限界
「もう・・・ダメ・・・」
土方 「俺も・・・」
二人は汗だくで 倒れ込んでしまった
土方 「きっつぅ~」
前日
山崎 「局長 大掃除の割り当て決まりました」
近藤 「おぅ そうか ご苦労だったな 山崎」
山崎 「ただ 局長達と
さんは、まだ 決まってないんですが・・・」
近藤 「あぁ・・・ 出掛けていたからな 後は、俺達で決めておくよ」
山崎 「お願いします」
近藤 「おい お前ら 明日の掃除の割り当て決めるぞ」
沖田 「マジですかィ 面倒くせェー」
土方 「残ってんのは 何だ?」
みんなで 紙を覗き込む
全員 「・・・ 屯所周りの草むしりと風呂場掃除!?」
近藤 「ここは 二手に分かれよう」
沖田 「俺は 近藤さんと組みまさァ」
土方 「それは 別に 構わんが・・・ 担当場所は どうする?」
沖田 「俺らは、 風呂掃除 決定!」
土方 「オィィィ~ 何 勝手に決定してんだ
」
近藤・
(また始まった
この二人・・・)
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「ジャンケンで決めましょう」
沖田 「来い 勝負だ 土方」
土方 「上等だ
」
ジャンケン ポン
沖田 グー 土方 チョキ
沖田 「俺の勝ちでさァ」
「副長弱い・・・」
土方 「うぅ・・・
」
仕方無く 土方と
は 草むしり当番になった
当日
土方 「よりによって、 快晴じゃねぇーか」
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「少しでも 曇ってくれれば 良かったのに・・・」
土方 「とにかく 始めるか」
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「そうですね」
二人は 草をむしり始めた
屯所は結構広い その周りは さらに広い
おまけに 夏のような 暑さだった
土方 「ハァ・・・」
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「フゥ・・・」
真面目な 二人は 黙々と 草をむしっていた
土方 「ずっと しゃがみっぱなしで、腰 痛てぇー」
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「何かぼーっとする」
それでも まだ なんとか頑張っていた
土方 「・・・・」
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「ヤバイかも・・・ クラクラしてきた」
二人は、 汗 びっしょりになっていた
「もう・・・ ダメ・・・」
土方 「俺も・・・」
二人共 その場に 倒れ込んでしまった
そこへ誰か やって来た
沖田 「おぃ!」
沖田は、土方を 棒で突っつく
沖田 「ダメだ コイツは・・・」
の方に来て 突っつく
「コッチもだ・・・」
近藤がやって来た
近藤 「な・な・ どうしたんだ コイツら」
沖田 「死んでまさァ」
近藤 「えぇぇぇ~!?」
「誰か 救急車~~~」
近藤の叫び声だけが 辺り一面に 響いていた・・・
終