前回のブログでは少々分かりにくかったような気がしますし、もう少し書いてみたいと思います。

 

 私が今回お話を聞いたのは、ある自治体の特別職の友人です。

 

 話を聞いて素晴らしいと思うことだらけでした。

 

 それは、多分、市の執行機関の幹部職員全員が「議会」とはどういうものかを十分に理解していること。

 

 それは、多分、市の執行機関の幹部職員全員が「議会」とはどういう職務を担っているかを十分に理解していること。

 

 それは、多分、市の執行機関の幹部職員全員が「議会」と自分たちの関係について十分な理解をし、どう対応すべきが確立されていること。などなどだと思います。

 

 そして、簡単に言うと、僕ら側から言わせると「生意気な口をきかない」ことだと思います。

 

 ぬくぬくと育ってきた木っ端役人と我々選挙を経ている公選議員とでは、その生まれ育った環境が雲泥の差です。

 

 そこへの敬意・尊敬のかけらもなく(そんなことを強要するつもりはさらさらありませんが、物の道理がわかっていれば、自然と出てくる態度ってあるんですよね。それがなくて、舐めた態度をとる船橋市役所幹部職員には辟易です。)生意気な物言いをする幹部職員には許し難いものがあります。

 

 実は、私は前任の市長をめちゃくちゃ批判しているようにとる職員が数多くいますが、大きな間違いです。

 

 このようなお作法においては、すべてが完璧な素晴らしい人でした。

 

 政治家として話をするときはきちんと「議員」として接してくださいました。

 

 高等学校の先輩後輩として話をするときは「後輩」としてしっかりと厳しく接してくださいました。

 

 政治の手法、施策はぶつかるものがありましたが、人としてのお付き合いの範疇では、何ら不満はありませんし、尊敬すべき方でした。

 

 しかし今は全く違います。これは私に対してのことはさておいておいてです。他の議員に対するものを聞けば聞くほどアウト~です。

 

 まあそれも特段私が言う話ではなく、当事者が、解決すべきです。

 

 さて、話を戻しましょう。

 

 私が聞いた他自治体の議会対応ですが、議会答弁などは、議会側の事務作業を尊重していて、「それは議会さんの側の問題ですから」ということで立ち入らない。この立ち入らないことが当然でありますが最も重要なことです。

 

 先般もそうでしたが、「専決処分」をめぐって、非常にうるさく、そしてくどく立ち入ってくる船橋市役所とは大きな違いです。

 

 さて、その話を聞いた自治体では、市長サイドと議会サイドとでその関係をどうするかを考え、両サイドに、専任で担当を置いているそうです。私の友人はその一人となっています。

 

 特別職で、専任として市長のサイドにいます。議会側はというと、専任6名が議会任用で、委員会付きとなっているそうです。しかも「調整官」という職名で、内部調整で会派担当も担うそうです。

 

 なるほどねえ~という感じで、これならアホな動きはないでしょうという感じです。

 

 さらに、国からの派遣というか出向というか知りませんが、議会担当を担うような位置付けで、2名が来ていて、そのうちの若手の方の方が、答弁調整をしっかりするようです。その答弁調整というのは、それはそれはしっかりしています。

 

 御前会議でもしっかりと突き返されることは日常茶飯。赤を入れながら突き返されたり、怒号とともに突き返されたりもあるようです。(笑)。

 

 当然、過去答弁から始まって、各種施策との整合を取ることはもちろんのようです。

 

 国から来ている方が完全機能していて、その後にさらに国から来ている副市長が厳しいようです。

 

 市長のシンクタンク部門もしっかりあるようで、長谷川さんところのくらいの規模になれば絶対に出来るじゃない~って感じでお話もいただきました。

 

 それがさ~って返しをして、また飯でも食おうよということで別れてきました。