東京・日本橋、地下鉄・水天宮駅直通のロイヤルパークホテルは、堂上にとってもなじみのホテルだ。20数年前には妻の妹がフラワー担当、そしてわたしたち夫婦も結婚一周年の記念ディナーを、現在はレストラン&バンケットとなっている「パラッツォ」で楽しい時間を過ごした経験がある。

ソムリエがフレンドリーにワインの希望を聞いてくれたし、同ホテルの名物料理といっても言ってもいいだろう、オマール海老がとても美味しかった記憶が残っている。

 

その同ホテルではこの3月から、1階ロビーのコーヒーショップ「シンフォニー」を、新たにシェフズダイニングにリニューアルしたそうだ。

http://www.rph.co.jp/information/new_symphony.html

 

もともと訪日外国人も多い国際的なホテルで、“食のロイヤルパーク”と呼ばれるほど料理に力を入れてきた同ホテルだが、今回のリニューアルでは幼いころからフランスと日本を行き来し、いまでもフランスの各地の良質な食材や調理法をコレクションするのが楽しみという松山昌樹調理部長が、現地ガイドブックにも載っていないフランスのローカルメニューを提供するらしい。

実に気になる(笑)。

 

ディナーは4,800円~と実にリーズナブルな価格設定なのも特色だ。

コースは、チーズ・レモン・オリーブオイルで酸味を利かせた野菜サラダ「アミューズパレット」からスタート。メインには焼き加減も本場フランス風のステーキ&グリル、またココット料理はシーフードなどの素材と野菜のうまみを閉じ込め、やわらかく調理したメニューとなっている。

 

実は堂上は、今週末にも同ホテルを訪れる予定なので、メニューだけでなく、その空間などもこのブログで紹介する予定だ。

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ネット上ではいま、ラーメン二郎仙台店さんの話題で盛り上がっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00005823-bengocom-soci

 

堂上も何度か池袋店で美味しくいただいた経験がある。

ボリュームたっぷりが特徴の店なのだから、最初から小でいいじゃないか(笑)と思うのだが。

 

ひとつ事例を示そう。

その昔、堂上は荻窪の有名ラーメン店に行って、いきなり「ビールください」と言ったら「うちはラーメン屋だ!!」と怒られたことがある(笑)。プロの姿勢とはそういうものだと感心したが、それを「ホスピタリティーサービスに詳しい堂上に何を言うか!」と食ってかかるのはまったくの誤りなのだ。その店のルールに従うこと、そしてラーメン命の店主の意気込みまでをもスパイスに、その渾身のラーメンをたっぷりと賞味することのほうが、より重要だと考える。

 

その一方で、堂上はこの事例から思う、まったく別のこともあるのだ。

たとえば一般論として、700円前後でグランドメニューを提供する飲食サービス店舗に、高いホスピタリティーを期待するのはどうかと思う。それを望むならばホテルや高級レストランに行くべきだ。もちろんラーメン二郎さんにホスピタリティーがないということではない。これは業種ごとのプライスのすみわけ、分類というものだ。100gのスパゲティーでサービス料も含めて3,000円は必要な高級イタリアンと、700円のラーメン店を混在して認識してはならないという意味だ。その認識において、すみわけ・カテゴリーの越境は許されない。

(俺の~シリーズが出てから、一般の方にはそのあたり、以前に増してわかりにくくなっていると思うが、すくなくとも現在のウエディング施設においては越境認識はしてほしくないものだ)

 

そもそも超高級ホテルの館内レストランが、一般のラーメンチェーンやファストフード店と価格の面で張り合わない理由は何か?

それは人材=働くスタッフへの投資額がまったく異なるからだ。

だってホテルや結婚式場が自社の人材教育にいくら投資しているのか、皆さんわかっていないでしょう? わからないからコストパフォーマンスも、当然わからないはずだ。そしてぼったくりなどというネットの書き込みを安易に信じてしまう。

これは極論すれば、人にお金がかかっていて、それが料理単価にオンされているということだ。質の高いサービスを快いと思う人とサービスはまったく必要なく、がさつにお皿をテーブルにどんと置かれてもまったく構わない、安ければいいという人もいる。多様性はあっていいが、やはりホテルや結婚式場のサービスは、それでは許されない。

 

新卒を採用しようと思えば就活媒体に広告を出し、しかもわずかに採用した人員に、今度は1組350万円のお客様からクレームが出ないようにコーディネートできるまでの人材に育てるには、相当額の育成・教育費が投資されているのだ。

 

だから思うのだ。しっかりと質の高い、すくなくとも堂上も納得するサービスパーソンとなるための人材教育に資本投入したうえで、700円程度でラーメンを提供したら、それは早々に潰れてしまいますよ(笑)。どんなにお客さまが多い店でも、たぶん一杯3,500円はいただかないと無理。

つまり高級ホテルや高級レストラン並みの価格となる。

 

一方で、いわゆる「モンスター客」には敢然とNOという姿勢で臨むべきだと、堂上は常々思っている。

その意味で「二度と来ないでくださいね」は、今回の場合に限ってはそれほど行き過ぎた言葉とは思えないと堂上は考えるが、皆さんはどのようにお考えだろうか。

 

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ウエディングやスパ、一般宴会バンケットを備える総合複合施設「大宮璃宮」。最寄駅はJR土呂駅だが、わざわざ「大宮璃宮」まで10分かけて歩く必要もなく、ターミナル駅であるJR大宮駅西口(ソニックシティ裏)から、無料シャトルバスが土日祝は20分間隔、平日も1時間に1本運行されていることをまず知ってほしいものだ。

http://omiya-rikyu.jp/access.html

 

先週、この施設群の中にある、まさに大宮エリアの隠れ家的な「リストランテ マンジャーレ オリエンタルテラス 大宮」でのディナーを体験した。

 

専用の和風の風情ある入口から店舗内に入ると、そこは見事な庭園を望む空間となっており、当日も昼間は小規模なウエディングレセプションの場として、また夜は小さなお子さんも含むファミリー客が大人しく食事と雰囲気を楽しんでいる姿が印象的だった。

 

同店では地元・埼玉の旬の食材を使った月替わりの「プレミアムディナー」をこの3月から開始。消費税・サービス税込で1人6,720円だが、都内であれば1万円はゆうに超すと思われるコスパが素晴らしいので、このブログでお勧めしようと思った次第。

 

当日のメニューは以下だ。ちな、iPhoneで無作為に撮影したものだ。

〇食前酒は「Beauty “L”」と名付けられたカクテル。実に飲みやすく、さぞや女性受けするだろうなと思えた。

ちなみに、堂上はホテル・結婚式場からの招待で年間4~5回は試食を繰り返し、それがもう32年間である。そのため料理にはある程度くわしいし、このブログにも自宅でつくったフレンチメニューを過去何度も投稿しているので、興味のある方はアーカイヴをご覧いただきたい。

 

〇アンティパスト

「桜鯛と能登野菜のインサラータ 苺のエスプーマ」

白い皿の上に美しく描かれたアーチ状の前菜。彩りも素晴らしい。

〇プリモピアット

「ホタルイカと菜の花と新玉ねぎのもっちり生パスタ ビゴリ」

お腹が空いている方には「おしのぎ」的なメニューともなる。チューブ状のパスタにもよく味が染みていて、思わず白ワインを注文してしまった(笑)。

〇ペシェ

「メバルのソテー 春キャベツと桜海老の青さ海老のサルサ~春の目覚め」

カリカリに焼き上げられた皮と、旬を迎えたメバル白身のしっとりと味わい深いテーストがたまらない。白ワイン追加です(笑)

〇カルネ

 埼玉県産深谷和牛のグリル 5種の味覚

「越生の梅味噌・フリーズドライイチゴ・茎山葵・桜塩・狭山茶塩」

この画像は2人前だが、深谷和牛がブロックをザク切りの形でサービスされる。赤身のうまみを十分堪能できる肉質で、これは赤ワインとの相性も良かった。また5種の薬味で毎回、舌に新たな美味しい刺激を与えることもできる。

〇ドルチェ

「パティシエ特製桜と抹茶のミルフィーユ」

このリストランテは、芸がこまかいのはアンティパストの蝶をかたどった野菜からもわかっていたが、ここでもさまざまな「仕事」がなされていた。また食後のプティフールも二段重ねのお重で提供されるので、お腹はまちがいなく一杯となることだろう。

冬季には、こたつでイタリアン鍋を楽しむイベント期間もあるとのこと。シャトルバス移動は10分程度なので、大宮のレストランで記念日や親族だけのお祝いごとを考えてる方にはお勧めできるリストランテだ。

 

リストランテ マンジャーレ オリエンタルテラス 大宮

http://www.bestbridal.co.jp/restaurant/omiya_mangiare/

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