2005年09月28日

共謀罪法案提出

テーマ:政治

杉村太蔵議員記者会見をしました。

森前総理が、 杉村太蔵議員を馬鹿呼ばわりして憤慨していたそうですが

新人議員の謝罪記者会見を見て笑っている場合ではなくなりました。
自民党に投票した人も本当に自覚が足りないと思います。
選挙の時、共謀罪の法案のきょの字もでなかったのに、
連立政権は共謀罪の法案を提出して、
共謀罪の法案が成立を狙うそうです。
共謀罪についてはは下記のブログにあります。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/4a641e4af04e63a7d1ee0d11242a538b
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2005年09月19日

勧進帳

テーマ:歌舞伎
今月の歌舞伎座は地味な演目のためなのか
襲名というお祭り騒ぎのあとだからなのか、
すぐに大きな襲名行事が控えているからか、
どれも見ごたえのある舞台なのにまだ当日券があります。
平日は3階の一番安い席がまだ残っています。
9月26日 月曜日が千秋楽です。
私のお薦めは夜の部の『勧進帳』です。
上演時間:午後6時8分から7時18分です。
6時までに歌舞伎座に行き、
900円出して、幕見で、「勧進帳」を見て下さい。
これだけの舞台はめったに見られません。
見れば、いつまでも、思い出に残る舞台になると思います。
中村吉右衛門は平成3年に市村羽左衛門が弁慶を演じた時、
相手役の富樫を勤めているので,祖父や父親の幸四郎型に
九代目団十郎又は六代目菊五郎の型の良い所を取って、
今回の弁慶を勤めているように思います。
中村富十郎の富樫は少し背が曲がり、年だなと思わせますが
声は立派、押し出しもあって、貫禄充分の富樫です。
十五代目羽左衛門の富樫を実際に聞いた人が
十五代目を彷彿とさせる富樫だと感激していました。
これだけでも聞く価値は充分あります。
幕が開くと舞台は能舞台のような松羽目で囲まれています。
能管の名のり笛にのって、富樫が下手の揚幕から登場します。
富樫の名のりは重厚で、まるで能の舞台を思わせます。
有名な「旅の衣はすずかけの」を長唄で歌います。
「月の都を立ち出でて」の明るさ、とろけるような音色、
能の舞台から、一変して華やかな歌舞伎の舞台に変化します。
義経一行が花道に現れます。
安宅の関での富樫の詮議,勧進帳の読み上げ,山伏のいわれを語る
問答までは少し物足りないような気がするのですが、ここまでは
何でも彼でも関所を突破しようという豪快な弁慶ではなく、
おとなしく、事を荒立てないで、穏便に事を済ませて関を通り、
義経一行を陸奥に行かせたいと願う弁慶の姿です。
弁慶の努力で富樫が関の通行を許してから、場面は一転します。
番卒の一人が義経に似ている人がいると進言してしまうのです。
富樫は最初から、山伏一行が義経であると判っていました。
判っているけれども、判らない振りをして、義経を通そうとしたのです。
しかし、家来から、進言があればそのままにして置く訳には行きません。
富樫は刀に手をかけると義経一行を大声で呼び止めます。
声を掛けられた山伏達は義経を護る為、富樫に詰め寄ります。
弁慶は体をはって山伏達を抑えます。
絶体絶命のピンチに、弁慶は機転をきかし、義経を金剛杖で打ちます。
富樫は義経を思う弁慶の気持ちに打たれ、改めて通行を許します。
頭を垂れる弁慶、『判官御手を取りたまい」の許しと感謝のアリア。
再び富樫が現れ、弁慶に酒を勧め、弁慶も感謝を込めて舞います。
「虎の尾を踏み毒蛇の口をのがれたる心地して」と長唄が場面を説明します。
富樫は死を決意し上手から退場、義経一行も花道を陸奥へと急ぎます。
一人残された弁慶は花道を飛び六方で、義経一行を追いかけて行きます。
この男たちに、このあと死しか残されていないのです。
勧進帳(かんじんちょう)
          上演時間:午後6時8分から7時18分
          幕見席の料金  900円
武蔵坊弁慶     中村吉右衛門
源義経        中村 福 助
亀井六郎       中村玉太郎
太刀持音若     中村 児太郎
片岡八郎       中村 種太郎
常陸坊海尊      中村由次郎
富樫左衛門     中村富十郎
以上

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2005年09月17日

十五夜と十三夜

テーマ:文学
9月17日の夕方の空には明日の十五夜に
負けない位きれいな月が出ていました。
暑さ寒さも彼岸までの言葉のとおり、
この二・三日、東京も涼しくなり、
毎日、クーラーを点けていたのが嘘のよう、
彼岸花もまだ赤い花は開いていないけれども、
薄緑色の筆のような姿の蕾を何本も見る事が出来ます。

ここで河竹黙阿弥作「三人吉三」のお嬢吉三のセリフから

  月もおぼろに 塵まみれ、ネオンも霞む 秋の空
  つめてえ風も ほろ酔いに、心持ちよく うかうかと
  浮かれ烏がただ一人、ねぐらへ帰る 道すがら
  ちょと立ち寄り 生ビール、こいつがあるから生きられる

  ほんに明日は十五夜か

  西の空より 闇のなか、落ちた夕日は厄落とし
  泡のしぼんだ生ビール,グイと一杯 飲むうちに

  これで,明日は縁起がいいわえ、

河竹登志夫先生、ごめんなさい

『十五夜』というのは旧暦8月15日の満月の日で
その28日後の旧暦9月13日の名月の日を『十三夜』と言います。
今年の十五夜は9月18日(日曜日)で、
十三夜は10月15日(土曜日)、満月の日は10月17日です。
今年の10月17日の満月の晩には夜8時半頃から始まり、
9時頃には欠ける部分が最大6.8%という部分月食があります。
8月15日の十五夜の満月にたいして、
十三夜の名月は「後の月」「豆名月」「栗名月」と呼ばれます。

十五夜の月を見て祝う習慣は中国から来たそうですが、
 『十三夜』は菅原道真を重用した宇多天皇(867~931)が
旧暦9月13日の晩に見ていた月に感激して、「無双」と賞し、
「名月の夜」を定めたと藤原宗忠の日記『中右記』に書いてあります。
十五夜の満月よりも、十三夜という少し欠けた月に美を見出した所に
「わびさび」に通じる日本の美意識の原型を見るような気がします。

ももしきの大宮ながら八十島をみる心地する秋の夜の月 『躬恒集』

 宇多天皇の息子 醍醐天皇(885~930)の作った歌が
 日本で十三夜を歌った一番最初の歌と言われています。

江戸時代頃から、庶民の間にも
旧暦の9月の名月を祝う習慣が出来ました。
しかも、十五夜を祝った時は十三夜も祝わないと
『片月見」といって縁起が悪いそうです。

樋口一葉の『十三夜』にもこの事が書いてあります。

ふとした縁で、高級官僚に見初められて、
望まれて嫁に行った娘が亭主の浮気癖に耐えかね、
ひとり息子を家に置いたまま、旧暦の9月13日の晩に
実家に帰って来た所から,小説は始まります。
両親は十五夜・十三夜の晩に団子を作り、
ささやかなお祝いをしていました。
この団子を嫁に行った娘が好きだった事を思い出し、
娘の家に届けたいと思っている所に娘が帰ってきます。

『今宵は舊暦の十三夜、舊弊なれどお月見の眞似事に
 團子をこしらへてお月樣にお備へ申せし、
 これはお前も好物なれば少々なりとも
 亥之助に持たせて上やうと思ふたれど、
 亥之助も何か極りを惡るがつて其樣な物はお止なされと言ふし、
 十五夜にあげなんだから片月見に成つても惡るし、
 喰べさせたいと思ひながら思ふばかりで上る事が出來なんだに、
 今夜來て呉れるとは夢の樣な、
 ほんに心が屆いたのであらう。』と両親は喜びます。
樋口一葉『十三夜』から

「十三夜」は新派の芝居にもなりました。
この後、帰りたがたらない娘は「もう、戻らない決心だ」と打ち明けます。
父親は 『女がいつたん嫁に行き、実家に戻ってくれば、
     自分の生んだ子供には一生会わない覚悟がいる。
     我が子と呼べず泣くよりも、
     そばにいて不幸に泣いた方がましではないか』と諭します。

思い直して実家をあとにする娘は月がほのかに照らす道で、
人力車をひろい、今の鶯谷から駿河台の家に向います。
丁度、上野新坂上まで乗って来た時、
突然、車夫は「気が進まないから、降りてくれ」と言い出します。
十三夜の月明りで見た車夫は幼馴染の変わりはてた姿でした。

樋口一葉の小説は京都大学の電子図書で読む事が出来ます。
画面が横文字なので読みにくいのですが
HTML と PDFファイル と二つの方式です。
PDFファイルのほうがルビ付きで読みやすいです。

http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/BB00000022/Contents/hi_cont.html

『十五夜』の月を見て思い出した歌

木のまより もりくる月の影見れば 心づくしの秋は来にけり
               「古今集」 読み人知らず

花と言えば桜、桜と言えば西行ですが、
西行は月の歌を沢山詠んだのでも有名です。
秋の風を聞くとしばらく、ブラームスが聞きたくなり、
西行の「山家集」を読みたくなります。
西行の月の歌は失恋や追憶の歌もありますが
孤独の中に心の平安を求めた歌が多いです。

玉にぬく露はこぼれてむさしのの草の葉むすぶ秋のはつかぜ
わづかなる庭の小草の白露をもとめて宿る秋の夜の月
行くへなく月に心のすみすみて果てはいかにかならんとすらん
            「山家集」  西行(1118~1190) 

この歌を読んでいると3年ほど前、立松和平作「道元の月」を
歌舞伎座で、坂東三津五郎が演じた芝居を思い出します。

『十三夜』の歌から

さらしなや姨捨山に旅寝して今宵の月を昔みしかな 「能因集」
                 能因法師(998~1050?)

こよひはと所えがほにすむ月の光もてなす菊の白露
雲消えし秋のなかばの空よりも月は今宵ぞ名におへりける
              「山家集」  西行(1118~1190) 

名月や銭金いはぬ世が恋し  永井荷風

粋なお姉さんのブログに載っていた「十三夜の歌」
http://blog.k-office.org/?day=20050808

河岸の柳の 行きずりに
ふと見合せる 顔と顔
立止まり 懐しいやら 嬉しやら
青い月夜の 十三夜

夢の昔よ 別れては
面影ばかり 遠い人
話すにも 何から話す 振袖を 
抱いて泣きたい 十三夜

空を千鳥が 飛んでいる
今更泣いて なんとしょう
さよならと こよない言葉 かけました 
青い月夜の 十三夜
以上
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2005年09月12日

選挙後の世界

テーマ:財政破綻
私は今回の選挙で与党がこれほど勝つとは思いませんでした。
今回の選挙の結果のすごい所は自民、公明の合計で与党議員が
衆議院の定員の3分の2を超えたという事です。
この数を背景に小泉総理は思うように国会運営できるという事です。
郵政民営化法案も、前国会のように衆議院で可決して、
参議院で否決されても、衆議院で3分の2の賛成で再可決できるのです。
解散をしないで4年という時間があれば、
憲法改正の発議だって、
衆議院議員3分の2の与党の賛成で可能になるのだという事です。

昔の自民党は選挙で大勝ちすると
よく内部闘争でゴタゴタして党内が乱れました。
今回は小泉さんの引き締めが厳しくてゴタゴタはないと思いますが、

私が読んでいる「ゆうこの思索・妄想・日記 」というブログの
今日の記事に下記のような記述がありました。

http://yuko-fujita.at.webry.info/200509/article_10.html

> これまで日本で特定政党が歴史的に大勝したのは3回ある。
> 第1回は太平洋戦争中の大政翼賛会が形成された東条内閣。
> 第2回は大勲位と呼ばれる中曽根元首相が、首相在任中の衆院選。
> そして第3回が今回。

> 前の2回に共通しているのが
> それほど経たないうちに「敗戦」を経験していること。
> 太平洋戦争しかりバブル崩壊の経済敗戦然り。

> 今度起こるとすればどのような敗戦か。
> 極東の国々と緊張を孕むことがあっても
> まずHot Warによる敗戦の可能性は低かろう。
> これは日本は勿論のこと中国にしても北朝鮮にしても
> Hot Warを仕掛けるインセンティブがほとんどないから。
> それでは経済敗戦か。その可能性も低いだろう。
> 何故なら現状で十分悪いうえに、
> 一度バブルを経験した現在では
> 同じような形になることは考えにくいから。

> ではどういう敗戦か。私が可能性が高いと考えるのは「人材敗戦」。
> 団塊の世代が引退し人材が逼迫、
> 新しく社会に出てくるのはゆとり教育下の人材。
> 有能な日本人の人材が逼迫して、
> 企業が有能な海外からの人材に目を向け、
> 日本人は「敗戦」を迎えるかも。
> 悲観的過ぎるだろうか、起こらないことを祈る。

上記の説は
自民党が第二党との比較で議席専有率が一番多かった
昭和60年安保騒動後の池田内閣が「所得倍増計画」を発表して、
大勝した総選挙の事が載っていないので、
完全とは言えませんが考え方として面白いと思います。

これから、俗に3Kの肉体労働を日本の若者は嫌い、
介護などの手の掛かるきつい仕事は
東南アジアからの安い労働力で賄おうとするでしょう。
又、もう,何年も前から、国内の工場を閉鎖して、
賃金の安い海外に工場を移転しました。
国内産業の空洞化は進んでいます。
そればかりか、日本の国内はアメリカのように外国から
積極的に優秀な人材を導入しようとしない閉鎖的な社会です。
これらの点から、ゆうこさんの説の「人材敗戦」
が起こらないとも限りません。

私の考える敗戦はハイパーインフレです。
これから3年後に小渕内閣時代にバブル経済の
整理のために大量に発行した国債の10年目の償還期を迎えます。
それだけでなく、団塊の世代の退職時期と重なり、
多人数に退職金を支払うために多額のお金が必要になります。

もう何年も前から、日銀はデフレ脱却という事で
金融緩和をしてお札の発行を緩めています。
市場にお金はだぶついています。
インフレ経済社会に向う要因はできています。
現在の国債発行残高は650兆円くらいです。
小渕政権の頃、国の借金は500兆円といわれていましたが
今は800兆円とも最近は1000兆円とも言われています。
国の借金がこのまま増え続ければ、
国民の金融資産1400兆円の額にまで達するのはもうすぐです。
そうなれば国債の引き受け手がなくなる危険があります。
今は低金利政策が維持できていますが
国債の引き受け手がなくなると、国債価格は暴落します。
債権市場の金利が暴騰します。
金利が上がれば国が支払う借金の利子は巨額になります。
国は金利を支払うために多額の予算(資金)が必要になります。
支払が巨額になれば、国の財政が破綻しまう可能性があります。
あっという間に日本経済はハイパーインフレになってしまいます。
以上
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2005年09月10日

高橋 汎氏 能楽公開講座のお知らせ

テーマ:能楽
『花の会』公開講座のお知らせ

10月6日(木)  「能『通小町』について」

             講師 :日本能楽会理事 シテ方金春流

                               高橋 汎氏

             会場 :烏山区民センター 第四会議室
10月20日(木)「絵で読む歌舞伎の歴史 最終回」
             講師 :千葉大学名誉教授  服部幸雄氏
             会場 :烏山区民センター 第七会議室
11月17日(木)「坂田藤十郎襲名について」
             講師 :松竹歌舞伎プロデュサー 岡崎哲也氏
             会場 :世田谷文学館 会議室
12月8日(木)「未定」
             講師 :演劇評論家      藤田 洋氏
             会場 :烏山区民センター 第四会議室
             会費: 全6回分 4000円 (単独受講は900円)

11月13日(日) 能楽鑑賞会 国立能楽堂 『通小町』 12時半より
                        シテ 高橋 汎
連絡先、 nmwtg303@ybb.ne.jp 長谷川まで
                      
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2005年09月02日

入門講座「狂言の世界」

テーマ:狂言
入門講座「狂言の世界へ」
大蔵流狂言・能楽師である善竹十郎さんが、
狂言について解り易く 講義してくださいます。
笑いの芸術「狂言」を知っている方も、 
全く知らない方も存分に楽しんでいただけることでしょう。 
2回の講義と国立能楽堂(千駄ヶ谷)での狂言鑑賞会があります。

講 師 善竹 十郎
(大蔵流狂言方・重要無形文化財総合指定保持者)
早稲田大学卒業。能楽協会、日本能楽会会員

日 程  9月14日(水)13:30~15:00(狂言の楽しみ方)
  9月21日(水)13:30~15:00(面と装束について)
10月11日(水)国立能楽堂にて鑑賞会
          (開演午後6:30 終演午後8:40)

能楽堂演目 ミニ講座「狂言の世界」善竹十郎
     狂言における離婚問題について
貰 婿  善竹富太郎
  酒飲みの夫は、妻の態度に腹を立て、
酔った勢いで妻を追い出しますが・・・。
木六駄  善竹十郎
   主人の使いで木六駄と炭六駄を届けに
12頭の牛を追いながら
吹雪の中を出掛ける太郎冠者・・・。

参加費 8,000円
(講座受講費2回・鑑賞会費4,000円含む)

問合せ先 財団法人日本文化生涯学習振興会21
    東京都北区王子本町1-26-17
      電話 03-5924-7121
      http://www.bunka.com

講座開場 中央工学校STEP研修室 
JR 王子駅北口 徒歩7分
          地下鉄南北線 王子駅 徒歩7分

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