はるのつぶやき

/////////// 【音楽】【アニメ】【動画】などについて書いてます
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テーマ:
『仲村ゆりの場合』


「目が覚めたぁ?」

「あんた…」

「ようこそ、『死んだ世界戦線』へ!」

「唐突だけど、あなた、入隊してくれないかしら?」

「はぁ?入隊?」

「ここにいるってことは、あなた…死んだのよっ!」

「はぁ?」

「ここは死んだ後の世界。何もしなければ『消される』わよ!」

「消される?誰に?」

「そりゃぁ、神様でしょうね。」

「順応性を高めなさいっ!あるがままを受け止めるの。」

「受け止めて…どうすればいいんだよ?」

「戦うのよ。」

「何と?」

「あれよ。」

「…。」

「あれが死んだ世界戦線の敵、『天使』よ。」




「どうしてあんたがリーダーに選ばれたんだ?」

「初めに刃向ったから。それだけの理由よ。」

「…。」
 

「兄弟がいたのよ。」

「あ?」

「あなたには無い、『記憶』の話よ。」

「この世界に来る前の…生きていた時の話か?」

「そう…」



 「生まれ変わって、ミジンコになったって私は別に構いはしないわ。」

 「私は…本当に神がいるのなら、立ち向かいたいだけよ!」

 「だって、理不尽すぎるじゃない…。」

 「悪いことなんて何もしていないのに…。」

 「あの日までは立派なお姉ちゃんでいられた自信もあったのに…。」

 「守りたい全てを30分で全て奪われた。」

 「そんな理不尽ってないじゃないっ。」

 「そんな人生なんて…」

 「許せないじゃないっ!」
 

 


「私を含めて4人兄弟よ。私が長女で下に妹が二人、弟が一人いた。」

「両親の仕事がうまくいってたこともあって、すごく裕福な家庭だった。」

「自然に囲まれた、まるで別荘のような家で暮らしてた。」

「夏休みだったわ…両親が留守の午後、見知らぬ男たちが家にいたの…」

「真夏なのに暑そうな目出し帽を被ってね…」

「一目で悪いことをしに来たんだ…って、わかったわ…」

「私は長女として、絶対にこの子たちを守らなくちゃって思ったの…」

「でも敵いっこないじゃないっ。ね。」

「連中はもちろん金目の物狙いよ。でも奴らは見つけ出せなかったの。」

「無闇に窓ガラスやテレビを壊して苛立ちを見せ始めた。」

「そして…連中が私たち兄弟にとって、最悪のアイデアを思い付いたのよ。」


「おねぇちゃん、あんたは長女だ。家の大事なモノのありかぐらい、

教えられているだろう?」

「地震が来たら、それを持って逃げなさい、だとか、

強盗さんがやってきたら、それを差し出してお帰り願いなさい、とかさぁ」

「聞かされた覚え、あるだろう?」

「知らない…、そんなもの…、知らない…」

「さぁ、それを探しておいで。」

「僕らが気に入らなかったら、この子たちとは、悲しいことだけど、

一人づつお別れになってしまうよ。」

「一人につき、10分…」


「10分ごとに一つ、持っておいで。」



「私は必死に家の中を探し始めた…」

「頭が酷く痛かった…」

「吐き気がした…」

「倒れそうだった…」

「あの子たちの命がかかっているんだっ!」

「探し出さなきゃ、ならないんだっ!」

「けど…、あいつらが気に入る、価値のあるモノなんてわからないっ!」

「あ、時間が…」

「急がないと!急がないと!」

「この一番おっきな壺を持ってこう!」

「うぅ、重い…」

「これだけ重かったら、きっとスゴイ価値があるにちがいないっ!」

「よっ、うぅ、よっ、あぁーー!」





「階段から転げ落ちて…、壺は価値が高かったどうかわからなかったけれど、

 こなごなになって階下では何の価値もないものになってしまったわ…」


「警察が来たのは…30分後。」

「生きていたのは…私…ひとりだった…」



「強いな…ゆりは…」

「俺の記憶がそんなのだったら、とっとと消えてしまいたくなるかも知れない…」

「でも、ゆりは抗うんだな…」

「そうよ。」

「なぁ、一つだけ訊いていいか?」

「何っ?」

「ゆりはどうして死んだんだ?」

「あぁ…。バカねっ!自殺なんかじゃないわよっ!」

「自殺した人間が抗うわけないじゃないっ!」

「それに、この世界は自殺した人間はいないわっ!行くわよっ!」









「馬鹿どもっ!お目覚めっ?ギルドは破棄っ!天使ごと爆破したわ。」

「総員に告ぐっ!至急、オールドギルドへっ!」

「武器の補充はそこで急ピッチで行われている。」

「天使が復活する前に、総員っ!オールドギルドへっ!」

「繰り返すっ!急げっ!馬鹿どもっ!」


「思わず、助けちまった…」

「何やってんだ?オレ…」

「私は本当に神がいるのなら…立ち向かいたいだけよっ!」

「だって…理不尽すぎるじゃない…」

「悔し過ぎるじゃない…」


「お前…スゴイよ…」

「みんなが、ついてくるわけだ…」

「立派にリーダー、できてんよ…」






『音無結弦(おとなしゆづる)の場合』

『岩沢まさみの場合』

『ユイの場合』

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