先日、お友達のご厚意に甘えて、ピアノを譲っていただきました。

 

思えば、5歳から10年間、ソナタまで終了した時点で、あっさりとやめてしまったピアノ。

 

決して嫌いではなかったけれど、いや、むしろ大好きだったけれど、

 

ピアノの先生の言う通りに、間違わないように弾くこと、

 

練習をしなければいけないと思うのが苦痛だったこと、

 

その二つの抑圧から解放されたくて、

 

ピアノのレッスンを辞めた時には、ああ、これで毎週、爪の長さを気にせず暮らせる、と、ほっとしたのをよく覚えています。

 

以後、高校卒業とともに家を出たので、

 

ピアノがない生活が当たり前になり、

 

実家に帰省した時に、ポロン、ポロンと「触る」くらいの、果てしない距離感を保ってきました。

 

でも、またピアノが弾きたくなって・・・

 

きっかけは、長女A。

 

彼女も、ピアノの音色が好きで、実家に帰省した時には、ピアノの前に長く座り、自己流に音楽を楽しんでいるのを見て、

 

「ああ、私も、今なら、ピアノを楽しんで弾けるかもしれない」と思えるようになりました。

 

そうして、導かれるように、我が家にやってきたピアノ。

 

これから、ぼちぼち、指慣らしをして、

 

教会学校で、リードオルガンの奏楽を担当させてもらいたいな・・・

 

そして、子どもたちが大きくなって、目を離せるようになったら、礼拝の奏楽も奉仕できたらいいなと思います。

 

長女Aには、楽しんで弾いてもらいたい、

 

練習に追われるピアノだけはやらせたくないので、

 

海野真理さんのレッスンDVDを私が見て、

 

少しずつ、長女Aに教えていけたらいいなと思います。

 

ピアノを本格的にやりたいと本人が思った時、

 

良い師匠に巡り会えますように・・・