祭」といいます。


2002年に宮崎に戻り、もう10年以上経ちます。


2003年に「きもの日和in宮崎」を開始し、2004年、2005年と。

2006年に宮崎市を離れて「きもの日和in美々津」

2007年は「きもの日和in高城」、2008年「きもの日和in油津」、

2009年に「きもの日和in延岡」、2010年は「きもの日和in西米良」。


宮崎市から宮崎県内各地を巡ってきた8年間でした。


そうして2011年、「着物で楽しむ神武さま」の呼びかけを始めます。

着物を着て集まろう!という形式ではなく、好きな時間に好きな場所へ。


御神幸祭は、約3km強の道のりを、宮崎神宮の御神幸行列と、

その後に続く神賑行列とで構成されています。


この行列の沿道各地に、着物を着て出かけるということ。


いつか未来に、自然と着物を着て出かける文化が根付くよう、

小さな小さな種まきをしています。


しかしながら、一方ではこれは着物文化に重きを置いたもの

ではありません。

むしろ、着物は副次的なもの、と考えています。


大切なのは、郷土のお祭りを通して地元の人間が地元に、

そしてそこで生まれ育ち、あるいは何らかの関わりを持つ

自分自身を誇ることが出来るようになること。


生きていく上での、背骨や土台を育んでいくことを本願としています。



全国各地の、着物という特産品を取り扱い、それらが生まれる

土地に思いを寄せ、それらを身にまとうお客様が住まう土地に

心を寄せ、尊敬の念を持つ。


もっと砕けて言うと、それらを好きになる。関心をもつ。といった

感じでしょうか。


このように、今の仕事を通じて、自分の中で育ってきた考え方は、

地域への愛であったり、敬意であったり、そんな感じのものです。

そこには人の営みがあり、文化があり、各所ごとの背景がある。


その上で、郷土に対する思いはまた格別なもので、誰かの幸せ

とか、幸せを見つけるためのきっかけ作りを、たまたま自分に与え

られた「着物」という素敵な存在を通して行うことを、大好きな宮崎

で出来るなど、何と幸せなことだろうと思うのです。



こうして4年めを迎えました「着物で楽しむ神武さま」。

秋の雨や台風の影響を受ける時期ではありますが、両日とも

晴天に恵まれ、無事にすべての時間を送ることが出来ました。


着物姿もですね、毎年増えていっているようです。


ようです・・というのも、一箇所に集まらない方針を採っている

ため、カウントのしようがないわけです。


それは、数字的なものが気にならないわけではありませんが、

そこから1歩離れてみると、ほかの大切なものも見えてきます。



寺社や貴族の文化が花開いたわけでなく、強い戦国大名が

居たわけでもなく、大きな藩や街があったわけでもない宮崎。


宮崎で着物が添える色は、今に強い影響を残す過去の何かに

とらわれない、自由な色なのかもしれません。


それでも少しだけ誇らせていただければ、京都より奈良より

古い成り立ちを持ち、皇祖神天照大御神がお生まれになり、

高天原より神々の降り立ったいわれが残り、隼人族の祖を

辿れば日向に至り、初代神武天皇の生まれ育ってきた土地。


地元の方々の多くは、それを全く意識しないか、ご存じなく、

どちらかというと後ろ向きな考え方を持ったりすることがある

場面を、僕も数多く見てきました。


着物が、秋の祭りに華を添え、そこからつながっていくコトの

未来に懸けた呼びかけが、「着物で楽しむ神武さま」。


その模様をまた、次の記事でお届けしたいと思います。


10年ひと区切りとは言いますが、まだまだ4年目。

素朴でおおらかな、着物のある風景をお届け出来れば幸いです。




字面にしてみると、改めて宮崎の位置付けは大変なものだなぁ

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2013-10-22 19:11:58

宮崎に戻り、祭りの準備

テーマ:宮崎

西宮から宮崎へと戻ってまいりました。


これからすぐ地元の秋祭りに突入します。


このお祭りを「宮崎神宮大祭」と言いまして、初代天皇である神日本磐余彦尊が、

年に一度、お宮よりお出ましになって御旅所へ向かわれ、また戻られるというもの。


御神幸祭の2日間は、昔っから宮崎の人間には、ふるさとの実りの秋を感じさせて

くれる時間で、大変な楽しみなのです。


古老に聞けば、昭和の前半までは正装した男女が県内外から駆けつけたとのこと。


地元で「神武さま」と呼ばれ愛されるこのお祭りに、着物を着て出かけようと呼びかけ、

今年で4年目となります。


仕事仕事で駆けまわり、面白いことに頭をひねる中で、ふるさとの祭りに熱い思いを

寄せられるというのは、とても幸せなことです。


着物で人と地域を元気に!


この、染織こだまの梨理念とも合致するところ。

気持ち新たに、次へ進みます。




例年雨に見舞われるのが、ちょっとしたハードルですが

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2013-10-21 21:31:10

12月の企画

テーマ:着物

TwitterやFacebook、そしてこのブログでもチョロチョロ書いてきましたイベントです。


タイトルもまだ仮のもので、男性の着物にスポットをあてた内容ですというところで。


「たとえばこんな オトコ・キモノ展」


染織こだまの企画として行いますが、実質は僕のわがまま。


本日まで開催されました西宮での出張「木綿展」でも、男性に赤い反物が選ばれました。

これは、東京での同展でも、今まで見てきた現象です。


そして、「男性の着物はありますか?」というお尋ねに対して、漠然と「こちらにあるものは、

いわゆるユニセックスで、どれも男性用として選んでいただけますよ。」ということをご案内

して参りましたが、これも次の段階に進んでみるべきかなと思った次第です。


具体的にどうあるかは、まだまだ残り2ヶ月足らずで準備していく結果ですので、まだ詳ら

かに出来ることはありませんが、ちょっとずつ情報は出して参ります。



あとはそうですね。

東京を選んだことについては、多くが実験的なこの企画に際して、より大勢の方からの声

を賜るために、移動1時間圏内の人口の多さが挙げられます。


と、そこまで変わったことをするわけではありませんので、過分に期待していただいても、

肩透かしになるかもしれません。そこは自信なくてスミマセン。


まあ今まで、「着物で通勤し、取引先にも行ける世の中に。」とか口走って来ていますの

で、何か面白い提案になればと・・。・


伝統・格式・文化とか、そんなキーワードでケレン味を持たせて、とにかく売ろうということ

にはならないと思いますので、お気軽にお運びください。2013年最後のお楽しみです。



その前に、11月22~24日は冷泉荘にて福岡出張展 です。

九州・中国の方は、プレでこのイベント情報が手に入るかも。


「たとえばこんな オトコ・キモノ展」は、12月10日より。

染織こだまFacebookページ内にイベントを立てております。


期間中、神田の「カレー倶楽部ルウ」で、着物男子のカレー会を催します。

こちらもご予約の上、どうぞご参加ください。


着物男子の華麗なるカレー祭


たとえばこんな オトコ・キモノ展



西宮出張展では、遠くは東京・神奈川・静岡・愛知からもお越しいただきました。

いつもいつも有難うございます。

また、お会いできる時を、楽しみにしております。



西宮、少し欠けた月の下より

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2013-10-01 19:08:05

みやざき犬

テーマ:宮崎

ゆるキャラグランプリ2013開催中です。



はすのやにっき-みやざき犬

みやざき犬(みやざきけん)が優勝できたら、染織こだま全品20%オフ!


という宣言をしていますが、まだまだというかなかなかです。


みやざき犬といえば、この夏の「ゆるキャラダンス選手権 」で優勝を

キメた、ゆるくないダンスが特長です。

(↑リンク先の「視聴回数順」をクリックして下さい)


また、かぶりものを好む新種の犬でして、上記の画像左より「日向夏」・

「フェニックス(ヤシの一種)」・「地鶏」です。


今年の正月には、3匹とも着物を着て活躍してくれました。

かぶりものだけじゃなくて、着物も好きでいてくれるんですよ。


というわけで、応援を是非よろしくお願い申し上げます。


ゆるキャラグランプリ「みやざき犬」


そのうちEXILEと共演してくれるんじゃないでしょうか。



ではでは。

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2013-09-14 19:02:43

経済面に掲載

テーマ:染織こだま

木綿の着物を取扱う店の代表ということで、この度地元紙に取り上げていただきました。


染織こだまは、一般的な呉服店さんに比べたとき、木綿やウールなどの取り扱いが多く、

それらに力を入れ始めたのも10年以上前ということで、随分と深いお付き合いになりました。


今回ご掲載いただいたのは、地元新聞社の経済面を、より地域に密着した形でピックアップ

したもので、すべて活用するには有料会員になる必要があります。


ですが、ある程度(5分の2ほど)は、どなたでもご覧いただけますので、下記のリンクを。


宮崎日日新聞社電子経済版

「みやビズ」~キーパーソン~

染織こだま 児玉健作


面白かったのは、決してビジネス(売り方とか)に特化しただけの内容ではなく、どうして

着物を着るに至ったかという部分や、着物を通じてどうしたい、どうありたいのかといった

「理念」的なことにもスポットを当てていただいたこと。


シンプルながら、僕が掲げた経営理念は「着物で人と地域を元気に!」というものです。

新しい着物文化の創造とか、伝統の未来への継承とか、その辺のことも頭に入れている

のの、「今」に対してどうあるか、どうしていくのかを考えました。


そういったことが、必然的に未来のあるべき姿に繋がるということで、「着物って良いよね、

楽しいよね」という自分が着物を着始めて感じたことを、誰かと響き合えることを企図して、

企業としての方向性としました。


まー、こんなことを書くと硬い感じなのですが、取材中は終始笑いが絶えず。

だって着物がどう楽しいのか、着物がある宮崎はどう楽しくなっていくのか。

着物がある日本はどんなにワクワクするのかを、一所懸命聴いてくださるんです。


「着物姿が増えるには、着物姿が増えること」といった話や、絶滅寸前のレッドデータ着物

(野良着とか作業着や、パッチや股引などのアイテム・裄や着丈を短く着る着方などなど)

が、どれほど着物という衣文化を芳醇なものに出来るかという可能性論とか。


着物等の物産・特産品を通じて、その地域を愛し、その地域の人々を愛する喜びとか。


掲載内容はキュッと凝縮されたものですが、着物を着始めて12年過ぎ、着物屋になって

6年が経ち、その総決算のような話もすることが出来ました。



どのような地域からの発信でも、着物とそれを取り巻く社会に、前向きに関わっていける。

着物屋をすることで、着物屋であることで、宮崎観光の仕事や日向神話の研究も出来る。

祭礼や催しで地域の盛り上げをすることが出来る。


それは出来ないことも中にはありますが、できることに気づいたことが多かったのです。

また機会をいただくことがありましたら、さらに面白いお話をいたしたいものですね。



近々、そんな楽しいおしゃべりの時間を味わえるのは・・・

■兵庫出張「木綿展」~宴会の部~ 10/19(土)19:00~ @兵庫県 JR西宮駅南口

着物男子の華麗なるカレー祭  12/11(水)19:00~ @東京都 JR神田駅西口商店街


月内には、11月の出張展の発表もあります。

そうしたらもちろん、宴会の部もやりましょう。



まずはリンク先で最近の顔を見てやって下さい☆

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2013-09-10 18:07:40

カレーと着物と先輩と

テーマ:着物

12月の東京で開催いたします着物&カレー会続報です。


着物男子の華麗なるカレー祭


昨日、チキン南蛮カレーでおなじみの「カレー倶楽部ルウ」の東京にある

神田関東総本店にて、着物&カレー会を開催する旨を告知いたしました。


Twitter経由でも2名の方が行く方向で調整をと。

同様に、Facebookにもイベントページを立てたところ、既に6名の希望者。


そして!


はすのやにっき-カレー倶楽部ルウ神田関東総本店

こちらの写真にも写っている謎のマスクマンからも、参加の表明が!

いや~、楽しいことになりそうです。


ちなみに本日は「きものサローネ2013」の出展者会が行われまして、

博多織「黒木織物」の黒木社長も出張のお昼ごはんにこちらへ。


粟野商事の粟野社長も、夕方に神田駅西口にいらっしゃった模様。

ということは・・・。


何やら、「着物の男性が現れるカレー店」になっていったりして(笑)


まあそんな妄想は置いておいて、席数20席ですので、お申し込みは

お早めにということでよろしくお願い申し上げます。



さて、仲の良い宮崎物産の同志で、着物ユーザーでもある先輩が

急逝されました。


あまりにも突然のことで、実感がわきませんでしたが、最後に立って

いた百貨店の催事場に行き、そこで買い物を。


賑やかな売り場の中、販売員の女性も僕も、周りにそれとわからぬ

よう、涙を流しながら故人を偲びました。


遊びも、仕事も、全力の方でした。


そんな、とても芯のしっかりした先輩の分まで、誰かを幸せにする仕

事に専心していこうと思います。



合掌

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2013-09-09 17:38:03

着物&カレーイベントのお知らせ

テーマ:着物

12月に東京にて着物イベントを開催いたします。


着物男子の華麗なるカレー祭 (Facebookイベントページ)


要するに、着物を着た男たちでカレー食べようぜって話です。


日時等の要項は暫定のものですが、以下の通り。


日時:2013年12月11日(水)19:00~ (※日にち変更・時間調整の可能性あり)

会場:カレー倶楽部ルウ 神田関東総本店

服装:原則として(広義の)着物

形式:カレーを中心としたパーティーメニュー

備考:男子会ではございますが、隣の席で女子会を開催する可能性があります(笑)


はすのやにっき-チキン南蛮カレー カレー倶楽部ルウ名物「チキン南蛮カレー」



実はこちら、地元の友人が出したお店でして、応援になればという思いがあります。

共通点は、「宮崎愛」。まあ宮崎人の郷土愛は、誰も結構なものなのですが。


そういうわけで、少し先の話になりますが、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。



タイミングが合えば、黄色い覆面をした人に会えるかも。

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2013-09-07 18:48:40

1から出直すということ

テーマ:着物

宮崎県延岡市にて、出張展を開催中です。


今朝方、知人が東京での着物イベントに参加してきたという、Facebookでの投稿を拝見。


これが実に楽しそうで。

宮崎には無いような感じの催しで、感心しきり。


一方で、宮崎では同様のイベントができないだろうかとも思います。

楽しくて、沢山のことを吸収できる着物イベント。


宮崎市から飛行機で1時間40分。

そこまでの時間と、そこからの時間。


意外と遠くないけど、厳然として遠い東京。

わざわざ出かけて行かなければ体験できない時間。


一方で、今の宮崎に、そっくりそのままのイベントを持ち込み実現しても、

彼の地のような盛り上がりになるかは、はなはだ疑問もあります。


それは、そもそも着物の「今」に敏感な人の絶対数が少なく、日頃からの

イベント数や店舗等の環境面、「着物姿が着物姿を創る」という面からも、

時間をかけて1人、また1人と増えていくしかなく、急ぐことは出来ません。



そのような中で、一人の着物好きとしてできること、一軒の着物屋として

備える持ち物と、常にもどかしい思いを抱えています。


しかしながら、本当にゆっくりではありますが、宮崎にも着物ユーザーが

増えてきています。

着物が着たいと思った時に、「木綿やウールをいつでも存分にさわれる」

環境を整えておくことを始めて10年以上。


「着物姿を見かけて、関心を持つ」ことが出来る機会も、みんなで次第に

創ってきました。そんな背景から・・・


着物って何?


そこまで根本的な部分に立ち返って、「日本の衣服で、とても心地よく素

敵な存在」だということを伝えてみたいと思いました。


延岡市での「木綿展」は、基本的な出張展を踏襲しつつも、上記の内容に

適うような工夫を凝らしていっています。


今一度、半世紀以上続いた呉服小売界の慣例をリセットして、シンプルな

ことからやってみようというわけです。


はすのやにっき-延岡木綿展1309その1 会場は、地域のコミュニティセンター。

はすのやにっき-延岡木綿展1309その2 綺麗で明るい会議室。

はすのやにっき-延岡木綿展1309その3 一時期の加賀丈史っぽくなってきた。



どういう成果が生まれるかはわかりませんが、地域の着物情報発信者としての

着物屋として、改めて一から出直すというか、「着物を知り、着物が好きになる」

ところまで戻ってやってみようとしています。


延岡という城下町に、連綿と続く行事や街の風景。

ここに着物というひと筆を書き添えたら、そこに新たな輝きが生まれるかもしれない。


【着物で人と地域を元気に】  僕の名刺に書いてある言葉です。



多分、今の活動の結果は、東京や都会で見る「今」とは違ってくるでしょう。

ですが、それが良いのです。


着物インフラの充実した都会の面白さと、伝統を背負いながらも再構築する地方

の着物文化と、それぞれの違いを「着物が好き」を通じていずれも味わえる。


その礎となるための企業活動があり、個人の活動があります。


5年後、10年後、20年後、楽しみです。


そして来年はいよいよ「太物キャラバン」開始。

青森・秋田・岩手の北東北三県めぐりから始められるかな?と構想中です。


宮崎を愛するように、すべての地域を愛したいです。



着物愛と地域愛と人間愛は、自分の中では黄金の三角形なんですよ。

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2013-09-02 10:54:40

多くの方が知らない宮崎の意味

テーマ:宮崎

伊勢へと向かう、近鉄特急の中です。


朔日参りとはいきませんでしたが、昨晩宮崎を発ち、伊勢へ。伊勢へ。

今年は御遷宮の年ということで、神宮へお参りすることにしました。


多くの着物屋さんにとって、月初めは問屋さんやメーカーさんに商品が揃うため、

京都などの集散地へ足を運ぶことが通例ですが、三重県に来ています。



改めて、伊勢と日向の関係性を考えると、深い気付きがあります。

1301年前に編纂された古事記には、(便宜上カタカナで記します)イザナキノミコトが

黄泉の国から地上に戻り、彼の国での穢れを祓った場所が、筑紫の日向の小戸の

阿波岐原とされます。


僕の実家から自転車で5分ほどの場所にある「御池」、通称を禊池。

海岸線に向かって平行に細長く伸びた形をしています。

澱まず、絶えず流れのなかにあってなされる禊(みそぎ)ですが、現地は池。

おおよそ禊のイメージとは遠い場所でありますが、ここがその地とされるのには、

それなりのわけがあるのだと考えました。


遥かに遠い時代。

宮崎平野は、縄文海進によって多くの部分が海の中にありました。


やがて年月は下り、ゆるやかに海水面は下がっていきます。

この現象は、出雲神話の「国引き」にも伝わる通り、島であった場所が地続きに

なるなど、今にその壮大な神々のわざを伝える神話となっています。


同様に、海岸線に対して平行に存在する、いわゆる横長の池は、かつての海岸

線と言えます。このことは、宮崎平野の海沿いから西側に向けて、何段にも生ま

れている「海岸段丘」からも、見て取ることが可能です。


そして、現地からほど近い集落には、葬送時に海で禊をする風習が伝わります。


また、太陽は東からのぼり、月もまた、東より現れます。

そして嵐も、宮崎が海との関係性を持つ土地である以上、海原の平安とは切って

も切れない間柄。これは三貴子と呼ばれる特に尊い神々の誕生とも無関係では

ないでしょう。


幾つかの事象をもって、旅人にとって不思議な(古事記には池が出てきません)、

イザナキノミコトの禊払いの場所が「御池」であると仮定していくことができます。



ここまでが前置きになりますが、伊勢神宮にお祭りされている神様。

皇室の祖先神とされ、この国の神々の最高位に立つ太陽神、天照大御神。


その生誕地の人間が、伊勢にお参りするに大きな意味があると言えるのではないでしょうか。


また、あまりにも知られていない、アマテラスオオミカミやスサノオノミコトらが

生まれた土地が宮崎であるということ。


近年、宮崎はパワースポット巡りでお越しになる方々も増えていますが、

これらのことを念頭にお出でいただくと、また一層の感慨があるはずです。


そして、東京に先立つ都である京都、その前の時代を築いた奈良。

大和の地にて初代天皇となられた神武天皇は、宮崎(日向國)のお生まれです。


史上の偉人と比べるものでもありませんが、このことは、宮崎の人間にとって、

確かな誇りです。


さあ、間もなく伊勢。

神武天皇となった、カムヤマトイワレヒコノミコトが宮を構えた場所と言われる土地

宮崎から、清新な決意を表しに参ります。




中身は割と普通のお伊勢参りの旅ですが(^^;)

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2013-08-30 19:12:19

東京うらやましい&自分の出来ること

テーマ:着物

まずは、「首都圏熱いな」と思いますねー。


秋の快適な着物シーズンを前に、あちらこちらで着物イベントの告知が行われています。

大きなところはやはり、東京の「きものサローネ」。すごい規模です。


うちの「木綿展」は、一年前くらいには次の予定を立てたり、施設の予約をしたりと準備を

始めますが、サローネの開催期間が西宮での出張展と重なり、参加出来ませんでした。



一方で、首都圏の巨大イベントに参加する分のエネルギーを、別の地域で使いたいという

思いもあるんですよね。


大小数多くの着物イベントや、店舗の選択肢。人口や経済の規模が大きいほど、それらの

「着物インフラ」は充実する傾向にあります。

集積が進むことで、より前へと向かう、そして全体を牽引する効果は確かにあるでしょう。


しかし、それらが大都市圏以外にどれだけ波及するかという点には、疑問もあります。

各地方から参加された企業や人が、その担い手となるところが考えられますが、どこまで

それが担保されるか、どうしても限界があると感じられるところです。


まあ、ぶっちゃけていうと、出展者としてではなく、お客さん(ただの着物ユーザー)として

行ってみたかったなぁと。東京いいなぁと(苦笑)

行けばその分、宮崎に持って帰るものもあるでしょうし!



とはいえ、全力で「木綿展」を開催します。

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10月は、関西出張展☆
兵庫県西宮市のレンタルスペースLeLeさんにて。
JR西宮駅南口を出て、国道2号線を東に300m。


新たな木綿着物との出会い
◆染織こだま取扱い17番目の「弓浜絣」登場!
◆染織こだま取扱い18番目の「●●●」登場!


さらに充実の展開
◆「袴」の受注が可能に(男女とも)!
◆「角帯」が増えています。2,100円~
◆全国初?これは面白い「着物○○」登場!


もちろん宴会の部
◆10月19日(土)18:30~JR西宮駅前にて!

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

詳細は以下のリンクより

染織こだま西宮出張「木綿展」(Facebook)

染織こだま 兵庫出張展のご案内

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そんなところで、下記の記事。


男の着物を楽しむコツ~男たちよ、着物を着て街へ出よう! : ライフハッカー[日本版]


まーた男着物も熱いですね。


リンク内のお三方のうち、お一人は「木綿展」にも(確か)いらっしゃってましたし、

お一人は、宮崎の観光情報が詰まった、うちからの通販商品をお送りしています。


「木綿展開催後」の、その地域の着物インフラ整備に一役買うことが出来るとすれば、

全国各地を回ることの大切さは、より一層です。


この記事を読んだあとに、Facebookに書いていた内容が下記のもの。

というわけで、自分なりに出来ることを、マジメに進めていこうと思います。


・・・だそうですが、どうしても着物インフラ
(お店やイベント)は大都市圏に集中しがち。

うちの場合は、自分が男性だからということもあり、男物は割と充実していますし、

お客様の男性比率も高くなりました。不定期の着物飲み会も、楽しみな行事です。

さて、老若男女問わず、少しでも地方の着物インフラを高めたいという思いもあって、

一般的な呉服商品に加え、カジュアルな着物に重点を置いています。

そして、木綿着物に限れば、「宮崎が一番充実している!」という評価をいつの日か

得られるまで、走り続けたいと思っています。

実際のところ、業界のどの辺りまでうちが行けているのかはわかりませんが、

そうしたエネルギーを宮崎から全国に届ける出張展も、とてもやり甲斐のある仕事。

皆様、是非、応援よろしくお願い申し上げます。



さて、またがんばる

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