東京のネットカフェより、東京国際映画祭の速報をお届けしたいと思います。
左の写真は映画祭の会場になっている六本木ヒルズです。あまりの高さにてっぺんが霞んでいます。さながらバベルの塔ですね・・・。さて、このビルには楽天やライブドアの本社オフィスが入っていることなどで有名ですね。では、さっそく有名企業オフィス見学としゃれこもう、と意気揚々ビルの中へ。しかしここで驚愕の事実が発覚しました。なんと六本木ヒルズのオフィスビル専用エレベーターには、IDカードチェックゲートなる怪しげな機械が!・・・あるんですね、そんなものが、この世の中に・・SF映画の世界だけかと思ってました・・・。
会社訪問を諦め、気を取り直して会場の六本木ヴァージンシネマに向かいます。そこでまた驚愕の出来事が!私の地元で活躍中の映画パーソナリティ、松岡ひとみさんが映画館から出てくるではありませんか。以前から松岡さんの
ブログを参考にさせてもらってて、こっそりトラックバックを貼っちゃったりしていたのですが、本人を拝見するのはもちろんこれが始めて。ドキドキしながらもブログ見てますと言ってしまいました。すると松岡さんもびっくりされたようで、世界は狭いね~と笑っておられました。それにしてもネットの世界で見ている人に突然出会うことってあるんですね、人生って不思議です。
さて、それでは本題の映画の方へと、まず一本目は中国映画の「青春愛人事件」です。この映画は「山の郵便配達」で主人公の青年役を爽やかに演じたリウ・イエ主演のラブコメディー。中国映画といえば、今挙げた「山の郵便配達」のように、田舎を描いたしっとり系の作品が多いのですが、最近はどうも様子が変わってきているようで、ポップなテイストの映画が増えてきました。しかしこの手の中国映画は、どれを観てもなんかしっくりこないというのが私の感想です。やっぱりしっとり深く感動できる中国映画が観たいですね。 中国映画は「さらば、わが愛 覇王別姫」「初恋の来た道」「山の郵便配達」などがオススメです。未見の方は是非!
2本目はロシア映画の「狼といた時」です。猟師イゴールは、ある日傷ついた狼を救います。最初はなんとなく鎖につないでいたのですが、治療するうちに情が移り、その狼を飼うようになります。やがて猟師もやめ、狼との中も親密なものへと変わっていくのですが、まわりの住民からは狼を殺せとの声が・・・。猟師と獣の業のお話ですね。狩るものと狩られるものの間にできた情が引き起こす悲劇を描いています。この映画を観ていて、ふと宮沢賢治の「なめとこ山の熊」という話を思い出しました。猟師小十郎となめとこ山の熊の話なのですが、しんみりと生き物への愛情が伝わってくるいい物語です。未読の方は是非!
3本目はインド映画の「ハリオム」です。インド映画といえば、歌えや踊れの一大娯楽映画として有名ですが、この映画は、インド映画には珍しいロードムービーです。リクシャ(三輪タクシー)の運転手ハリオムは、ギャンブルに負けて町を逃げ出すはめに。逃げる途中で、彼は婚約者とはぐれた美しいフランス人女性と出会います。そして彼女の彼氏を探すことになるのですが、いつしか二人の旅はインドの古都巡りになり、やがて二人の間には・・・。
今日観た映画の中では抜群にいい映画でした。美しいインドの古都を背景に、インド人タクシー運転手とフランス人女性の間に少しずつ友情にも似た愛情が芽生えていくのですが、主人と運転手の関係がくずれていく過程の描き方が秀逸でした。インドの古都はほんとに綺麗だし、昼間からみんな道路脇で寝てるし、街中を象やラクダが闊歩してるし、インド行ってみたい!って気持ちにさせてくれる映画でした。
そういえば、ビップゲストの一人、ジュード・ロー来日が中止になったみたいです。噂によると家庭の事情らしいです。某漫画家の取材のため休載というのと同じ理由かな?トムといいジュード・ローといい日本をどう思ってるんでしょうね。まぁトムは撮影だから仕方ないけど・・・。雨の中で場所取りをしていた報道陣の怨嗟の声が聞こえてくるようです。
といったところで今日はお開きです。また明日も映画観るぞ!!