日本は正義を大事にし、豪は公平が大事 | 日本は世界を平和にします

日本は世界を平和にします

オーストラリアに移住してから日本がとんでもなくいい国だと言うことに気が付きました。
世界を平和にするのは日本ですよ、間違いない。
でもそのためにはまず日本が元気にならなくっちゃね。
ダーウィンから応援しています。

オーストラリアに住んでいてカルチャーショックはいろいろありますが、善悪の判断とか常識的なことは日豪は結構共通していますから、ここは日本人にとって住みやすい国だと思います。

前々から考えていたんですが、日本とオーストラリア、それぞれ大事にしているものが似ているんですよね。日本は正義を大事、オーストラリアは公平であることが大事、と。

先日安倍総理がオーストラリアにやってきたときに言った「Give Japan a fair go」日本をフェア、公平に見ようよ!、の”フェア”です。政治でもスポーツでもフェアという言葉がオーストラリアではよく聞かれます。日本もスポーツマン精神を尊重するから気が合うのでしょうね。

ただこのフェア精神、たまに行き過ぎてる?と思うことが。それが税金の計算方法にも表れています。

たとえば、こちらは仕事に使った車のガソリン代を控除できるのですが、その計算方法が4つもあるんですね。それで一番自分にあった(というか一番多く申告できる)方法をとっていいのです。確定申告は日本と違い自分でやる人が多いので、皆さんこれをまじめに計算しているらしい。

もう既に世界的な常識になっているかと思いますが、アジア人特に日本人や中国人、インド人は数字に強いのです。ということはつまり西洋人は数字に弱い、、、それなのに元会計士で日本人の私が面倒くさくて根を上げるような4つの計算式を用意するのはやっぱり”フェア”であることを大事にするからだと思うのです。日本人だったら多少の誤差があったとしてもお役所の人たちの手を煩わせずに計算が早く済むなら、と一つか二つに統一すると思うのですけど、どうでしょう?

オージーは基本的に大ざっぱだし、融通が利くし、結構適当なのですけど、こういうことには細かいのです。そのせいでしょうか、オーストラリアでは残業しないのが当たり前となっていますが、会計業界だけは別のようです。私も経理担当だったときには残業、休日出勤は当たり前でしたし、私の友人で会計事務所に勤めている方は土曜日も日曜日も家で働いていて、職種を変えるべきか悩んでいます。

ちょっと愚痴になってしまいましたが、しかしどんな仕事も一長一短。なんといっても会計士は給料が高い(人気が無いから)ですし、求人がいつもあって引く手あまた(人気が無いから)です。

会計システムとか、会計ソフトとか、税法とかまだまだ改善する余地はたくさんあるのになぁと思います。そうすれば仕事も楽になるし、もっと人気のある職業になるのに。是非とも日本や他国から新しいやり方を吸収して欲しいと思いますので、オーストラリアで会計士を目指していらっしゃる方は頑張ってください。

な~んて、すっかり会計から離れてしまった自分が言うのは申し訳ないですが本当に改善の余地があると思いますよ、特にソフトウェア。オーストラリアのMYOBはどうしてあんなに人気があるのでしょうね、、、日本の使いやすいソフトが懐かしい、どなたかオーストラリアへ輸出しませんか?


それではこれからはもう少しオーストラリアで仕事を探している人などに情報提供ができればと思っています。いつも読んでいただいてありがとうございます。



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