haruの徒然なるままに〜シンイの世界に魅せられて

個人の趣味で書いている
韓流ドラマ「シンイ信義」の二次創作

お話の無断転載や他への転用は
ご遠慮くださいませ

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テーマ:

チェヨンはチュソクから
文を預かり
目を通すと
少し困った顔をした


なに?
そんな顔して?
まさか王妃様に何か?


ウンスの顔色が変わっていく
王宮でウンスを呼び戻すほどの
大事と言えば
王妃様のことしか思いつかない
ウンスは食い入るような瞳で
チェヨンを見つめた


ああ
いかにも
王妃様のことだ


なんて書いてあるの?
まさか?重病なの?


ウンスは泣きそうな顔で
チェヨンに尋ねた


イムジャ
大丈夫だ
そんなに思いつめた顔をしたら
みぃに障るではないか


チェヨンは心配そうに
ウンスを抱き寄せた


うん
ごめん


チェヨンの肩に
もたれるように
体を預けていたウンスの姿
人目もはばからない
その様子を口を開けたまま
見ているチュソク


なんだ?その
驚いた顔は?


いえ
もしや?
医仙様のお腹にも
赤ん坊が?


チュソクはやっと
それだけ述べた


ああ
まあな


チェヨンは照れたような
笑みを浮かべて
ウンスを見つめた

ウダルチテジャンだった頃の
どこか感情を押し殺した
チェヨンしか
知らないチュソクには
はにかむチェヨンが
信じられない思いがして
二人を見つめた
だが
そんなチュソクには
構わずに
チェヨンは答える


俺の目に映るのは
ユ・ウンスだけ
ゆえに片時も離れては
いられぬのだ
だからやはりこの密書には
応えられぬ


チェヨンは
渋るような顔をして言った


そこをなんとか
お願いいたします
某    
医仙様をお連れするまで
此処を動いてはならぬと
チュンソクテジャンに
きつく言われているのです


まったく厄介なことを


だから何なの?
何が書いてあるのよ


ウンスはチェヨンに
畳み掛けるように尋ねた


あ?ああ
ウンスも知っての通り
王妃様は
出産を間近に控えておる
だろう?


ええ
それなのに
あんなに
よくしてくださった
王妃様のそばにいられなくて
申し訳ない気持ちで一杯よ


そうなのか?


うん


イムジャ
王妃様はな
少々気鬱なようで


え!


それでイムジャにそばに
いて欲しいと
姉様が戻るまではと
王妃様はご自分のお部屋に
籠られたまま
誰にもお会いにならないようだ
叔母上もチャン侍医も
手を焼いておると
王様もお嘆きのご様子


行くわ
行きます
行くのが当たり前だわ
行かなくてどうすの?


ウンスの瞳に向かい
静かに
チェヨンは首を振る


だが
俺たちは謀反の身
王宮に戻るのは危険だ
それにイムジャは身重
腹の赤ん坊のことも考えよ


それはそうだけど
でも今は安定期だし
それに捕まえるつもりなら
密書はよこさない


王様はテジャンも
医仙様の護衛として
まかりこすこと構わぬと
仰せに


ほらね


イムジャ!
俺たちが万一王宮から
出奔した二人だと
露見して見よ
王様の体面にも傷がつく
事は俺たちだけでは
済まぬのだ


うふふ


なんだ?イムジャ?


だってなんだかんだ
言ったって
やっぱり王様や王宮のこと
考えてるんじゃない


そのようなことはない


いいの   いいの
なんだかうれしいんだから
じゃあこうしましょうよ


楽しそうな思いつきは
たいてい
チェヨンを悩ませる


変装する
医仙としてではなくて
変装して行けばいいのよ
それに
そんなにチェヨン見参!って
露見するのが心配なら
ヨンは屋根からでも
木の陰からでも
こっそり
見守ってくれてたらいいわ
ね?


にこっと笑い首をかしげ
甘えたようなその口ぶり
チェヨンの急所を突くウンスに
チェヨンはため息をついた


木の?木の陰とな?


うん
前にもそんなこと
あったじゃない


それは
イムジャがまだ
俺のものではなかった時の
話であろうが
今更木の陰だと?
イムジャ    俺は行かぬ  


チェヨンは膨れたように
ウンスに言い返した


え?ヨンア?


だがイムジャが行くのを
止めはせぬ


意地っ張りなんだから


チュソク
それでよいな?
王命はウンスが王妃様の
元に向かうことであろう?


それはそうですが
テジャンも一緒に来るはずと
チュソクテジャンが


それはそちらの勝手な
思い込み
それと
俺たちにも準備がある
時間がかかるゆえ
お前は村の温泉にでも
ゆるりと浸かって来い
逃げはせぬ


は?はあ


ドルベもよく行く温泉宿
よい湯だという噂だ
テマン
テマンはおるか?
チュソクを案内せよ
それから
あいつらを集めろ


チェヨンはそう言い残すと
当然のように
ウンスを抱き上げた


ちょ
ちょっと!
チュソクさんとも
話がしたいのに


あん?
誰が他の奴と話させるか
俺がまだまだ
イムジャ欠乏だというのに


ヘジャが横から
口を挟んだ


チュソク様
まずは
ごゆるりと温泉へどうぞ
どうせ旦那様は
しばらく戻って来ませんよ
診療所にいる村の人たちにも
帰るようにいわなくちゃ


へジャは慣れたように
診療所に向かい
チュソクはやっぱり
びっくりしたまま
固まっている

灰色がかった海が
白波を立てていた


*******


『今日よりも明日もっと』
知らんぷりはできない
あなたが本当は
気にしているのがわかるから




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


ちょっこっと解説

こちらの徳さんは
いい方なので
王妃様に
毒は盛りませんでした

なので王妃様は
お一人目をご懐妊後
順調に妊婦生活を過ごし
ご出産間近となってます

さて
ウンスの変装 (^▽^;)
大丈夫かしら?

また
おつきあいくださいませ




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