荒れた学級に立ち向かう⑥~ビー玉と優しい嘘~
テーマ:【教育】小学校実践こんばんは!勇気づけママ原田綾子@もと小学校教師です^^
シリーズ6話書きます。
初めていらした方はコチラから↓
~荒れた学級への対応【実話】シリーズ~
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あらすじ
異動した学校で途中から任されたクラスは
前担任が病休に追い込まれたほどの荒れた学級だった・・・
どうにもこうにもならない荒れ放題の学級を再生するまでの
汗と涙の感動の記録
子ども達を伸ばしたのは【勇気づけのコミュニケーション】だった
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~第6話~ビー玉と優しい嘘~
家庭訪問の時のお話です。
Kくんのお家に行ったら お母さんとっても暗いんです。
雨が降っているのにお部屋の電気も点いてない・・・。
座っても黙ったままのお母さん・・・。
私はKくんの様子を伝え,
Kくんの「よさ」について話し始めました。
すると・・・
お母さん・・・
泣いている・・・o(TωT )
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
なんか,私,悪いこと言った???
お母さん,涙を拭きながら 話し始める。
「息子が誉められたの,初めてなんです。」
(((゜д゜;)))えっ!!??
「ずっと1年生の時から 先生に叱られていて
親も学校に呼ばれて・・・。
それで私も息子を叱ってばかり。
すっかり子育てにも自信をなくしていたんです。」
確かにKくんはちょっと乱暴で落ち着きのない所もある。
でも「よさ」もいっぱいある。
そして何故Kくんが不適切な行動をとるのか
「そうせざるを得ないのか」
私は 感じていました。
Kくんは 本当に心の優しい子なんです。
僕を認めて。
それが手に取るように解る。
だからいっぱい勇気づける。
すると どんどんと変わっていくのです。
表情も態度も・・・。
どうしてこの子が毎年問題児として職員の間で申し送りされるんだろう?
そう思うくらい・・・・。
様々な話を伝えると お母さん 笑顔になって ホッ![]()
「先生は あの子のよさ 解ってくれますか?」
もちろんです![]()
私は ある暑い日の出来事を話しました。
休み時間になって 子ども達は次の時間,
音楽の授業で(専科の先生)音楽室に移動し
私は暑い教室でたった一人黙々とテストの採点をしていたんです。
そしたらKくんが 戻ってきた。
「先生,これあげる。」
・・・・?
「いつもお仕事頑張っているでしょう?
今日は暑いから これ見て涼しくなってね!」
小さなガラスのビンに 水が入っていてタンポポが一輪。
その中に 水色や青のビー玉が沢山入っていて
とても綺麗なんです。
「僕,さっき作ってみたんだぁ~
」
ありがとう
すっごく嬉しい。
先生はKくんの優しい気持ちに・・・
そう言うか言わないうちに走って行ってしまったKくん。
私は 追いかけて廊下で大きな声で叫んだ。
ありがとう
(´□`。)
リコーダー(笛)を忘れたので取りに戻ったと言っていたKくん。
ホントは笛なんか忘れてなかった。
子どもが問題行動を起こすとき,事実だけを見ないで背景をさぐる。
「勇気くじき」をされて育った子どもは
とても辛いのです。
そもそも もともと悪い子なんていないのです。
悪くしているのは 周り,大人。
「私は できるんだ」
「私は 誰かに必要とされているんだ」
「私には問題を解決できる力があるんだ」
「私にはよいところがあるんだ」
いつも子どもの能力を認める。
能力がない方向にものを言わない。
ほんの少しだけの成長をも 勇気づける。
完璧は目指さない。
親の理想も押しつけない。
常に「過程」と見る。
「あなたってダメな子ね」
「何回言えばわかるの?」
「こんなこともできないで どうするの?」
じゃなくて
「私は できるんだ」
「私は人を助けることができるんだ」
と,思えるように言葉をかける。
=「勇気づける」
子どもが問題行動をするとき それは
「勇気(困難を克服する力)」
を無くしているとき。
私はKくんのよさを連絡帳に こまめに書きました。
お母さん,明るくなりました。
すると Kくんの問題行動も消えていきました。
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1 ■感動します
毎回読むたび感動します。
うちの子も原田さんのような先生に出会えたらなぁ。
なんてことを思ってしまいますがそんな期待をするより私が勇気付けて1番の理解者でいれば問題ないんですよね。
またひとつ息子に寄り添いたいと思った瞬間でした。
でもやっぱり親以外の人にも必要とされるって子供にとってどれだけ自信になるか
子供にいい出会いがありますように、とは願わずにいられないです。