断薬から1年4ヶ月。精神薬を断ってから、かなりの時が経ちました。時間は失ったものの、その代わりほとんどの機能が回復し、私が担うことの出来る役割も増えて、今は主に家事と祖母の介護をしています。現在、9割以上回復したと実感でき、元気に過ごしています。

睡眠に関しては、小さな波(中途覚醒)と入眠時の少しの違和感を残すのみです。あまり「眠い」といった感覚は来ませんが、十分深い睡眠がとれるようになりました。これからも運動、食事などに気をつけて頑張っていきます。

あと、自分のもともとの性格ですね…不安定さ、すぐに弱ってしまう心も少しずつ克服していきたいです。それも「自分」と受け入れられるようにもなりましたが、ストレスをその都度発散する方法、壁にぶつかった時の気持ちの持って行き方を学ばないといけませんね。私の場合、その過程をすっ飛ばそうとして、安易に精神科医や薬にすがって、こんなことになった訳ですから…。悔しいですが、苦しいですが、今は自分に戻れて良かったです。病院や薬から完全に離れられて本当に良かったです。



今回は離脱症状で一番悩まされ、消耗した不眠(反跳性不眠)について、経過をまとめて書いてみます。更新がかなり空いてしまって大変申し訳ありませんでした。同じように、断薬後の不眠に苦しんでおられる方も多いようなので、私の体験が少しでも参考になればと思います。

※この記事に関しては、今後も思い出した事があれば加筆修正する予定です。


○平成24年、6月中旬 断薬開始

状態:絶不眠(一睡もできない状態)

生活:薬を止めると全然眠れなくなって驚き、混乱。ネットで調べた結果「ベンゾジアゼピン系薬剤の反跳性不眠」だと知る。2~4週間で治まるという情報を信じて耐える。色々な感覚異常、嘔吐の連続。なんとか食事をとって、ただじっとして耐えていた。

○7月~8月 断薬1~2ヶ月

状態:絶不眠

生活:2~4週間を越えても全く眠れる気配がなく絶望し、無気力状態で過ごす。夜間、横になっているとミオクローヌス症状が出現。もう脳が壊れてしまったと思い、生きることを諦めかける。食事も無駄に思え、食べたり食べなかったり。様々な離脱症状が現れ、嘔吐も続く。不眠の影響か、記憶障害を認識してショックを受ける。閉じこもり、不眠で変になっている私の様子を見かねて、家族が(夜間に時々)10分程度のウォーキングに連れ出す。

○9月~10月 断薬3~4ヶ月

状態:絶不眠(意識の無い時間が(数十分)あったかも…という日が3日に一度くらい)

生活:家族によると、寝息を立てている日(朝方の短時間)もあったと言われるが、まったく眠れた感覚が無くて納得できない。横になっているのも苦痛で、パソコンを開いては回らない頭で必死に情報を集める。5ヶ月頃に反跳性不眠が治ったという情報を見つけて、それを信じて耐える。頻繁に吐いてしまうが、食事はきっちりとる事にする。ミオクローヌスはほとんど治まる。この頃、睡眠計を使い始める。ウォーキング継続。

代替薬:漢方や市販の睡眠補助薬を買ってきてもらって何度か試す。使うと少し眠れた感覚があるが、翌日から脳の覚醒度がかなり上がってしまい、状態悪化するため中止。

○11月 断薬5ヶ月

状態:激しい不眠(突如、短時間「眠れた」感覚が出る。3日に一度くらいのサイクルが続く。)

生活:絶望の日々に突然、「眠れた」という感覚が戻る。毎回鮮明な夢を見るので、眠っていたと分かる。絶不眠から希望の光が見えるが、相変わらず不眠は酷い。1日眠れて2~3日眠れずといったサイクルを繰り返し、連日「眠れた」と感じる事はなかった。良くても一日おき。合計30分~3時間程度の細切れ睡眠。この頃になると、少し家事をしたり、ほぼ毎日外を歩くようになる(平均15分、長くて40分程度)。認知障害を改善するため、単純計算を繰り返す脳トレ本を毎日やるようになる。

不眠対策:快眠本の中にあった内容を実践し始める。就寝前のホットミルク、床に入ってからの自律訓練法、筋弛緩法などのストレッチを始める。

食事:栄養に注目し始め、自己流の食事療法を開始。(豆乳・納豆・豆腐などの豆製品、牛乳、肉類、レタスなどを積極的に摂る。)

サプリメント:サプリを始めてみる。(ビタミン、ギャバ、DHA、カルシウム、鉄分、アミノ酸などを摂取。)

○12月~翌年2月 断薬6~8ヶ月

状態:不眠(眠れた感覚のある日が少し増える。)

生活:2、3日連続して眠れた日が出る。30分~4時間程度の細切れ睡眠。入眠までに2~6時間ほどかかる。鮮明な夢、悪夢の連続ではあるものの、眠れるだけ良かったと思う。この調子で回復したいと思うが、揺り戻しのような期間が来ると、とたんに眠れず四苦八苦する。1.2週間睡眠がままならず、動けないことも。体調に余裕がある日はヨガや筋トレなどに挑戦。

食事療法(バナナ、梅干、にんにくなども追加)、サプリ、ウォーキング、脳トレ、就寝前のホットミルク、ストレッチを継続。

○3月~4月 断薬9~10ヶ月

状態:浅い睡眠(「眠る」という感覚をかなり思い出す。)

生活:浅い睡眠だが、連日のように眠れるようになってくる。鮮明な夢、悪夢は止まない。何かの刺激ですぐに眠れなくなるが、揺り戻しがきても割と早く、2~3日で治まるようになってくる。1時間~5時間程度の細切れ睡眠。入眠までに1~4時間ほどかかる。かなり眠れる日が増え、体力も持つようになり、外出も増える。

食事療法、サプリ(DHA、GABA、ビタミンの3種)、ウォーキング、脳トレ、就寝前のホットミルク、ストレッチを継続。

○5月~6月 断薬11~12ヶ月

状態:浅い睡眠

生活:シャッターが突然下りるような不自然な入眠だが、連日眠れる自信がついてくる。入眠までに平均1.2時間ほど。何かのショックや緊張で30分睡眠の日もあるが、だいたい5.6時間眠れるようになる。中途覚醒はあり。鮮明な夢も続くが、就寝前のストレッチ(自律訓練法、筋弛緩法など)をしなくても入眠できるようになる。明らかな揺り戻しを感じなくなり、比較的自由に活動できる。

食事療法、サプリ(DHA、GABA、ビタミンの3種)、ウォーキング、就寝前のホットミルクを継続。

○7月~8月 断薬13~14ヶ月

状態:不安定ながらも、深い睡眠が大幅に増える

生活:疲れを取るには十分な程度眠れるようになる。入眠困難や中途覚醒は多々あるが、深い睡眠が大幅に増える。連日のように続いていた鮮明な夢が減ってくる。平均6~7時間の睡眠。入眠までに30分~2時間程度。用事が増えて、運動量も自然と増える。

食事療法、サプリ(DHA、GABA、ビタミンの3種)を継続。

○9月~10月 断薬15~16ヶ月

状態:安定睡眠

生活:「眠い」といった感覚はあまり来ないが、十分深い睡眠がとれるようになる。小さな波(中途覚醒が時々)と入眠時の少しの違和感を残すのみ、というところまで回復。鮮明な夢や悪夢は時々しか見なくなる。運動量が多い日、神経を使ったなという日の就寝前、床に入ってテレビをつけたままや、本を読んでいる途中でウトウトするという感覚を、断薬後に初めて経験。現在までに3.4回ウトウトがあった(テレビのスリープタイマーで眠れた日が1回)。平均6~8時間の睡眠。入眠までの時間は、寝床の電気を消してまもなく~1時間程度が平均。日々、入眠や睡眠の質が良くなり、眠る力が戻ってきたと実感する。

サプリはDHAのみ継続。食事、運動に気をつけた生活を意識。

(H25.12.15更新)

○11月~12月 断薬17~18ヶ月

状態:安定睡眠

生活:断薬して1年6ヶ月。「眠くなって寝る」という普通の感覚が戻りだす。入眠時の違和感も減り、中途覚醒もあまりなく、深い睡眠が続くようになる。元の自分の睡眠状態にとても近い。鮮明な夢、悪夢もほとんど現れない。平均7~8時間の睡眠、入眠までの時間は電気を消してまもなく~30分程度。朝もあまり負担なく起きられ、睡眠リズムも整う。

離脱症状の後遺症であった睡眠障害が治ると、他の身体の不調もほとんど出なくなった。今では不眠で辛かった日々も、まるで悪い夢を見ていただけのように感じる。このままぶり返さないように願う。

サプリはDHAのみ継続。風邪ぎみの時は風邪薬を避けて、ビタミン剤にしている。

栄養に少し気を使うくらいで、他は特に意識しなくても健康な状態で過ごせるようになった。

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