haniwaのガラクタ箱 in the ショートコント

日々の思いついたこと(多くはショートショート)、ゲームの企画、映画批評など


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ノストラトンマ「先生の予知なさった未来を。」



田呂都「予知?」


田呂都「わしはなにも予知なんかせんぞ!!」


ノストラトンマ「じゃ、いったいなんですか!!先生がこわがっておられるのは。」


田呂都『しってるくせに!!』


田呂都「きみだけじゃない!!」


田呂都「みんながしってるくせに!!」


田呂都(世界中のみんながしってるくせに)


ノストラトンマ「どうもおっしゃることがわかりません」


田呂都「これを」


田呂都は一冊の本を差し出した。


ノストラトンマ「?」


ノストラトンマ「ほう新聞や週刊誌の切りぬきですか。」


ノストラトンマは切抜きを読み出した。


ノストラトンマ「エネルギー危機今世紀中にも石油は枯渇」


ノストラトンマ「複合汚染」


ノストラトンマ「蝕まれる人体」


ノストラトンマ「直下型大地震必至」


ノストラトンマ「人口爆発」


ノストラトンマ「小氷河期接近」


ノストラトンマ「世界大飢饉」


ノストラトンマ「核拡散」


ノストラトンマ「保有国増大すれば爆発の歯止めなし」


ノストラトンマ「少子化問題」


ノストラトンマ「ダイオキシン汚染」


ノストラトンマ「田呂都さん、これがなにか?」


田呂都「「これがなにか?」か?」


田呂都「・・・・・」


田呂都「それがこわい。」


田呂都「自分たちの滅亡を予言されて、取り乱さないでいられるみんながこわい!」


田呂都「有効な対策もないくせにさわごうとも、わめこうとしない世界人類がこわい!」

田呂都はしん一を抱きかかえてこうつぶやいた。


田呂都「しんちゃんおまえにはもう予知してあげる未来もないんだよ。」


人類はどこへ向かうのか?



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田呂都は突然、さけび声を上げ、飛び上がった。


ノストラトンマ「先生どうなさったんですか?」


ノストラトンマは物陰に隠れた田呂都に問いかけた。
その脇ではしんちゃんが模型飛行機で遊んでいた。


ノストラトンマ「聞かせていただけませんか。」


ノストラトンマ「なにが先生をそんなにおびえさせているのか」


ノストラトンマ「先生がなにを予知されたか、ぼくにはうかがいしることもできませんが…」


ノストラトンマ「あまり気に病まれない方がいいですよ。」


ノストラトンマ「あたらぬも八卦ということばもありますし…いやえへん」


占いの先生である田呂都に講釈を述べたことにノストラトンマは恥ずかしく思い、顔を赤らめた。

ノストラトンマはしばらく考えたあと、ひとつの結論を導いた。
いや、ノストラトンマは始めからその気であった。


ノストラトンマ「こうなったら先生を暗示にかけて聞き出すしかありませんな。」


田呂都夫人「お願いいたします。」


田呂都夫人は孫のしん一の方に体を向けた

田呂都夫人「しんちゃん いらっしゃい おじゃまだから。」


しんちゃん「 いやっ!!」


ノストラトンマ「いいよ しんちゃん。」

ノストラトンマ「しばらく暗くなるけど、ごめんね。」

ノストラトンマは暗示の準備をし、田呂都夫人は部屋から出て行った。

やがてノストラトンマは語りかける。


ノストラトンマ「ほうら…気持ちがゆったりと おちついてきましたね。

ノストラトンマ「眠くなってきます どんどん眠くなります」

ノストラトンマ「さ、教えてください。」

ノストラトンマ「先生の予知なさった未来を。」


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スタッフA「予知の内容はなんです。天変地異?世界大戦?」

ノストラトンマ「家族ともろくに口をきかないらしいです。」

ノストラトンマ「うなされて、すごいさけび声をあげたり、近頃は食事も拒むようになったとか……」

スタッフA「おもしろそうだなあ!うちの大予言コーナーであつかいたいな。」

スタッフA「くわしくわかったら教えてくださいよ。」

ノストラトンマ「ええ、それではっ」

ノストラトンマはそういい残すと、タクシーに乗った。

「ブロロ…」 タクシーは都会を離れ、田呂都宅を訪ねた。

田呂都夫人「まあまあ すみません、お忙しいのに」

ノストラトンマ「いかがです先生のぐあいは?」

田呂都夫人「もう、部屋にこもりっきりにで。」

「がちゃ、がちゃ」

田呂都夫人はドアノブをひねるが、ドアは開かないようだ。

田呂都夫人「またカギがかかってる。」

田呂都夫人「あなた、ノストラトンマさんがお見えになったのよ。」

田呂都夫人「しんちゃん開けてちょうだい。」

「がちゃ」

ドアが開き、田呂都の孫であるしんちゃんがドアの隙間から顔を出した。

しんちゃん「なあに、おばあちゃん。」

田呂都夫人「出入りをゆるされているのはしん一だけなんです。」

といいつつ、二人はドアが開いたので部屋に入っていった。

ノストラトンマ「先生。ごぶさたしております。ご気分がすぐれないと聞いてきたのですが…」


ノストラトンマ「先生!」


田呂都「ウワアア~ア」


田呂都は突然、さけび声を上げ、飛び上がった。

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藤子SF「大予言_2」

スタッフA「彼の主張じゃ霊感てのは誰にでもあって問題はそれを引っぱり出すだけのことだというんですがね。」

スタッフA「うそか、まことか・・・・」

スタッフA「例の暗殺事件を言い当てたから、すっかり売れっ子になっちゃって。」

ノストラトンマ「年内に大地震はないというんですね。」

ノストラトンマ「他に今年後年の大ニュースは?」

ノストラトンマ「スターの離婚が5件・・・あとは別に・・・・」

番組司会「どーも、どーもありがとうございました。」

アシスタンス「次のコーナーにうつる前にちょっとおしらせを。」

「・・・・・」

番組の収録が終わり、衣装を脱ぎつつスタッフAとノストラトンマは軽く話す。

スタッフA「ノストラトンマさん、お疲れ様」

ノストラトンマ「や、どうも」

スタッフA「いかがです、あとでそのへんでかるく・・・」

スタッフAは軽くビールを持つふりをした。

ノストラトンマ「あいにく先約がありましてね。」

ノストラトンマ「久しぶりに田呂都先生をたずねます。」

スタッフA「田呂都て・・・・ああタロット占いで有名だったあの人・・・」

スタッフA「うわさでは四、五年ごしのノイローゼとか。」

ノストラトンマ「え、まあ。いっこうに良くなる様子がなくて・・・・」

ノストラトンマ「その原因というのがですな・・・・」

ノストラトンマ「なにかを予知されたらしいのです。未来の恐るべきなにかを。


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大予言_1

あるTV番組で

ノストラトンマは寝ている女に問いかける

ノストラトンマ「さあ答えて!」

ノストラトンマ「あなたには わかるのですよ。」

ノストラトンマ「あなたは全知です。」

ノストラトンマ「さあ・・・・答えてください。」

ノストラトンマ「今後の景気の動向は」

ノストラトンマ「不況は続きますか?」

ノストラトンマ「回復は・・・・来春・・・」

ノストラトンマ「秋ごろから景気刺激策が効果を見せ始め・・・上向き・・・」

TV番組スタッフB(以下スタッフB)「第三者をトランス状態にして予言させるってのは新手だな」

スタッフA「彼の主張じゃ霊感てのは誰にでもあって問題はそれを引っぱり出すだけのことだというんですがね。」


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ちょっと、ネタないから藤子F不二雄のインスパイヤ作品をかきます。

オリジナルより、こっちの方が人気なんだけど(^^


藤子SF「大予言」


ノストラトンマ:売れっ子占い師

田呂都先生:往年の占い師

しんちゃん:田呂都の子供

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