2006年04月13日

三木アヤ 短歌の世界

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今日の桜の歌は別れの歌です。

『三木アヤ短歌の世界』を読みました。
三木さんの短歌集は下記のHPに載っています。
http://members.jcom.home.ne.jp/miki3/

三木アヤさんは大正8年 香川県生まれ、
短歌を北原白秋・宮柊二に師事。
昭和28年、宮柊二の『コスモス』創刊に参加。
又、教育者として、河合隼雄元京大教授に師事、
河合隼雄が日本に紹介したユング派の心理療法
「箱庭療法」を研究、実践、普及に努めました。

昭和60年、66歳の時 桜が散る病院で
お母様を看取られました。
その時に詠まれた歌を3首、紹介します。

 人代り病室変る花明り 
       仄めく窓に母はまぼろし

 雨もよひ昏るる夕べの花沈め 
       万朶の桜木(さくら)を巡らむ死者と

 水の面に散る花びらの鮮しさ 
       季(とき)還りきて桜は咲くを

『第三歌集』1986-(2)「母の呼気」から


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2006年04月02日

白州正子と西行

テーマ:

西行の命日は旧暦の文治6年(1190)年2月16日で新暦で数えると1190年の3月30日になる。 西行の命日なので、私が一番印象に残っている、白州正子さんの著書から、西行について書かれた文章を取り上げて、西行の事を追ってみたい。

白州正子著 『花にもの思う春』 白州正子の新古今集 1985年 

第二部 新古今時代の歌人  西行から  241ページ  

これも後鳥羽院の御口伝にある言葉で、『どんな歌でもいと軽々と詠みくだした西行は「生得の歌人」「不可説の上手」と呼ぶより他はなかったであろう。本歌取りや『源氏物語』を思い浮べる前に、西行の詞は次から次へ生れて来て、歌の姿をなして行った。心に思っていることが、そのまま歌の調べとなってあふれ出る、「生得の歌人」とはそうしたものだろう。字あまりや、俗語に、一々かまっている暇などある筈はない。 おそらく西行は、俊成や定家の苦しみは知らなかった。彼の苦しみは、上手な歌を詠むことにはなく、いかに生くべきか、その一事にかかっていた。西行の歌の新鮮さは、そこにある。人間にとって、常に新しく、そして古い問題だからである。』 白州さんが選んだ西行の桜の歌   

同書246ページから

吉野山桜が枝に雪散りて 花遅げなる年にもあるかな

吉野山去年(こぞ)のしをりの道かへて まだ見ぬかたの花を尋ねん

ながむとて花にもいたくなれば 散るわかれこそ悲しかりけれ

春風の花をちらすと見る夢は 覚めても胸のさわぐなりけり

花みればそのいはれとはなけれども 心のうちぞ苦しかりける

さきそむる花を一枝まづ折りて 昔の人のためと思はむ

仏には桜の花をたてまつれ わが後の世を人とぶらはば

ねがはくは花の下にて春死なん その如月の望月の頃


『終りの歌は西行の辞世のようにいわれているが、そうではあるまい。が、人間は心の底から念っていれば、そのとおりになるものらしい。文治6年(1190)2月16日、奇しくも望月のその日に、西行は河内の広川寺において入滅した。お墓は広川寺の裏山に、小さな円墳を築いて祀ってあり、毎年、新暦の4月16日には、里人が集まて供養を行っている。「仏には桜の花をたてまつれ」の詞を守って、住職は境内を桜で埋めることを念願とされ、お参りに行く度ごとに桜の樹がふえて、みごとな花を咲かせているのは有がたいことである。』                                以上

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2006年04月02日

小倉貴久子 モーツァルトを弾く

テーマ:モーツァルト
日本モーツァルト協会 演奏会のお知らせ

テーマ:モーツァルトと周辺作曲家の鍵盤音楽

モーツァルトが影響を受けた作曲家達の曲目と
モーツァルトが影響を受けて作曲した曲目を
2回の演奏会で聞いて頂きます。

第1夜:平成18年4月4日(火)18:45開演
テーマ:西方への大旅行とザルツブルクのモーツァルト
 場所:東京上野・文化会館小ホール

第2夜: 平成18年4月27日(木)18:45開演
テーマ: マンハイム・パリ旅行とウィーンのモーツァルト
 場所:東京上野・文化会館小ホール

演奏者:小倉貴久子
      http://www.h2.dion.ne.jp/~kikukohp/

  東京芸術大学大学院ピアノ科修了。
  第3回日本モーツァルト音楽コンクール、
  ピアノ部門で第1位を受賞。
  アムステルダム音楽院に留学し、
  ヴィレム・ブロンズ氏にピアノを師事すると共に、
  フォルテピアノ演奏の研究を独学で始める。
  1993年、オランダ国家演奏家資格と特別栄誉賞を得て首席卒業。
  同年ブルージュ国際古楽コンクール、
  アンサンブル部門で第1位を受賞(トリオ・ファン・ベートーヴェン)。
  1995年には同コンクール、フォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞を受賞。
  昨年秋、ビートたけしのテレビ番組でモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏。

  解説: 安田和信


第一夜 4月4日(火)18:45開演のプログラム
  テーマ 西方への大旅行とザルツブルクのモーツァルト

演奏者:小倉貴久子
  解説: 安田和信

 第一部~西方への大旅行~ チェンバロ使用
 モーツァルト:オランダの歌による7つの変奏曲 ニ長調 K.V.25
      参考:http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=412
 J.ショーベルト:ソナタ 作品14-2 変ロ長調
 J.G.エッカルト:ソナタ 作品2-5 ハ長調
 J.Ch.バッハ:ソナタ 作品5-4 変ホ長調

 第二部~ザルツブルクのモーツァルト~ フォルテピアノ使用
 モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K.V.280(189e)
      参考: http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=395
 P.D.パラディエス:ソナタ 第3番 ホ長調
 G.Ch.ヴァーゲンザイル:ディヴェルティメント 作品2-4 ト長調
 C.Ph.E.バッハ:ソナタ ホ長調 Wq65/29・H83


第二夜 4月27日(木)18:45開演のプログラム
演奏者:小倉貴久子
 解説: 安田和信
テーマ: マンハイム・パリ旅行とウィーンのモーツァルト

 第一部 マンハイム・パリ旅行のモーツァルト~フォルテピアノ使用
 J.ミスリヴェチェク:ソナタ 第6番 ニ長調
 N.J.ヒュルマンデル:6つのディヴェルティスマン 作品7-6 ヘ長調
 モーツァルト:ソナタ イ短調 K.V.310(300d)
      参考: http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=402

 第二部 ウィーンのモーツァルト~フォルテピアノ使用
   この時代にモーツァルトに影響を与えた作曲家の曲から
 J.A.シュチュパーン:カプリッチョ 第3番 ト長調
 L.A.コジェルフ:ソナタ 作品15-1 ト短調
 モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K.V.570
      参考: http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=410


*曲目等は予告と変わることがあります。

*臨時会員券4,500円は2ヵ月前から販売しています。
  日本モーツァルト協会事務局、(電話03-5467-0626)
  東京文化会館チケットサービス(電話03-5815-5452)

*当日販売学生券 2,000円があります。
*10歳以下の方の入場はご遠慮ください。
*会場での無断撮影、録音は堅くお断りします。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会
        電話 03-5467-0626
   http://www.mozart.or.jp/
日本モーツァルト協会は1955年に設立された
毎月、モーツァルトの音楽を生演奏で聴いている
会員制の団体です。           以上
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2006年04月01日

『花の会』春期・古典芸能公開講座のお知らせ

テーマ:歌舞伎

haruki 『花の会』平成18年度第二期スケジュールのお知らせ

『花の会』は古典芸能大好きの主婦たちが20年前
狂言師の善竹十郎さんに世阿弥の『花伝書』の講義を
お願いして始まりました。
『日本の古典芸術をより身近なものとして理解し、
人生の糧とすべく共に学び楽しむ』をモットーに
20年間続いている古典芸能鑑賞公開講座です。


① 4月20日(木)午後2時~4時  
       演題:「鶴澤燕三襲名」
       講師:国立劇場文楽プロデューサー 阿部俊夫氏
       会場:世田谷区烏山区民センター・第四会議室


鶴澤燕二郎"六世燕三"襲名の紹介ビデオ
http://osaka.yomiuri.co.jp/movie/index.htm


烏山区民センターの案内
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/cgi-bin/sisetu/sisetu.cgi?mode=view&category1=040&category2=020&category3=&no=57

② 5月11日(木)午後2時~4時
       演題:「国立劇場の養成事業」
       講師:国立劇場調査資料課長 北潟嘉久氏
       会場:世田谷区粕谷区民センター・二階会議室
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/cgi-bin/sisetu/sisetu.cgi?mode=view&category1=040&category2=020&category3=&no=56

③ 6月8日(木)午後2時~4時
       演題:「坂田藤十郎襲名 Ⅱ」
       講師:松竹歌舞伎プロデューサー 岡崎哲也氏
       会場:世田谷区烏山区民センター・第四会議室

④ 6月22日(木)午後2時~4時
       演題:「今年前半の歌舞伎、文楽」
       講師:演劇評論家 藤田洋氏
       会場:世田谷区烏山区民センター・第四会議室

⑤ 7月6日(木)午後2時~4時
       演題:「伽羅先代萩の衣裳」
       講師:歌舞伎研究家 金森和子氏
       会場:世田谷区烏山区民センター・第四会議室

⑥ 7月27日(木)午後2時~4時
       演題:「元禄歌舞伎の坂田藤十郎」
       講師:共立女子大学教授 近藤瑞男氏
       会場:世田谷区烏山区民センター・第四会議室

会費 4000円 (単独受講は1回900円)
連絡先: nmwtg303@ybb.ne.jp 長谷川まで

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2006年04月01日

中村歌右衛門

テーマ:

3月31日は歌舞伎役者六世中村歌右衛門の命日です。


平成13年(2001)年3月31日
その年は今年のようにいつもの年よりも一足早く桜が満開になりました。
その日は朝から、春の雪が降り、
桜の花びらは降り積もる雪に埋もれてしまいました。
その夕方、月が昇る頃、歌右衛門さんはご自分が舞った時の
常磐津『関の扉』のビデオを聞きながら亡くなられました。


私が歌右衛門さんのお姿を最後にお見かけしたのは
平成12年の5月、藤の花の咲く頃でした。
偶然、歌右衛門さんの家の前を車で通りました。
その日、普段は閉じられている大きな門が開いていました。
運転しながら、門の奥の車寄せを見ると、
歌右衛門さんの白い乗用車のトランクが開いたまま止まっていました。
そして、一瞬でしたが車椅子に座り、運転手の方に押されて、
大きな玄関に入って行く、歌右衛門さんの後ろ姿を見ました。


現在、歌右衛門さんが住んでいた大きな家は
分割されて、12軒の分譲住宅になりました。
その一軒の家の庭には、お庭にあった春紅葉の木が一本、
別の一軒の家の片隅には歌右衛門さんが
大好きだった紅枝垂れ桜が一本植わっています。


先日、家の前を通りましたら、
紅枝垂れ桜の花びらが何輪か開いていました。

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