osaka20051231

handuh姉です。いやー、今年もあとほんのちょっとで終わってしまいます。みなさんにはいろいろと今年もお世話になりました。そんな年の瀬、handuh姉はhanduhライブの翌日、大阪にいまして、Incognitoのライブをみちゃいましたよ。


Tribes, Vibes and Scribes/ Incognito


Positivity/Incognito

ソウルとジャズとファンク、90年代初頭に「トーキンラウドレーベル」から一気に世界メジャーシーンへとあがってきた彼ら。ブルーイのいつものおどけたような(いや、このさい、陽気な関西人と言おうか・笑)人柄からは伺えない、プロデューサー能力の高さが、これまでの作品で知る事ができます。レコーディングだけじゃなくてライブ・ショーもそう。今回はワールドツアーの終着点で、アジア大陸の次に日本にやってきたとか。かなりの親日家ですし、もう日本慣れもしているようでかなりお気楽に過ごされている様子。毎回だれが教えるのかわからないへンが日本語ギャグは止めてほしいけど(苦笑)ね。

今回は、オン・ステージds,bass,keyに、メイザリーク含めVocal4人に、ブルーイ(gt)と、ホーン3管。んーと、Featuringカーリーンで総勢12人か。新譜「ELEVEN」からと思いきや、新譜からはそこそこで、やっぱり後半はヒット曲を連続パフォーマンスでした。日本でFMチャートなどを一世風靡した、スティーヴィーワンダーの「Don't You Worry 'bout a thing」 や「Still a Friend of Mine」「Givin It Up」(AL「Positivity」)、「Everyday」(AL「100℃ and Rising」)、アルバム「
Who Needs Love
」からはアルバムタイトル「Who Needs Love」をと、オンパレードだけど、だからIncognitoのライブはライブでとっても素晴らしく楽しいです。

フィーチャリングのカーリーンは、Brand New HeaviesのリードVo.をつとめ、今年9月に3年ぶりのアルバム「SOUL PROVIDENCE」をリリース。このアルバムではダニー・ハサウェイらもデュエットカヴァーしているレオン・ウェアの名曲「Wanna Be Where You Are」を、彼女にとっておにいちゃんてき存在のポール・ウェラーとのデュエットも収録。「いっつも励まされる、というか後ろからポンを推してもらえる」のだそうよ。またジョセリン・ブラウンとの一緒に歌った「Parting The Waters」もなかなかの聴き応えアリ!是非、要チェックです。

一方メイザ(リーク)は来月1月末にアルバムをリリース(海外でのリリースのみ)。でも今回もやったけど彼女が歌う「Coribli」は、生で聴くとホント鳥肌がでます。ライブでは、メロラインをフルートと、一緒にユニゾンというかスキャットするんだけど、まじ、凄い。これ、bass-ゴウも好きな曲。思わず一緒にスキャットする客も少なくありません(私もそのひとり)。また彼女にとって、大阪とはとってもゆかりあるんだそうで、いや、ブルーイにとってもそうであるように、とってもみんな大阪が好きみたい。ノリがあってるんだろうね。(カーリーンは初めての大阪)
Incognitoの編成って、ホーンセクションも入って、歌を聴かせながらもダンス・グルーヴがあって、キメがそろっていて、サウンドとしてかっこいいです。比較的ゆっくりな曲でもグルーヴがたっていて...、ダンスミュージックは、特にベースのグルーヴに絡むリズムのとりかた(ギターや、ホーンsec.など)が“ぴたっ”と合わないと...かっこよくないし踊れないし、気持ちよくないっ。んー。ステージに釘付けの姉さんでした。

今日は大阪ブルーノートはIncognitoでカウントダウン。どんなカウントダウンライブになるのかなと、昨日から揉んでいましたよー(笑)。