整形外科ガール―ケアにいかす解剖・疾患・手術/南江堂

¥3,456
Amazon.co.jp


 交通事故業務をやるうえで大切になってくるのが、医学的な知識です。


 私の所属する交通事故業務協議会の研修会でも資料が配られることはありますが、自分でも時々医学書を買って勉強をしています。

 中でも『整形外科ガール』!

これは入門編として、わかりやすく面白かったです。


たとえば、「椎間板ヘルニア」


・・・よく聞きますが、どういう病気か説明できる人は、案外少ないのではないでしょうか?



 かんたんに説明します。


・椎体という脊椎の骨の間には椎間板があります。
・椎間板は骨と骨のすき間を埋めるクッションとしての役割を果たしています。正体は軟骨です。
・この椎間板が飛び出した病態のことを「ヘルニア」と呼びます。要するに、飛び出した軟骨の「こぶ」です。
・ヘルニアによって、なぜ痛みが生じるか?

→これは、その軟骨の「こぶ」が神経根を押すからです。


 この本では、イラストやユーモアを交えて、語られているので、上記のような知識がスッと入ってきます。


 ところで、この「ヘルニア」という病態ですが、交通事故によって引き起こされたという訴えがよくあります。 


 しかし、困ったことが・・・

 椎間板の変性は20代から始まると言われています。そのため、例えば車の運転中に追突された40代以上くらいの方が、MRIを撮影してこの病態が写ったとしても、事故前からもともとあった「ヘルニア」なのではないかと争われることがあるのです。

 これをどのように解決するか、なかなか一般的に言うことはできないのですが・・・・。

『整形外科ガール』、一般の方が読んでみても面白いと思いますよ。

 PS.余談ですが、「脱腸」という病気は鼠径ヘルニアと呼ばれ、いわゆる「出べそ」は臍ヘルニアといいます。・・・ネーミング的には納得できますね。



にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ 広島ブログ


交通事故被害者サポート広島

AD