この本は、インフォシークのプロフィールというサイトに、一年間連載したコラムをもとに、障害特性の解説を付け加えた本です。
2006年4月、小学館より、発売になりました。この手の本には珍しく、重版されて、まだ、在庫がありますね(本の世界は、とても、早く、無くなってしまいますが)。
さすが、大手からの出版なので、とても、素敵な装丁と、レイアウトになっています。時間を掛けて作りました。
福祉や自閉症を知らなくても内容がわかるように、とても易しい言葉で書いています。
私は、息子の自閉症について、「異文化」という理解をしてきました。
違っていることをわかりやすく書くには、自閉症や障害という言葉を使わずに、「違う★からきた息子」という表現をつかい、インフォシークに毎日連載しました。
もちろん、奥平綾子@ハルヤンネというのも、伏せて。それでも、何千人もの人が、尋ねてくださいました。メール何百ももいただきました。
違っていること、変わっていることを、認め合って暮らしたい…これは、きっと多くの人のココロにあることなんだろうと、改めて、わかり、感動しました。
もしかしたら、わかってもらえるかもしれない、自閉症のこと。
出版には、2年の月日が掛かりましたが、私にとっては、一般啓発向けに、どんな書物よりも、お勧めできるのではと思っています。
よく異星人というような表現が多いので、「違う★」は、本の題名からは、却下されてしまいましたが、100編ほど書いた中の、50編を、この本に、残りの50編を、メールエッセイとして、配信しています。
今となれば、本当に、頑張って書いて良かったと思っています。もし、お読みになっていない方は、ぜひ、ご一読を♪