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2013年05月18日(土) 06時11分49秒

次へ。

テーマ:Public Health
博士課程の一年目の授業が今日で終わった。というか、今終わった。
9月から無理を言って仕事を休職させてもらい、勉強に集中する日々を送っている(授業の終わり=博士課程修了ではないので、まだまだ勉強に集中する日々は続く)。勤務先、奨学金をくれている組織の方々、そして自分よりも、私のことを信じてくれているハーバードの先生たち、いつもそばにいてくれているかけがえのない友人と家族には、心から感謝の気持ちでいっぱいである。

90歳近くになる(一人は93歳)両祖父母が健在で、健康満点だった我が家。
去年の6月から相次いで彼らがけがや病気で入院することになり、9月からの休職を早めて、両親とともに看病と介護をした。どんなに気をつけていても、病気が避けられないこともあるーそんなことを感じた。高校卒業以来、家族とこんなに時間を過ごしたのは初めてだと思う。本当に色々な人にお世話になって、おかげさまで皆また元気になることができた。この家族の入院を機に、私のパブリックヘルスとの付き合い方は、大きく変わった。

医療の質の地域格差や、かかりつけ医の薬の過剰投与、地域住民への医師の姿勢。病院不足に悩む千葉県北東部はまるで陸の孤島で、地元がこんな状態だったとはということを知り、落胆と怒りと自分のふがいなさが同時にこみあげてくるような状態だった。命の重さが、偶然じゃない何かで決まっているーそんなことを体感する機会だった。一方で、これぞお医者さんの鏡と思えるような素晴らしいお医者さんたちやたくさんの医療従事者、病院とも出会えた。そして、介護施設のマネージャーになった小学校の頼もしい同級生や、地元のかけがえのない友達たちとも再会することができた。彼らのおかげで、私の家族は助かった。自分たちの家族だけではなく、私の大好きな地元のお年寄りや仲間たちが安心して暮らせる社会でなければいけない―今まで外ばかり見てた自分の視点を地元に戻してくれるような、そんな出来事だった。

そして、もう一つ。
私の人生を語る上で、この人なしでは語れないという恩師、野村るり子さんが1月に亡くなった。
今でも本当によく思い出して、さみしくて涙が出てきてしまうくらいで、これは、少しずつ、少しずつ、私が前に進んでいくしかないのだと思う。

彼女とは、仕事のことから秘密の話まで、何でも話した。本当に、何でも。誰にも言えない話が多すぎるので、ここにはもちろん書かない(笑)。

「私ががんになったってことで、神様は英恵さんに何かを見せようとしている気がする。だから、私の治療のプロセスや全て、ちゃんと見ていてね」
彼女が一番最初に、がんだということを教えてくれたとき、電話口でこういった。いつものあの超明るい調子で。彼女ががんになったことで落ち込んだのは私の方で、そんな私を彼女が叱咤激励するという時期が続いた。あんなにいつも一緒にいたのに、彼女に病院へ行くことを一番勧めるべき時期に、私は仕事が忙しくて彼女と会っていなかった。

作家の平野啓一郎さんは、こちらのトークでこういっている。(私が一番好きなTEDトーク。何度も繰り返し聞いてます。)http://www.youtube.com/watch?v=n7Z6KyTeouY (ブログの不具合で記事がリンクできないのでアドレスそのまま貼ります)

「愛とは他者のおかげで、自分を愛することができるようになることだ」
るり子さんを通じて、私は自分を好きになることができた。それは、彼女といる時の自分が、一番自分らしくて、のびのびしていて、大好きだったからなのだって感じた。るり子さんは、私にとってそういう存在だった。今でも。

人は、抱えきれないことが起こると、そこから目を背けたくなる。
最後まで、るり子さんががんだなんて、信じたくなかったし、死んじゃうかもしれないなんてことは、考えたくなかった。

でも、彼女は、私以上に冷静に、自分の命を見つめていた。
だから、私も心を入れ替えて、「ちゃんと見てるように」って言われた彼女の命の過程を、ずっとそばで見せてもらった。がんが進行していく過程で、医療従事者の一言一言がどれだけ重みを持つのかとか、奇跡としかいいようがない物事の連続で命が続いていることとか、すべて物事を淡々と受け止めていた彼女の強さとか、すべて。ほんとうに、すべて。

今まで、自分は、パブリックヘルスを勉強してきたが、興味はもっぱら「予防」であった。広告会社で働き、病気の疾患啓発や予防のキャンペーンに携わってきたのだから、当然と言えば当然だと思う。

でも、去年の一年間の私の体験は、よく生きるには、きちんと死を見つめなければいけないんだということを教えてくれた。私は、今までよりよく生きる(Well-being)に興味があってこの世界にやってきたんだとばかり思っていたが、そうではなく、私の最大の興味は「命」なんだってことー家族の介護やるり子さんとの時間を通じて、気づいた。多くの人が与えられた「命」を全うできる社会をつくりたいーそれが、私がパブリックヘルスに惹かれる理由だし、この分野で生きていく理由なんだと。

そのためには、予防や健康の方だけ見ているのではなく、命の終わりも見つめた上で、パブリックヘルスの専門家としてできることをしていかないといけないんだということに気がついた。

るり子さんとは、知り合って12年以上がたつが、一緒に描いていた大きな夢がいくつかある。彼女の遺志を引き継いで、ちゃんと完成させるのが私の使命だと感じている。

今私が住んでいるマンションは、偶然にも彼女がハーバード時代に住んでいた家の隣で、勉強部屋から彼女のマンションの部屋がよく見える。そこにるり子さんがいつもいるようで、「さみしいとか言ってないで手を動かしなさい」って怒られそうだけど、今日は、私にとって、大きな一年が終わった日なので、感傷に浸ることも許してもらおうと思う。

夏には、彼女が生きている頃に一緒に企画した、ハーバードの先生の本が出る。
るり子さんに見守ってもらいながら、まずはこの本をしっかり完成させようと思う。

次へ向います。

はないろBoston5 ハーバード留学記―パブリックヘルスな日々―-キャンパス

今日のキャンパス。
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2013年04月12日(金) 15時53分12秒

博士課程に入ってから。

テーマ:考えていること

博士課程に入ってから。

色々なことがかわった。
一番は、ハードルがずいぶん上がったこと。
授業も英語も、学校で求められるレベルが、上がった。

しばらくブログを書けなかったのは、その「悪戦苦闘」の真っ最中にいて、それを過去形として書くことができなかったからだと思う。そして、それは今でも変わってない。

本を出して、多分、少し格好つけてしまう自分もいたのだと思う。
私の本を読んでくれた多くの人は、私のかっこ悪い姿に共感してくれたにもかかわらず。

今日は、いろんな気持ちを味わった日だった。

学部の博士課程の学生を集めて行うゼミみたいなランチセミナーがあり、そこで、私はブックレクチャー、つまり本の内容を紹介する授業を行うことになった。私の出版を知った教授が、みんなではなの話をきこうと言ってくれたのがきっかけだった。

photo:03



結果は上々だった。

本を書こうと思ったきっかけ、つまり、日本のニートの増加、非正規雇用問題、若者の自殺の増加—そんなデータを紹介しながら、なぜ私が、就職活動で失敗した若者に元気を出してほしいと思ったのかということを丁寧に話してみた。

オーディエンスは教授や博士の人たち。

英語のプレゼンはやっぱりすごく緊張する。1時間間が持つだろうか。頭が真っ白にならないか。

シナリオを丁寧に用意していったけど、気づいたら、結局一度も見ず、勢いだけで話してた。多分かなりブロークンイングリッシュだと思うが、何かが通じたらしい。レクチャーの後、アメリカ人が本を買いたいとか(すべて日本語だよ?と何回も念を押した笑)、日本にいる友達に紹介したいとか、英語でも書くべきだ とか、本当に嬉しい言葉をかけてくれた。はなが何をやってるのか知りたいから、今度ランチしようとか、そんなお誘いも嬉しかった。何より、私自身が楽しかった。終わる頃には、いつのまにか、緊張もなくて、いつもの「話しだしたらとまらない」自分になっていた。

問題はその後だった。
私は、とある授業の先生に呼び出されていた。
その授業の内容は、私が仕事で常日頃やっていた、ヘルスコミュニケーションと理論の授業で、先生は、私がこの分野の経験も、(少なくとも他の未経験の博士の子よりも)知識もあることを知っていた。

「はな。リスクを取りなさい」

開口一番こうだった。

先生は、私が、わかっているのにクラスであまり発言しないこと。提出したペーパー(宿題)が、「正しい」けれども自分の言葉で表現されてないことを指摘した。

「こうやって、二人で話す時には、はなは、自分の話も色々して、表現も豊かに英語を話すのに、どうして、クラスでいつも通りに振る舞わないの?」

先生のポイントはそこだった。よく泣く私だが、図星過ぎて、しかもこういう指摘を受けたことは一度じゃなかったから、今回は涙も出てこなかった。

とにかく、博士に入って、ひどく落ち込んだし、焦っていた。冒頭でも書いたけど、自分の語学力が追いつかないのか、知識が追いつかないのかわからないほど、授業と英語のハードルがあがった。修士の時には指摘されることのなかったライティングの問題をたくさん指摘されるようになった。授業はまるで即興劇のようで、新しい概念を消化して、そのまま議論として相手の玉を打ち返す―そんなディスカッションのクラスは、本当にタフだった。

何しろ、なんどうまく話そうとしても、日本語で同じことを話すときの10%も伝わってないと思うことはしょっちゅうで、私以外はほとんど英語のネイティブスピーカーというクラスで、ひっそり生きていた。

英語のライティングも、(私はほんとは書くことが大好きなのに)どこかから借りてきた表現をすることが増えてたんだと思う。英語のライティングが「なってない」とまた、指摘されるのが嫌で。

先生はそんなのお見通しだったようで、「持ってるものを外に出してない」と言われた。それは授業中に発言しないということもそうだし、ライティングが表面的で、正しいんだけど、私の考えていることが全然伝わってこないってことだった。

「博士を取る人は、あなたの考えていることを、ジレンマを、きちんと表現する“責任”があるのよ。誰かの言葉じゃなくて、私はあなたが何を考えているのか聞きたいの。はなの今書いていることは、何かの教科書に書いてあるようなことばかりで、あなたが見えてこない。」

その先生は、アフリカからやってきて、ここで私と同じように博士課程で学んだ先輩でもある。その後ハーバードの先生になった彼女は、「外国」で、母国語ではない言葉を使うことのハードルも知っている人だった。

返す言葉がなかった。

自分の言葉で表現して、ダメ出しを受けて、ってサイクルを繰り返すうちに、ライティングは「誰か」の言葉で表面的に正しいことを書き(もちろん引用はちゃんとする)、授業中静かにしてるようになってしまっていたんだと思う。

自分でもなんとなく気づいていたし、違和感はずっと感じていた。

第一、それは、日本で私がいつも見せる「本来の」私じゃない。私を知る人は、私と「おとなしい」という形容詞が対極にあることを知っていると思う。でも、彼女のクラスを含めたいくつかの授業では、私のイメージは多分日本から来た「おとなしい」子。

そのキャラの違いに耐えられないと思うことも度々あった。日本ではグループをまとめたりする役を買って出る私が、教室の隅でニコニコしている引っ込み思案な子になっているのだ。だから、何度か話をしたことがある先生が、その奇妙なギャップに気がついて、私を呼び出したという訳だ。

「教室で、リスクを取りなさい。失敗するのを恐れず、前に出なさい。自分の考えを伝えなさい」

先生は繰り返し私に言った。

後付けになるが、多分、そういう意味では、ブックレクチャーは「リスクを取った」経験になるんだと思う。断ることもできた。でも、私は、やろうと思った。本を書かせてもらったことを、本当に幸運に思っているし、どこかで心の中で、「本来の」おしゃべりで、おてんばで、そそっかしくて、パブリックヘルスが大好きで話しだすと止まらなくってって私を皆に知ってほしかった。

結果、私は、日本での私のまま、皆の前に立つことができた。私が何を考え、何を思ってるのか、伝えることができた。用意したシナリオは、忘れて、自分の言葉で。英語でレクチャーをするときは、質疑応答が怖いのだが(何の質問が飛んでくるかわからないのとちゃんと聞き取れるかわからないので)、なんだかんだ、楽しんでいた。

photo:02



教室はアウェイじゃなくて、居心地のいい空間になっていた。

先生が指摘したことは、こういうことなんだと思う。
自分の言葉で語り、自分の言葉で経験を伝えることが、求められている。そういう、熱のこもった思考をもっと表現しなさいってことなんだと思う。

「相手に伝わるまで、何度でも、何度でも、伝えなさい。思ってるだけじゃ、何も、変わらないのよ。」
痛いけど、必要なメッセージだった。

アメリカに始めてきたのが2005年。もう8年にもなる。それでも今でも(多分これからも)この戦いは続いていく。でも、このハードルを越えないと、正真正銘の博士には、なれないんだとと思った。

博士過程取得までの道のりは、すごく長くて、映画『ショーシャンクの空に』のように、出口の見えないトンネルを、毎日トンカチで、ただひたすら掘り続けているような感じでもある。

「たくさんの失敗の経験を積みに、ここに来たんじゃないの?」
たたみかけるように、先生は続けた。

“I promise.(約束します)”
気づいたら、先生と約束していた。

来週から、がんばって、危険を冒してみようと思う。
まだまだ、長いトンネルの途中。Just keep going.

長い長い近況報告を読んでくれて、どうもありがとう。


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2013年04月01日(月) 15時16分43秒

テーマ:学生生活
ボストンにも春が来たみたい。
今年はじめて、スプリングコートで出かけた。

春休みが終わって新しい学期が始まった。これから全てが加速していくなんとも言えないドキドキ感の始まり。

とにかく、目の前のことに集中して、一つひとつ丁寧にこなして行こうと思います。

博士課程一年目の締めくくりとして。


ケンブリッジで見つけたビーズ屋さん。アクセサリーづくりは前から結構好きなのだが、今ハマるとヤバイ(笑)ので、今日はちょっとだけ購入。

photo:01



勉強勉強勉強だ!



iPhoneからの投稿

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2013年03月11日(月) 09時14分19秒

久しぶり。

テーマ:学生生活
かなり久しぶりのブログになりました。
ずいぶんと間が空いてしまいましたが、その間も、ブログを訪れてくださったり、拙著の感想をTwitterに書き込んでくださったりなどなど、どうもありがとうございます!

私は、ボストンでおかげさまに元気にやってます。

秋学期は、初めての博士課程で四苦八苦という感じでしたが、それにもだんだん慣れてきて、
最近は、本当に学校が、ここで学んでいることが楽しい!って感じです。
今年に入って、新しい出会いもたくさんありました。

本の感想で
「選ばれなかった人は他の道に選ばれている」
という、私が、恩師である野村るり子さんからもらった言葉に本当に救われた という声をたくさん頂きます(どうもありがとう)。

あのとき、選ばれなかったら、今の幸せな気持ちで毎朝起きる自分もなかったんだろうなと思うと、
本当にその通りって思います。

るり子さんが常々言ってくれたのは
「何事にも時間がかかる」ってこと。
だから、今すぐ結果がでないって人も、決して焦ることなく、3年、5年、10年単位で、毎日を丁寧に生きていくのがいいんじゃないかなあと思うのです。

るり子さんのことについては、またいつか、時期が来たら書こうと思いますが、
きっと彼女も今頃天国で、あちこち世界中を旅しながら見守ってくれてるんだと思っています。

今日は、日本は2年前大震災のあった日ですね。
日本という国に対して、貢献ができるよう、日々の仕事と勉強をしっかり着実に行っていきたいと思います。

昨日まで、吹雪でしたが、晴れると、春は確実にそこまで来ています。
今日からサマータイムが導入され、遅くまで明るいボストンより。

これからも、どうぞよろしくお願いします。
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2012年11月19日(月) 05時09分02秒

ハーバードの先生方が帝京大学で講義をします。

テーマ:お知らせ
ボストンは、紅葉第二弾とともに、冬が本格的にやってきました。前回の投稿からしばらくたちましたが、今日はお知らせです。

帝京大学で、ハーバード公衆衛生大学院の先生方が、1月に講義を行います。
くわしい内容はこちら→

イチローカワチ先生も社会疫学の授業を行います。私も彼のティーチングフェローとして補講を行います。公衆衛生に興味のある方は、ぜひ!

PS メッセージなどいつもありがとうございます!
留学や人生に関する質問などの深い質問には、個別に対応させて頂く事が難しいため、メッセージを頂いてもお返事が難しい場合があります。今後、講演会やその他、留学やキャリアに関するものも、こちらで順次お知らせさせて頂きます。申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いします。
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2012年10月24日(水) 03時17分13秒

You are not the first one (あなたが最初の人じゃない)

テーマ:考えていること
少し間が空きました。ボストンは、素晴らしい紅葉の季節です。赤や黄色、あざやかな葉が街を彩っています。とはいっても、朝晩は10度を切る寒さ。もうすぐ冬なんだなあということを感じます。

私は、というと、ここ数週間はくったくたでした(笑)。なのでブログが書けなかった。
大学院の勉強が、修士のときよりも断然難しく、四苦八苦しているところに、風邪を引き、一週間以上も熱が下がらず泣きっ面に蜂。でも、たくさん寝て、食べて、休めたおかげで、今は体中から色々悪いものをデトックス(排毒)したようで、超元気!心も軽やかです。

そんな中、起こった出来事について。

授業のレベルがあがって、四苦八苦していることは書きました。英語のレベルもあがり、習うことのレベルも上がり、って中で、ほんと、どうしたらいいかわからないくらいの毎日を送っていました。どうしようもなくなって、自分の学部のアドバイザー(学生たちの肝っ玉お母さん的存在)に相談しにいくことに。

私「博士の授業は、こんなにも難しいの?そう感じているのは私だけ?」
アドバイザー「どうかしたの?」

とこのあとは会話の前に、ぶわーっと涙が出てしまいました(笑)
どうしたもこうしたも、授業に出れば叩きのめされるような毎日だったし、英語が母国語の子ばかりで自分しか外国人がいない授業もあり、とっても心細かったのです。

「一週間悶々として、どうしようもなくなってここに(相談しに)来た」というと、「今度は、一週間も悩まないで、事が起こったらその日のうちに相談しにきなさい」と言われましたん。

さすが肝っ玉母さんのアドバイスは確実で、英語、数学共に、どうしたらいいかを的確に指示。ライティングのコースを受講したり、学部が用意しているサイエンティフィックライティング(科学的な文章を書くときのライティング)の家庭教師をつけてもらえるようになったり、などなど、至れり尽くせりのサービスを受けられる事になりました。あとは、私ががんばるだけ!

ひとしきり泣いたあとは、妙にすっきりして、気持ちが軽くなった。

アドバイザーがそんな私に言った。
「この部屋にティッシュがいっぱい用意してあるでしょ?これは、ここに泣きにくる子が多いからなのよ!(笑)名前は言えないけど、はなが今週ここに来て泣いた最初の子じゃないのよ!この後も相談に来る子がいるから彼女も泣いちゃうかもね。ってわけで、しんどいのは、はな1人じゃないの!自分だけできない、自分だけおいてかれてる、自分だけつらい、みんなは平気な顔して過ごしてる なんて思わなくていいのよ。」

ということだった。

それはそれは意外だった。なんてったって、どこを見回しても、不安そうな顔をして毎日過ごしている子なんていないし、授業中では、自信満々にみんな話すし!

でも、よくよく考えてみて、妙に納得してしまった。
そういう私も、授業中皆の前で、「私は不安です」なんて顔は一切していないから(笑)

学校に限らず、全ての人が表の顔と裏の顔を持っている。それは表がいい、裏が悪いとかそういう意味ではなく、人に見せる(見せられる)顔と見せられない(見せたくない)顔があるということ。

みんな、自分と同じように泣きながらがんばってるんだ~♡と思うと、気持ちが上向きになった。自分だけがおかしいんじゃなかった!

本を出版してから、就職活動でしんどいとか、道が開けなくて辛いってお手紙やメッセージを頂いたりします。伝えたかった事は、しんどいのは、辛いのは、決して自分だけじゃないってこと。フェイスブックやツイッターには、「友達」たちが更新する華やかで楽しい、ポジティブなことがたっくさんのっていて、そんなのを見て自分と比べて凹んだりすることもあるかもしれない。そんなことは、自分を凹ませるもの、ことから距離を置いて、自分が「人に見せられない」顔を見せられる誰かに会ったり話をしたり、思いっきり自分に優しくする。そして、ひとしきり沈んだら、やるべき事を淡々とやることが、立ち直りのポイントなんじゃないかなあと思いました。これは、凹んでいる時に連絡をとった、私の親友たちが教えてくれた必殺技でもあります。(ゆっち、なお、ありがとう♡)

私もまだまだ自分で実験中なのだけれど、私の場合はそんな感じです。

そういうわけで、清々しい秋を肌で感じられるようになりました。まだまだわからないことはたくさんあるけど、とにかく、勉強する事を楽しいと思えるようになったので、このへこみは大きな収穫だったと思うのです。

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2012年10月12日(金) 01時31分22秒

メッセージ

テーマ:お知らせ
みなさん、ブログへのメッセージやコメントありがとうございます!メッセージなのですが、連絡先など、アメーバのブログの規則で書いてはいけないことがあるようで、そちらを書いて頂くと、メッセージが非表示で読むことが出来ません。昨日いただいた「あつし」さんからのメッセージも上記の理由で開封不可でした。。もし読まれていたら、以上をご確認頂き、ぜひまたお送りください!

お返事時間がかかっていますが、少々お待ちください。

林 英恵
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2012年10月02日(火) 14時04分59秒

宝物

テーマ:学生生活
今日は、著書にも登場する、イチローカワチ教授(学部長)の博士課程向けのレクチャーがありました。そして、期待通り、いや、期待を超える形で、博士課程に限らず、人生で大事なことをほんとにたくさん教えてもらいました。そちらは、またおいおい紹介していきます。

心に残った言葉は、今日、本当にたくさんあるのですが、その一つをご紹介。

「Fortune only strikes for prepared mind.」
(幸運は、準備している人のところにだけやってくる。)

本当にその通りだと思います。
私の本のあとがきにも書きましたが、ハーバードの学長も同じことを卒業式の時に発表していました。知る人ぞ知る、それでいて、とってもシンプルな人生のルール。

言葉のシャワーは本当にすごいもので、50分間のレクチャーで、テンションが超アップ。いい言葉を見たり、聞いたりすると、本当に元気が出るものなのだということを体感。

言葉一つで、人を傷つける武器にもなるし、人をこんなにも元気にする魔法にもなる。
だったら、できるだけいい言葉を使っていきたい と思いました。

どこかで聞いたけど、自分が放った言葉も、自分の耳で聞いているので、自分に必ず返ってくるのだそう。自分の気持ちよくなる言葉を使っていこうと思います。

PS みなさんから頂いたコメントやメッセージで私も元気をたくさん頂いています。頂いたメッセージは宝物です。どうもありがとうございます。

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2012年10月02日(火) 07時54分53秒

【ご連絡】ーメッセージの未受信

テーマ:お知らせ
これはお知らせです。昨日、メッセージボックスに「ぴよこさん」というかたからメッセージを頂いたのですが、不適切な内容で表示できませんと表示されてしまいます。アメブロのルールで、ご連絡先等書いて頂くと表示されなくなってしまうようです。もしブログ読まれていたら、内容をご確認して送信頂けたら幸いです。せっかくメッセージをくださったのに、読めないと申し訳ないと思い未受信のご連絡をさせて頂きました!
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2012年10月01日(月) 13時58分21秒

楽しいひきこもり

テーマ:学生生活
ボストンは、秋というか、冬になりかけというか、そんなお天気です。朝晩は10度ぐらいにまで冷えるので、寒くて寒くて!日本も、ようやく秋が訪れ始めたようですが、皆さんお元気ですか?

9月29日(土)の朝日新聞夕刊に、大きく載せて頂きました。(下の写真です)

明日10月2日は、朝日新聞の朝刊に広告が掲載されます。
どうもありがとうございます。

実は、こっちにいても、本当にドキドキどきどき しているのです。
皆さんの手に無事に届くといいな とか
読んでもらって、言葉がまっすぐにとどいているといいな とか
寝てる時以外は、本当にいつも考えてます 笑

なので、コメントやメッセージを下さる皆様には、本当に励まされています。
一つひとつお返事をさしあげるのが遅くなってしまって申し訳ないのですが、全部読んでます。そしてお返事書かせて頂きますのでお待ちください。

本屋さんでみかけたよ!という写真も、自分が今本屋さんにいけないので、とても嬉しいです。どうもありがとうございます。

こちらでは、著書にも書いてある通り、9月から博士課程のコースワークが始まりました。
勉強は、四苦八苦しています(笑)。学校、図書館そして家以外ほとんど外に出ていないというだいぶ地味なひきこもり生活で、東京の会社勤め生活とは一変です。それでも好きな事をやっているので、毎日とっても刺激的です。

そのあたり(楽しいひきこもり生活)のことなども、またおいおい書いていきますね!

はないろBoston5 ハーバード留学記―パブリックヘルスな日々―

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