情動感染

「GINZA(ギンザ)」(マガジンハウス)で、人の様子から受ける心理について、解説が掲載になりましたので、情動感染について、ご紹介したいと思います。

 

 

赤ちゃんは、「鏡に映った笑っている自分の顔を見て、ますます楽しそうに笑う」ということを長時間飽きずに繰り返すことがあります。

 

そのような様子を見ると、私たちも笑顔になり、楽しく幸せな気分になります。

 

 

人は相手の表情や声、姿勢、動きなどに同調し、つい自分でもそれを真似、情動も感染するということがわかっています。

 

このような現象を情動感染と呼んでいますが、情動感染は、直接会っていなくても、全くの他人であっても、”間接的”にも起こることがわかりました。

 

Facebookユーザー68万9003人を対象にした情動感染実験では、ポジティブな言葉の表示を減らされたユーザーの投稿にはネガティブな言葉が含まれる回数が増え、ネガティブな言葉を減らされたユーザーの投稿にはポジティブな言葉が含まれる回数が増えるという結果になりました。(PNAS,2014 ※この実験は告知なく行われたため、批判を受け、後日Facebookは謝罪しています)

 

SNSによる、ポジティビティ、ネガティビティに関する情動コントロールは可能で、SNSを使った人格形成操作の可能性も見えたわけですから、現代の新たなリスクとして心得ておく必要がありますね。

 

 

お互いに良い情報感染を起こせるような人間関係は、日々の生活を幸せに、人生を豊かにします。

 

 

自分自身がなにげない日常を穏やかな笑顔で過ごしていくことも、大事ですね。

 

 

 

 晴香葉子 

 

はるかようこ(作家/心理学者/心理コンサルタント)

東京都出身。学位:文学修士(コミュニケーション学)。博士課程後期在籍中。

早稲田大学オープンカレッジ『世界のビジネ心理学』講座講師。

 

執筆・講演・監修のご依頼 ⇒ こちらからお待ちしています。

 

最近の活動 ⇒ こちらにまとめています。

よくある質問 ⇒ こちらにまとめています。

著作からの言葉集 ⇒ こちらに少しずつ掲載しています。 

 

 

主な著作

 

心をよい状態に保つために、すぐにできる簡単な方法

 

夫婦、恋人……大切な人との関係を再構築

 

第二印象からの挽回法!ビッグファイブを使った診断シートも!自由にご活用ください。

 

こんなはずじゃない……そう思ったとき

 

身近な人の嘘を知る、嘘に強くなる

 

名作、「星の王子さま」をテキストに学ぶ対人魅力術

 

 

 

AD