ミネハハ 秘密の森の少女たち


監督 ジョン・アーヴィン

出演 ジャクリーン・ビセット, ナタリア・テナ, アンナ・マグワイア, ハナ・テイラー・ゴードン


ミネハハ 秘密の森の少女たち
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森の奥には秘密の女子ばかりの学校があり、毎日バレエの練習をしていた。伯爵の前で踊るバレーのプリマを決める日が来る・・・・・



エコール と同じ原作から生まれた物語ということだったので鑑賞。同じ原作でも、こうも違う印象のものがたりになるものなのか。


まず年齢が大きくなっている。12歳というとまだ子供だったが、17歳は、なまめかしい。少女というより、大人を感じさせた。


ミネハハは、死や同性愛なども現実をそのまま映像にしている。もやもや感はないかもしれない。しかし、エコールで、ぼかして描いている分、想像力を駆り立てるから、エコールのほうが好きだ。


エコールは、神秘的で美しい世界を感じたが、ミネハハは男の餌食になる少女を描いているようでいやだな。


メイドの顔に覆いをして給仕する場面があったが、人権を無視するそのやり方がいやだった。


ラストの描き方も、悲劇で終わるミネハハよりも、きらきら光る水で遊ぶ少女たちに明るさが感じられるエコールのほうがいい。


この映画を見て、エコールはいい映画だったと思えてきた。


図書室に閉じ込められてしまった生徒はその後どうなったのだろう?


お気に入り度★