2010-03-17 22:47:01

本「神様のカルテ」

テーマ:本 ナ行作家
神様のカルテ

夏川草介 小学館 2009年9月

神様のカルテ/夏川 草介
¥1,260
Amazon.co.jp

神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。

栗原一止は話言葉が変!と思ったら、夏目漱石を愛するあまり、言葉がその文体のなっている。それで、病院では、変人扱いされているが、病人に対しては優しく、24時間医療のの場で、甲斐甲斐しくも働いている青年なのだ。
おもしろく書かれている文章の中にも、医療現場の問題点が、目いっぱい詰まっていて、考えなければならない問題が山積みだ。

栗原は、患者に真剣に接している様子が伺える。末期がんの安曇さんの話にウルウルした。

奥さんハルは写真家で、かわいい人だが、大きな荷物を背負って写真を撮りにに旅行するというのだから、すごい人だ。ハルさんは優しい人で、夫婦仲がいいのがほほえましい。

栗原一止はじめ、病院の人々、下宿「御嶽荘」の人々と、みんな個性的な人たちばかり。「門出の桜」は人情味あふれる話。栗原の学士に対する励ましの言葉、ちょっとずれている気がするがよかったな。


お気に入り度★★★★

コメント

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1 ■こんにちはー

とってもいいお話でしたね!
最初この風変わりな語り口に「あれ?」って思ったりもしたけど、すぐに慣れましたー

安曇さんとのくだりは私も涙涙でした。。。。

2 ■>hitoさん

風変わりな口調でしたが、それも、ひとつの特徴で、栗原という人物の感じを出していましたね。
安曇さんの手紙には、感動でしたよね。

3 ■無題

医療問題にも色々とあるんだなーと改めて感じた作品でした。
私も末期がん患者さんとの交流には涙、涙・・・でした。

4 ■>すずなさん

医療問題が浮き彫りになってましたね。
末期がんでも、こんな医者に出会い、最後をこんなふうに過ごせたら幸せでしょうね。

5 ■読みました~

こんばんわ。私もようやく読みました。
地域医療の過酷さが改めて理解できました。
そんな過酷な労働を強いられる現場で、働きたいと思っている栗原は立派だと思います。
安曇さんのくだりは私もうるうるでした。

6 ■>苗坊さん

地域医療は多くの問題を抱えていますよね。
栗原は、その現場に残ろうとしているのは、こうあってほしいという作者の思いからかもしれませんね。

7 ■良いお医者様ですね^^

花さん、こんにちは。
とても良いお話でしたね^^
実際にお医者様だそうで、こんなお人柄のお医者さんに是非私もかかりたいです。
次回作が楽しみです。

8 ■>latifaさん

患者のことを親身になってくれる先生、素敵ですよね。
こんな先生に診てもらえたら、いいでしょうね。

9 ■初めまして

ご挨拶が後になってすみません
トラバお返しありがとうございました
映画も楽しみにしています^^

10 ■>こにさん

トラバ、そして、コメントありがとうございます。
この作品、映画化されるのですね。
櫻井翔&宮崎あおい 出演。
期待できそうですね。

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