オーストラリア人の気遣い

テーマ:
9月13日ダーウィン港で行われた洋上献花、メディアの取り上げ方が好意的で地元に住む人間としてはほっとするやら嬉しいやらです。

NTニュース(訳はこちら ) では、日本人とオーストラリア人のご夫婦を取り上げることによって、昔は敵味方同志だったが今は友好国であると言うことを印象付けるようになっています。私はダーウィンから和解のメッセージを伝えたいと思っていたのに、このような方法には気が付きませんでした、、、、まったく迂闊です。しかしNTニュース、Good Job じゃあありませんか!

それからABCニュース ではオーストラリア側の攻撃により日本の潜水艦が沈んだと言うことを強調しています。こうすることによって、ともすると一方的に日本が攻撃しただけに思われているのがオーストラリアも攻撃し日本側にも被害があったことをオージーに理解してもらえるのがいいですね。

その上、伊124号についての本を書いたトム・ルイス氏が、潜水艦を攻撃しオーストラリアを守ったデロレインの功績をたたえることによって、私たちが心配していたオーストラリアの退役軍人や遺族からの「どうしてダーウィンを攻撃しようとした人たちをこの地で慰霊するのか」という反発を抑えることが出来そうです。さすがトムさん、いつも頼りになります。

オーストラリア人というのは意外に(と言っては失礼ですが)いろいろと気を使ってくれるのです。去年市長さんとダーウィン空爆記念式典の前にお話しをしたのですが、「式典では空爆の再演を最小限にしたい」とおっしゃっていました。日本人出席者に配慮しての事のようです。

また今回の洋上献花の前日に、州議会議事堂で行われたパーティーに参加した時のこと。この議事堂はWWII当時は郵便局で、爆弾が直撃し郵便局員が10名亡くなっているのです。艦長がたまたまその爆発地点を記念したプレート(とても小さくて見えにくい)の上に立っていたので、『これは教えなければ』と事情を話したのですが、側にいた北部準州のアドバイザーの方が「Sachi 教えなくっていいのよ。キャプテンに恥ずかしい思いをさせるつもりはないので、私も言うつもりはなかったのに」と言われました。この気遣い、ありがたいですね~。

もちろんここにも日本のことを恨みに思い、嫌っている人がいないわけではないと思いますが、しかし政治家や政府の偉い人たちが一様にこのように思っていることはすごいことだと思います。

このようにオーストラリアというのは日本人ほどではありませんが、結構気を遣う人々で、でもやはり西洋人らしくはっきりものを言うので、誤解を受けやすい日本人の代弁者としては最適だと思うのですよね。これからもっと日豪の結束を深め、慰安婦問題などで共闘できるようになればと思っています。

それではいつも読んでいただきありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村


国際交流 ブログランキングへ






AD

コメント(14)