美伊のお部屋

こんにちは、水無月美伊です。
小説とエッセイのページです。
どうぞごゆっくり(^^)


テーマ:
さて。
過去のエッセイを読み返してみると、私は女扱いされていなかったことが多いのではないかと気づいた。
もちろん、男扱いされていたわけではない。
女性特有の雰囲気になじめなかったと思う。
それは、私が中学に入った時から始まった。
みんなで学校の行事の一つである、遠足か何かに行ったことがある。
男女4人ずつ、計8人のグループにわかれて。
ところが。
私が入ったグループは、女子は他の3人ががっちりくっついていて、なんとなく私は入れなかった。
もちろん男子のグループになど入れるわけもなく。
ひとりぼっちで、みんなの後をとぼとぼとついていったことを覚えている。
それから、何度か書いた通り、女の子特有の「仲良しグループ」の、どこにも入らずにいた。
誰かが
「あの人(私)は女じゃない。女扱いするのはやめよう」
なんて言ったわけではない。
ただ、なんとなく、そうなったのだ。
高校短大は、女子しかいなかったから、そういう思いをすることもあまりなく。
(少しはあった)
就職してから、また「男性」と「女性」の世界になった。
例によって、私は孤立した。
呑み会の時、女子のリーダー格の女の子が、先に支度できている私に、
「先に行ってて」と言う。
女性が一人で居酒屋に入れる時代じゃなかったのに。
そして、私だけ仕事が残っている時も、みんな、私を置いてさっさと行ってしまう。
彼女らの眼中に、私は入っていなかったのだ。
私はその会社では、ずいぶんそういうことでつらい思いをしてきたから、
男子に相談したりした。
それでますます、孤立してしまったというわけ。
中には、
「そういう相談のできる女の子の友達を作ったら?」
と言った人もいたが、それができれば、最初からこんな思いなんてしていない。
こんなことがあった。
同期女子のお弁当組が、私と前述のリーダー格の彼女の二人だけになってしまった日があった。
他のみんなは、夏休みを取ってしまったのだ。
私は朝から、仕事も手につかないくらい悩んでいた。
仲良くない彼女と二人きりで昼休みを過ごすなんて、どうしたらいいいんだろう。何を話したらいいんだろう。
そして昼休み。
彼女の部署に行くと、彼女はいなかった。
代わりに、いつも社員食堂で食べている同期の子が、
「○○ちゃんは、コンビニへお昼買いに行ったよ」
と、教えてくれた。
そして。
「今日、私も一緒にいい?」
と。
私はほっとして、彼女らを待ち、3人でお昼を食べた。
そのリーダー格の彼女が、社食組の彼女に無理矢理お弁当を持ってこさせたと知ったのは、後のこと。
お昼一人になっちゃうから、と言ったのか、私と二人きりが嫌だとはっきり言ったのかは知らない。
わかったのは、彼女にとって私は「女」じゃなかったこと。
思えばその日だよ。私が両親に
「会社辞めたい」
って最初に言ったのは。
それから、転職を何度か繰り返し。
三十路と、四十路前半を過ごした会社でも、何度か傷ついた。
このことは前にも書いたが。
いつぞやの忘年会(泊まりがけ)で、他の女の子はみんなまとまった席に着いたのに、
座席の都合で、私だけ離れた席になってしまったことがある。
あと、その会社でのいつかの呑み会で、女子が私を入れて二人だけだったことがある。
その時、もう一人の女子が、私の目の前で、こう言ったのだ。
「今日、女の子誰も来てなくてつまらない!」
この時、私は初めて思った。
私って、女の子に女扱いされないんだ。
そして、過去にさかのぼれば、今回書いてきたことをたくさん思い出してしまった。
今の会社で、女子の同僚に、
「呑み会、女子少ないとつまらないから、一緒に出よう」
と言われた時、涙が出るほど嬉しかったことは、言うまでもないと思う。
私も初老になって、ようやく女扱いされるようになったのだ。遅すぎ!
もちろん、過去に出会った人を責めているわけではない。
私の方に、いろいろ問題があったと思うから。
でもま。
今がよければすべてよしとしませう。
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