それでも夜は明ける

監督: スティーヴ・マックィーン
出演: キウェテル・イジョフォー, マイケル・ファスベンダー, ベネディクト・カンバーバッチ, ポール・ダノ, ルピタ・ニョンゴ
2013年


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スティーヴ・マックィーン監督による実話を元にしたドラマ。突然誘拐され、奴隷として売られた黒人音楽家・ソロモン。差別と虐待を受ける日々を耐え忍ぶが、ある男との出会いが彼の運命を大きく変えることになる。




自由証明書を持つ自由黒人で家族と平穏に暮らしていたソロモンだったが、突然誘拐され奴隷となる。

初めの主人はいい人だったが、主人に気に入られていることで、主人の下で働く人のやっかみを買う。

ここにいたら、いたら殺されてしまうと売られた先の主人が最悪だった。
自分の所有物として虫けらのように扱う。奴隷として理不尽な扱いを受けるが、ただ、従うしかなかった。そうでしか、生きのびることができない。


つま先が足りるくらいのところで、首をつられていた場面、誰が助けるわけでもなく、そこに何もないようにしている振舞っている人々の様子にぞっとした。彼を助けたら、自分の身が危険になることがわかっているからだろう。

少女が、殺してほしいと望む。そんなことができるわけはないだろうが、あの時、亡くなっていた方が少女にとって、幸せだったのではないかと思わせるようなひどい仕打ち・・・・・・


ソロモンが家に戻れたのは、本当に良かったと思うけれど、後に残っている奴隷たちのことを思うと胸が締め付けられる思いだ。


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