Web手外科研究所

「手の外科無料相談所」で相談を受けたメールとその返事を患者さんの氏名を匿名にする等一部改変して掲載しています。どなたでも読者登録O.K.


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 突然のメールをお許しください。50歳の専業主婦、ピアノを少し弾きます。右手首、「手関節三角線維軟骨複合体損傷」と診断されました。痛いのに気づいたのは、四ヶ月前。痛みが少しづつ酷くなって来るようで、診察を受けたのが三ヶ月前。レントゲンを取って貰い、手首をあちこちひねっての診断が右手関節三角線維軟骨複合体損傷・・・でした。痛みが酷くなった原因は、植木鉢(マンションに住んでいて、園芸が趣味です)の移動をし過ぎたためとしか思い当りません(つまり、重いものを持ったせい)。兎に角痛いようなことはせず、安静に。と言われましたが主婦の私。利き手を安静にするなんて、無理でした。二ヶ月前より、更に痛みが増し、とうとう、簡易ギブス(取り外し可能な、伸縮性のある、柔らかいものでした)をすることになりました。一ヵ月半前から、柔らかい方の取り外し可能な、ギブスをしていますが右手首を使わない時は、ギブスはしなくてもいいと言われて現在、家事は、ほとんどせず、ギブスをしない時間の方が多いです。でも、ギブスをしていない時に、何気ない動作で、例えば、手を洗って、しぶきを振ったり・・・ちょっとしたことで、激痛が走ることがあります。柔らかいギブスをしていますが、ずっとしていると余計に痛くなってしまったり・・・ 。自分で、ギブスの強さを加減できるので、どの位すればいいのかわからなくて・・・。ずっとしていたら余計に痛くなったり、締めすぎて、余計に痛くなったり、寝ている時は、ギブスをしなくていいと言われているのですがつい効き手の病気である方の手でお布団を手繰り寄せたりしてしまったり夜中におトイレに行くときに、よろけて右手を柱に突いて激痛が走ったり・・してしまいます。加減がもひとつ良くわかりません。リストバンドだけで、軽く固定すると、無理がなく固定できることがわかり、リストバンドをして、その上から簡易ギブスをしたら手首が程よく固定された感じがします。こんな状態で、1か月が過ぎ、(本当は、1か月前に、メールしたのですが、届かなかったようです(悲))本日、定期健診に行ってきました。この1カ月、殆ど家事をせず、過ごしましたが、痛みは減るどころか酷くなることが多くなった気がし、今日の健診で、がっちりした固定ギブスを薦められました。がっちりした固定ギブスを、最低3カ月。とりあえず、1年くらい様子を見て、それでも痛みがひどければ手術と言われました。 家事は、殆どしていませんが、花の手入れと水やりを、週1回、無理のない程度に・・ すると、痛みがひどくなり、その日から2日間くらい痛みます。痛くない時には、全然痛みはありません。でも、1か月前よりも痛くなることが多い気がします。そこで、相談なのですが、今は、近所の整形外科に通っていますが、手の外科の専門(総合病院)があることを知りました。その病院で、もう一度診てもらった方がいいでしょうか?こんな調子で、本当に治るのでしょうか?私は、ピアノを弾くので、手術は出来るだけしたくありません。時間がかかっても、ギブスで治したいと思っています!手首が痛くなってからは、殆どピアノを弾いていません(ピアノは子供の時からやっており、ピアノで手首を痛めたことはありません)。それまでも、痛くなるほど弾くことはありませんでしたが。それよりも、ガーデニングで重い土を運んだり、植え木張りを移動したり・・の方が頻繁でした。まとまりのない文章で長くなり申し訳ありません。よりよい方法があれば教えていただけますと、うれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 メール拝見しました。
 TFCC損傷の治療法ですが、固定の他に消炎鎮痛剤(痛み止め)や湿布(貼り薬)や塗り薬を使用して痛みに対応する方法もあります。またステロイドの注射を受けられてもいいかと思います。固定に関しましてもTFCC損傷用のサポーターがあります。私はアルケア社のリストケアプロを処方しています。また整形外科の中でも手の外科が専門の医師の診察を受け、MRIや場合によっては関節造影の検査を受けられるといいかと思います。
 手の外科病院一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。(これ重要⇒手の外科専門の医師の診察を受けないと意味はありません)
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 今年に入ってからTFCC損傷に悩まされ、インターネットで色々検索し調べていた際にこのサイトを知りました。「相談内容の書き方」に沿って書かせて頂きます。宜しくお願い致します。
1) 31歳 女性
2) 現在は両手
3) 利き手は右手です(職業がピアニストの為、両手共に同じように使用します)
4) ピアノの練習中、左手のポジションは45度外側に傾け(親指も鍵盤を押さえている状態)で連打を弾いていた。その時は速くもなく音量も強くないが長時間、不自由なポジションで練習していた為、手首辺りに力が入っていたと思う。その練習後、痛みが少しある為、直ぐに練習を止めたが、次の日の朝に痛みが増していた。半年前のこと。原因は分からないが現在は右手にも同じような痛みがある。左をかばい、右を以前より多く使用し始めてから。
5) 両手共に同じような痛み。尺骨の手首の出っ張っている骨が時々痛み、その痛みはチクチクする時と、ズキーンと痛む時と、脈を打つように痛む時がある。盛り上がっている骨はかなり外に飛び出した状態。ほぼ常に痛む場所は手首。手首が痛む時は手首から肘に掛けての筋肉もだるく、肘と腕の付け根?(背中側)も痛む。自転車のブレーキを握る時、パソコンのキーを打つ時(手首の位置が少し低め) 、練習最中や練習後に傷む事が多い。練習では体重を掛けて大きな音を出ことが怖い為、常に控えめな音で練習している。主にロキソニンテープを多用し、市販のバンテリンもよく使う。毎日の様にロキソニンテープを貼っているが、使用後は和らぐ。練習後をアイシングでケアをしている。
6) 今迄、整骨院や整形外科、手の専門外科医、音楽家専門の手の外来等、10件以上の病院に診察に行った。最後に行った大学病院にTFCC損傷の治療専門の方がいらっしゃって、再度レントゲン(両手)、MRI検査(左手だけ)をし、TFCC損傷、その周辺2箇所に水が溜まり手首はその負担で腱鞘炎という事だった。元々、左は尺骨が6ミリ、右は2ミリ長い事も分かり、その為、長年弾いて来た負担が今出てきたとおしゃっていた。現在は様子見で三ヵ月後に日本に帰国した時に再度検査をし、今後の方針を決めようとの事だったが、先生は尺骨短縮術を勧めていた。
7) クラシック・ピアニスト
8) プロ(海外在住)コンサート活動は現在休止中。
相談メールの書式
 以上、現在の症状を書いてみました。職業がピアニストなだけあり、手は命、商売道具ですので本当に困っております。もし手術をして100パーセント以上の確率で、以前と同じ様に不自由なくピアノが弾ければ迷う事もなく手術の道を選ぶのですが、今迄20年近く練習して身に付けた技術は、本当に繊細な神経を使うものです。微妙なタッチの感覚が手術しても問題なくできるかと言いましたら不安があります。現在の医療の発達は素晴らしい事は承知でありますが、TFCC損傷の術後、一般的にどの様なリスクがあるのでしょうか。因みに診察をして下さった先生は「骨を短く切る手術は骨折と同じだから、逆に術後は強くなるよ」とおしゃっていました。確かにピアノを演奏する際、強さも必要ですが細かい神経をどれだけ使えるか、というのも大変重要です。今後のTFCC損傷との向き合い方、手術後のリスクや可能性、また練習を控えめにし、安静にしていれば治るものなのか等、アドバイスを頂ければ幸いです。実際、TFCC損傷の手術をされた方の体験記を読み、その後、悪化しているという事が書いてあり怖くなってしまいました。長文になってしまいましたが、どうぞ宜しくお願い致します。

 メール拝見しました。
 文面からはTFCC損傷または尺骨突き上げ症候群だと思います。両者は似たような疾患です。手術のリスクはほとんどないですが、治らない可能性を心配することになります。ただピアノの微妙な演奏云々を言われると何とも言えない所はあります。手の外科の中でも音楽家の手の外科を扱う医師がいますので相談されるといいかと思います。あとは現状または保存的治療(手術をしない治療法)でなんとかなればそれで対応し、何ともならなければ手術するしかないということになります。
 手の外科病院一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。(これ重要⇒手の外科専門の医師の診察を受けないと意味はありません)
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 初めまして。なかなか治らないので、相談させて頂きたくメールしました。
【年齢・性別・職業】28歳、女性、看護師
【利き手】右
【現病歴・受診歴】四ヵ月半前より、仕事後に右手首尺側に痛みが出現。一晩寝ると痛みが消失していたため放置。三ヵ月半前より、小指の痺れを自覚し始め、仕事に支障出始める。特に、立ち上がる際に手をついたり、患者を持ち上げると激痛があった。夜、痛くて眠れない程になり、三ヶ月前に自分の職場の整形外科を受診。レントゲン撮影、超音波検査をし、ステロイドを腱鞘内に注射し、痛みが治まったことからECU腱鞘炎と診断されました。仕事上、休めなく(身体も腕も)どうしても使ってしまうため、サポーターを使用して仕事を続けています。2~3週間おきにステロイド注射をし、毎日モーラステープを貼ってますが、腫れも痛みも5~6割程度治まるが、それ以上良くならない。使わなければ痛くないが、使えば痛みと痺れが出るを繰り返してます。周囲の理解もあり、現在は患者を持ち上げることはしません。が、パソコンを使うと痛み、少し重いものを持つことがあります。二週間前からは右手をかばった結果、左手首尺側の痛みが出始めました。まだ初期段階で使わなければ治ると言われましたので、未治療です。両手首となった今、どちらの手を使うか悩みます。右手をとにかく治させたいので、左手を使うようにしてます。だからだと思うのですが、右手首に比べると痛みと痺れは強いのですが、腫れてはいないです。若干腫れていると言われましたが…。毎回受診時に、仕事のしすぎだから使うなと言われますが難しいのが現状です。やはり使わないのが第一だとは思いますが、他に悪化させない方法や治療法はありませんか?両手となった今、どちらを使えばいいのでしょうか?是非とも先生の見解を聞きたいです。宜しくお願いいたします。

 メール拝見しました。
 文面からはECU腱鞘炎の可能性も十分考えられますがTFCC損傷尺骨突き上げ症候群の可能性も考えられます。どちらの手を使ってどちらの手をかばっても本質的な解決にはなりませんので現状の治療に消炎鎮痛剤(痛み止め)を服用して症状が軽減しなければ整形外科の中でも手の外科が専門の医師の診察を受け、手関節のMRIと場合によっては手関節造影の検査を受けられるといいかと思います。
 手の外科病院一覧を貼っておきます。参考にしてみてください。(これ重要⇒手の外科専門の医師の診察を受けないと意味はありません)
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