2010-08-23 16:38:11

末文(2) ―取り急ぎ

テーマ:基礎編|文章技術と作法
 ビジネスメールマナー講師の原です。

メールのくくり(末文)で、「取り急ぎ~まで」という使い方をすることがあります。
でも、「取り急ぎ」って、ちょっと失礼にあたる? と感じられた方は少なくないはず。

この「取り急ぎ~まで」という使い方は、ビジネス文書で使っても大丈夫?


「取り急ぎ~まで」は、文書の結語(敬具・草々)の直前に書く結びの挨拶の基本で、「本来なら直参してお礼やご連絡すべきですが、手紙にて失礼します。」の意味。

「取り急ぎ」という表現が、なんとなく取ってつけた感じがするので、失礼と勘違いされている方も多いのですが、「取り急ぎ~」は、ビジネス文書として失礼なものではありません。
使っても大丈夫です。

goo辞書学びのコンテンツによれば、「末文のあいさつ 要旨をまとめる」用例として、「右、取り急ぎお知らせまで」「とりあえずご報告のかたがたお礼まで」という例が掲載されています。
(注:右、取り急ぎ~は、縦書きの文章のときに、その右側に本文があるため。横書きの文書では上記となります)

「取り急ぎご連絡まで」
「取り急ぎご報告まで」
「取り急ぎお願いまで」
「取り急ぎお知らせまで」
「まずはご案内まで」

最終的に結論が出ていない、他に用件があるのだけれどこの件だけは急いで返信の必要があるなど「取り急ぎ~」という言葉を使うと文章が結びやすいですね。

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