ケミカルヘナってご存知ですか?⑤(ヘナ入りの製品はどうなの?) | 東京広尾 マシュー広尾 天然100%オーガニックヘナで白髪を染める

東京広尾 マシュー広尾 天然100%オーガニックヘナで白髪を染める

美容師歴32年。ヘナに特化した施術をしているヘナマイスター®︎齋藤。東京 広尾でMatthew Hirooを経営しています。国家資格を持つ美容師がおすすめするヘナ HENNAのみを使用。 もちろん天然100%のヘナです。


今日はヘナに関する質問で上位に来る

「ヘナ入りのシャンプーやリンスってどうなの?」

に関してお話しますね~

自然食品のお店になんか行くと結構見かけますよね。

”続けて使うと白髪が染まる”

的な謳い文句で。

あるシャンプーで説明します。

手に取って全成分表示を見ると

水・ヤシ油脂肪酸リジン・ヤシ油脂肪酸グルタミン酸・ヤシ油脂肪酸グリシンK・ヤシ油脂肪酸タウリンNa・ヘナエキス・ローズマリーエキス・ホホバ油・ミンク油・ヒアルロン酸Na・マリンコラーゲン・センブリエキス・緑茶エキス・スクワラン・オレンジ油・アロエベラエキス・加水分解酵母エキスハトムギエキス・タイムエキス・カミツレエキス・ダイズエキス・褐藻エキス

こんな表示。

通常、化粧品や医薬部外品の成分表示は

混入している物質の多い順に表示する様に

法律で定められています。

これで見ると6番目に「ヘナエキス」とある。

葉っぱや粉末であるはずのヘナなのに「エキス」ってなんだ?

エキスって液体ですよね?正直、僕にもわかりません。

そこで国民生活センターのHPで検索。

そうしたら、下記のような結果が。
(少し長いですがご覧ください)


  •ヘナ色素ローソンはパウダータイプやクリームタイプの一部には含有して   いたが、ほとんど検出されない銘柄もあり、それらはローソンによる染毛   効果は期待できないものであった。また、表示からみると他の染料を配合しているものも多かった

  • 表示の基本的な方法では、染毛性能は低く、白髪の半分くらいが染まったと評価されたのは12銘柄中3銘柄のみであった

  • パウダータイプで繰り返し使用したり、塗布後の放置時間を長くすると評価が高くなったが、実際に使いたいと評価されたのは3銘柄であった

  • 永久染毛剤に最もよく使用され、アレルギーの原因となる可能性が高い染料は、どの銘柄からも検出されなかった

  • ヘナ配合の銘柄は強い陽性反応は出ず、また反応が出た人の数も少ないことから、永久染毛剤に最もよく使用される染料と比べると安全度は高かった。しかし、永久染毛剤でかぶれ等の経験がある人が使用する時は注意が必要である

  • ヘナの色素成分であるローソンがほとんど入っていない銘柄でも、「ヘナ」により染毛されると受け取れる表示があり、誤認を招くおそれがあった。

    こんな感じ。

    噛み砕いて言うと

    •染まると言う事に関してはかなり怪しい。
    •ヘナは極少量な製品。他の染料が入った製品もあった。
    •PDD入りの製品よりはアレルギー反応は低いよう。


    などでしょうか?

    ただ、僕の経験で言うと

    「悪い物ではないようなので使い続ける分には問題ない」
    「ただ過大な期待はしない方が良い」

    と言う結論です。

    ■Toru Saito
    mobile:08030196153
    E-mail henna.tokyo@gmail.com

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