というわけで、一乗谷を攻めるのである。
ここには大友家の当主、宗麒その人がいるのである。
しかも、ただ一人で、だ。
そして城も、「……紙?」というくらいに壁が薄い。かつての激しい奪い合いで破壊されたまま、修繕が成されていない。
以前、金ヶ崎を落として補給路を断ち、ここを孤立させてから、ついにこのときが来た。
こちら、当主・佐竹義昭は北近江まで前進。
ここから指揮を執る。
実戦指揮の総大将は、山県昌景に任せよう。
そして前線・金ヶ崎からは別働隊、飯富虎昌が行く。
しかも、あれだ。
北陸から、朝倉の援軍も呼ぶ。
大友包囲網、ここに機能する。
ふふふ、朝倉が兵を溜めこんでいることは、以前の戦でわかっている。
ここは容赦なく、全力をもって宗麒を潰すのだ。
ここには大友家の当主、宗麒その人がいるのである。
しかも、ただ一人で、だ。
そして城も、「……紙?」というくらいに壁が薄い。かつての激しい奪い合いで破壊されたまま、修繕が成されていない。
以前、金ヶ崎を落として補給路を断ち、ここを孤立させてから、ついにこのときが来た。
こちら、当主・佐竹義昭は北近江まで前進。
ここから指揮を執る。
実戦指揮の総大将は、山県昌景に任せよう。
そして前線・金ヶ崎からは別働隊、飯富虎昌が行く。
しかも、あれだ。
北陸から、朝倉の援軍も呼ぶ。
大友包囲網、ここに機能する。
ふふふ、朝倉が兵を溜めこんでいることは、以前の戦でわかっている。
ここは容赦なく、全力をもって宗麒を潰すのだ。