ママが迎えに とうとう日本にやってきた。今度の訪日は夏休みや冬休みの一時的訪問なんかじゃない。ちゃんとした滞在だ。これからずっとママと一緒に日本にすんでやる。別に北京がやになったワケじゃない。北京のパパがきらいになったワケでもない。あちきは、ママと一緒にいたいだけ!

ママだけ日本で幸せに暮らすなんてユルサナイ!あちきも日本で幸せになってやる。北京のパパもちゃんとあちきの固い意志をわかってくれたからチョーうれしい。相変わらず、口うるさい北京のパパは、ちゃんと日本語勉強しなさいだのお野菜きちんと食べなさいだの覚えきれないくらい、オウチから別れるまでず~っとしゃべってた。いつもなら「だまらっしゃい」と言うトコだけど、今回は特別おとなしくうなずいてやった。

あちきも内心は複雑なのよね。人生なんでこう、うまくいかねえかな?でも、ウジウジしてたってはじまんねえ!いいたいことをいい、やりたいことをやる。それが、あちきの生き方なんでぃ!ママも日本のパパもそこんとこしっかりカンネンしてちょ!
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まま父と①こいつはあちきの日本のパパだ。本当のパパは北京にいるけど、こいつが、あちきのママの新しいダーリンだからしかたがねえ。一緒に住んでやる。最初、あちきはこいつがあちきのママをさらったって思ったから、徹底的にいじめてやった。

でも、だんだん、事情がわかってきたんた。あちきのママは北京のパパと価値観とかいろんなことが合わなくてて、別れたんだ。そして、日本に留学にやってきた、そこで偶然こいつと知り合ったらしい。あちきもこれで、恋もしたし、失恋もした。あちきなりに乙女心は傷ついてる。だから、このことでママや北京のパパやこいつを責める気はなくなった。日本行きたいと思ったのは、北京のパパがあちき可愛さのあまり、少々ウルサイからと、ママと一緒の方がデタラメの生活おくれそうだから・・・こんな動機じゃダメなのかな。やってらんねぇ。
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ピースジャジャジャーン!
あちき、いよいよ来週日本にいくヨ~っ!
まだ、わかんないけど、今度日本に行ったら、もう北京にゃもどんねえヨ~!
あちき、日本でママと一緒に過ごすことに決めたんだ。でも、中国のパパが許してくんないの~。そりゃそうでしょ。だって中国のパパにとってあちきは世界中でたった一人のマナ娘だもん。どんなパパがこんな可愛いあちきを手放すっていうの?そんなパパ、いるわけ無いじゃんネぇ~(^-^; 。
でも、最近あちきと中国のパパ、ぜんぜんうまくいってないの。

あちき :「パパ、郵便ってどこで出すの?」
パパ  :「街ハズレの郵便局さ、遠いよ。」
あちき :「じゃ、そこの郵便ポストはなんのため?」
パパ  :「・・・」
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ママと⑤ 今日はママと二人で小樽の水族館にやってきた。北京の水族館と比較にはならないがめずらしいトドのショウが豪快で楽しかった。北京には海がない。だから、小樽の水族館やにしん御殿の灯台は小高い丘の上から海が見下ろせてとても気持ちいい。

アザラシはまるで海の子犬のようだ。エサをねだるし、エサを投げるとサッともぐって上手にキャッチする。あちきは日本が気にいった。とくに北海道。夏は涼しいし、冬は雪が多いけれどお部屋の中はとても快適。夏も冬も清潔できれい。ママと一緒に日本に住めたらいいな。カミさま、どうか、日本に住めますように!

ママと③あちきの悩みはママと違って肌の色がパパに似て真っ黒ってこと。日本じゃ、わざわざ肌を黒く見せるお姉ちゃん達いるらしいケド、それってよくわかんない。女の子なら色は白い方があちきはいいな。だってあちき、生まれながらに黒っぽい。友達にクロンポっていわれるとヒドク傷つく。

ママはいいな。どこもかしこも真っ白。日焼けもしないみたい。お風呂にはいってもはいらなくても真っ白。匂いもない。うらやましい。ママ化粧なんかもまったくしない。あちきとママとならんで歩くとホラ、こんなにハッキリ。あちきってホントにママの子かしら。やれやれ。ひらきなおるしかねえなぁ。やってらんねえっ!