2011年04月21日(木) 14時07分30秒
涙を流す余裕すらない大災害
テーマ:東日本大震災支援活動http://youtu.be/NUdbpXY7CzI
また被災地を回って唄わせてもらって来た。
ワシも賛同しとるNPO「みんな地球の子供じゃん」が支援しとる気仙沼の唐桑半島の避難所を中心に。
何でそこまでして被災地に唄いに行くの?
そんな事を言う人も居るけど答えは明確だ。
今、この段階で被災地にダイレクトに唄を届けられる無名の唄い手はワシしか居らんから。
何百人を前にマイク無しで唄を通せる唄い手を他に知らんから。
被災地は未だ音楽をやれるような環境ではないけど、今すぐにだって音楽を必要としとる人たちはいっぱい居る。
だもんで何度でも唄いに行くんよ。
初めて避難所で唄わせてもらった時から毎回同じ事を言われるんよ。
「避難所に来てから初めて涙を流しました。ありがとうございます。」
昨日も唄い終わったワシのところにお婆ちゃんが駆け寄って来てくれて涙を流しながら手を握ってこう言ってくれたんよ。
この言葉を聞く度に、この大震災は涙を流す余裕すら与えないぐらい大きすぎる、という現実を痛感させられる。
この映像の避難所は比較的大きいので今週末にはあの小林幸子さんが訪問するらしい。
でも小さい避難所には大物芸能人が訪問することはないだろうし、未だ必要不可欠な物資すら十分に届いとらん状態。
ワシの場合はいわゆる一流芸能人の被災地訪問とは違って、ノンアポでいきなり避難所に行って直接その場でお願いして唄わせてもらっとるもんで、門前払いされる事もあるし、唄わせてもらうこと自体が迷惑になる場合もあるかもしれん。
もちろん賛否両論があるのも百も承知だし、陰で叩かれる事も覚悟の上だ。
でも目の前の人たちの笑顔を見れば間違った事はやっとらんって思うんよ。
少なくともワシの手を握って涙を流してくれるお婆ちゃんお爺ちゃん達や、ワシの周りではしゃぎまくって楽しんでくれる子供達の元気の素には成れとるんだと信じてこれからも唄い続ける。
でも、こんなんじゃ全然足りんだよ。
災害のデカさから見たら何の力にもなっとらん。
一度でも被災地で何らかの活動をした人間なら痛感させられとると思うけど、
何もかもが全然足りんだよ。
この大震災の本当の規模はテレビとかインターネットじゃ全く伝わっとらんと思う。
こんな事を言うと気分を害するアーティストも居るかもしれんけど、被災地の人にも頼まれたので、あえて言わせてもらうよ。
例えば震災チャリティーライブのネット配信とかを見とると、
「私には歌う事しか出来ないから被災地の人のために歌います」
なんて事をイチイチ言ってから歌い始める歌い手さんが多いけど、
キミが被災地から遠いステージで歌う歌は被災地の人には全く届いとらんだよ。
テレビが自由に見れたりインターネット環境がある避難所なんかハッキリ言ってゼロだよ。
直接被災地に足を運んで音楽を届ける訳じゃないならイチイチそんな言い訳じみた事を言わずに一生懸命歌えばいいと思う。
現地の人からも「何か言い訳に利用されとるみたいで気持ちいいもんじゃない」という声を聞いた。
「そんな事を言うんならココに来て唄ってくれ!」とも。
音楽をやりたければ胸を張って純粋に音楽をやればいいだよ。
それが巡り巡って被災地の人たちの力になることもあるんだし。
そんでステージから降りたら歌い手である前に、一人の人間としてやれる事を探して一生懸命やるしかないだよ。
不謹慎だ!とか、自粛しろ!なんて言うのは何もやっとらん無関係の人間だけだと思う。
被災地の人で音楽活動を不謹慎だと思ったり、音楽以外のイベント事の自粛を望む人なんか1人も居らんと思う。
もちろん被災地以外の人間の行動を気にしとる余裕すらないって事もあるかもしれんけど。
被災地のライフラインの復旧率が90%を超えたニュースとか見ると、だいぶ復旧したんだ、なんて思うかもしれんけど、
まだ復旧しとらん10%に人たちにとっては100%不便であることに変わりはないだよ。
実際昨日行って来た陸前高田市は浄水場そのもの、というより街そのもの全てが被災してしまっとるので、水道が復旧するのに少なくとも半年はかかると聞いた。
もしワシが豪快にウンコをして詰まらせちゃったら避難所の多くの人が困るのでウンコするのも我慢した。
やっと水道は復旧し始めた気仙沼でも、電気は未だに災害用の移動発電機とかソーラーパネルを設置せざるを得ない避難所が多かったりする。
市の災害対策本部ですら未だに電話回線もネット環境もない状況。
災害対策本部の電話番号で090とか080からはじまる番号って衛星電話だったりするんよ。
被災地の人に、とにかく被災地の現実を伝えて欲しいと頼まれたので、厳しいことをたくさん書いたけど
震災発生後1ヶ月以上たった現在でも、これが被災地の現実。
もちろんワシが知らないもっと過酷な現実も山ほどあると思う。
今朝、東京に帰って来たけど今週日曜日にはまた気仙沼の唐桑小学校の体育館で開かれるライブイベントに出演しに行くよ。
今度は避難所ではない体育館のステージでマイクとかも使えるイベントで唄わせてもらうよ。
ちょうどロングテールバイク2台を届けに行くために唐桑まで行くんけど、たまたまその日にイベントを開催する予定だった李正美(い ぢょんみ)さんという歌手の方から連絡をもらって一緒にイベントをやらせてもらえることになったんよね。
4/24(日)気仙沼の唐桑小学校の体育館で13時ぐらいから唄うぞー!
もちろんそのライブの後は陸前高田の避難所にも行ってデッカい唄を届けてくるよ。
未だ、「人生大丈夫ンブンブン」と「上を向いて歩こう」以上に避難所で力を発揮してくれる唄は見つかっとらんので、避難所ではまた同じ唄を唄ってくるよ。
もし他にもワシが唄ったら良さそうな唄を思いついたら教えて。
もちろん唄と同時に支援物資も届けるので
タバコ、焼酎、とかの嗜好品。
化粧水、ハンドクリーム、コットン、綿棒、などのアメニティーグッズ。
DS、PSP、ゲームソフト、などの子供が喜ぶ遊び道具。
などを今日明日で提供してくれる人が居れば連絡ヨロシク!
「みんな地球の子供じゃん」の活動にも協力ヨロシク!
例えばアマゾンの通販システムを使って全国から気仙沼の被災地に物資を届けられたりするシステムも出来とるのでサイトを見てくれたら嬉しいよ。
被災地の人のことよりもメディア対応を優先するようなニセモノな団体も少なくないけど、「みんな地球の子供じゃん」の人たちは本気で被災地の人たちの事を考えて活動しとるのが伝わってくるんよ。
理事の見た目はちょっと悪そうだけど(笑)
だでワシも心の底から協力させてもらっとるんよね。
JustGivingという寄付金募集サイトでチャレンジを立ち上げたので協力してくれたら嬉しいよ。
http://justgiving.jp/c/6358
他にやれる唄い手が居らんから自分1人でも唄いに行くって言ったけど、ワシ1人だけじゃ何の力にもなっとらんのも事実。
もしこれを読んでワシと一緒に何かやりたいって思ってくれる仲間が居れば連絡してくれ。
hanchan4649@gmail.com








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