公共施設のマネジメントで必ず話題になる減価償却。民間企業や個人では当たり前の考えですよね。

 

例えば車を100万円で買う。立派な財産ですが、年数を経るごとに資産としての価値を減るので、買い替えや故障に備えて

費用認識していくべきです。これが減価償却の考えですが、行政が持つ公共施設は当たり前の考えではありません。

 

今回、減価償却は置いておいて、もう一つ現金支出で見えざる費用なのが、「逸失利益=機会費用」の存在。

「逸失利益=機会費用」とは実質的に事業やサービス提供、生産に投下した費用のことを言います。

例えば、レストランを経営している。

そのレストランには来客用の駐車場があり、売り上げは月8万円で推移している。

この損益計算では土地利用コストを計上していない。(例えを公共施設にしているため)

かつては大流行りであったが、売り上げは右肩下がりで、近隣の会社が駐車場をを月10万円で借りたいという申し出が不動産会社よりあった。

 

メモ「逸失利益=機会費用」は毎月10万円

メモもし、レストラン事業の損益計算に入れていれば、実は営業利益毎月2万円の赤字だった

メモ赤字事業から撤退すれば毎月2万円の改善

 

「逸失利益=機会費用」は、仮想の利益と捉われがちなのですが、それだけでは決してありません。

利益のために何かを供する(資源提供)と、現金を支払うことは実質的に同じことです。

公共施設の維持管理というのは、お金がかかる事業であるにも関わらず…

「逸失利益=機会費用」は現金支出が伴わない費用なため、軽視されていることが多く、見えざる費用として単年度予算主義の行政が考慮するコストとして最も遠いコストと言えます。

 

なっ・・・なんと!中村はるきの考えと視点

公共施設のマネジメントの第一歩は維持管理、運営の費用を明確にすること。

そうした上で今度は、こういった見えざる費用を見える化する。これがポイントだと思います。

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「逸失利益=機会費用」としての土地利用コストの認識という観点から公共施設マネジメント、遊休地利活用を考える視点からのレポートでした。


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大東市議会議員 中村はるき
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参考文献:「人口減少時代の公共施設改革ーまちづくりがキーワード」内藤伸浩著(株式会社時事通信出版局刊)