今日の診療
春が近づいてきているのを感じさせる穏やかな一日でした。
樋口矯正歯科は、いつにも益して大忙し
そんな中、新しい患者さんにも3名受診して頂けました。
お一人目は出っ歯を主訴にした10代の専門学校生
歯並びを直してCAになりたいとのことでした。
診察してみると確かに確かに出っ歯の状態ですが、
奥歯の咬み合わせはほぼ正常です。
上の歯列弓の形が横幅が狭く長細い為に
前歯が飛び出している状態でした。
矯正治療は、非抜歯で歯列弓の拡大する事でスペースを作り、
前歯を引っ込める治療計画にしました。
お二人目は、前歯の凸凹を主訴とした20代の女性です。
確かに凸凹の状態は著しい乱杭歯です。
しかし奥歯の咬み合わせは正常ですから、
通常通り、上下左右の小臼歯4本を抜歯すれば、
約2年間の矯正治療期間で正常な咬み合わせになると説明しました。
3人目は受け口を主訴にした女子中学生
受け口に加えて、前歯が咬めていない開咬の状態です。
奥歯の咬み合わせも小臼歯1本文以上、下顎が前方にあります。
いわゆる骨格性下顎前突です。
治療は手術を伴う外科的矯正治療 が良いと思いますが、
まだ14才で今後の成長の可能性もあるので
暫くは成長の様子を診せてもらう事にしました。