名古屋でカスタムショップしている原田です。
先週、クラブ診断にご来店頂いたK様ですが、
一番の悩みはドライバーが飛ばないこと。
最も多くの方が叶えたい願望ですよね。
”飛ばす”
日頃のストレス解消には、ドライバーが気持ちよく
飛ぶことが一番ですよね。
”飛べば良いってもんじゃないぞ!”なんて
言われてみたいですよね。
早速、ご自身のクラブで試打して頂きました。
現状のスペックは、
45.25インチ 317.5g D-1.5 251cpm
シャフトはSRです。
スイングスピードは頑張って42くらい。
飛距離は220ヤードが平均値です。
特徴はスピンがやや多く、スライス系で右のラフに
行くことが多い感じです。
今回のK様に限らず、
捕まえようとして8の字を描くスイングに
なってしまう方をよく見ます。
スライスさせたくないから左に引っ張ってしまう。
実はこれが悪循環の始まりです。
現在のクラブで一番飛ぶボールを打つには・・・
”ロースピン・ハイボール”です。
やや右に打ち出して、高めに飛び出す。
軽くドローボールになれば最高です。
スピンの少ないボールはランも稼げます。
スイングスピードは同じでも、
アウトサイドインに打ち出された、左に行って
右に戻って来るボールとでは、
20ヤードもしくは30ヤードも違って来ます。
スイング軌道は少しづつ修正して頂くとして、
今回のセッテイングはこんな感じで完成しました。
ヘッドはつかまり良くスピンの少ない、
RODDIO タイプM (Low) リアル9.4度
シャフトは軽量でつかまり良い、
DERAMAX 027-47D(SR) 緑デラ
スペックは・・・
46インチ 294.5g D-0.5 245cpm
今までが、
45.25インチ 317.5g D-1.5 251cpm
ちょっと長くしました。
今回、大幅に軽くしました。
振動数はほとんど変わりません。
試打では、長くして軽くするだけで、
ヘッドスピードが2ポイントは上がりました。
インサイドアウトの軌道に近づけてもらうように
練習して頂くことを見込んで、
つかまり良いセッテイングの1本が完成しました。
スピン量が多いのでロースピンタイプでロフトは
10度以下をチョイスしました。
シャフトはつかまり良く長尺にも対応したモデル。
軽くすることでスイングスピードは上がるタイプと
判断しました。
全ては上手く機能すれば220ヤード➡250ヤードです。
テーマは・・・インサイドアウトでロースピン・ハイボール
お試しあれ。。