昨日、思いがけないものをいただいた。



これである。




縁桜

なんと、桜。

しかも、今が春といわんばかりに

かわいいピンクの花をつけている。

つぼみもある。


今年の5月20日に森の結婚式を挙げた

新妻が、ビニールや新聞で大事にくるんで

冷たい風にあてないように、

うれしそうに持って来てくれた。

そう、この桜、私たちは縁桜と呼んでいるんだけど

森の結婚式でお世話になった桜。

ふたりが、たくさんの家族や友人に

見守られて、この縁桜の下で

永遠の愛を誓ったのです。

(結婚式の様子は名寄新聞 の記事でどうぞ)

樹齢80年ほどの、縁桜。

やっぱり年には勝てず、ほっておくと

病気になったり、寝たきりになったりする

おそれがあったので、

今年の秋に、森の仲間数名で桜の治療を行った。

(治療の様子は、森の時間でスロー起業  10月14日をどうぞ)

その時に切った枝を何かに使おうと

持ってきた新妻が、水に生けておいたところ

芽が出て、ふくらんで、花が咲いたそうである。


まさしく、桜の恩返しだと思った。

きっと、「わしの下で結婚式をしてくれて、ありがとう。

たくさんの人に満開の姿を見せてくれて、ありがとう。

そして、この老木を大事にしてくれて、ありがとう。」

と、この真冬に花を咲かせてくれたんだと思ったら

すごく、うれしくなった。

きっと、この冬は治療した体をゆっくり休めて

来年もまた青空の下で、見事な姿を

見せてくれるだろう。

あー、なんだかとってもいい気分だ・・・byサト美