マリー・アントワネット


監督 ソフィア・コッポラ

出演 キルスティン・ダンスト, ジェイソン・シュワルツマン, アーシア・アルジェント, マリアンヌ・フェイスフル

2006年

マリー・アントワネット (通常版) [DVD]
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オーストリア・ハプスブルグ家の末娘マリー・アントワネットは14歳で、フランスのルイ・オーギュストのもとに嫁ぐ。4年後、ルイ15世は急遽し、ルイ・オーギュストが王位を継承する・・・・・・・


朝の目覚めは、取り巻きの中。着替えは、地位の高いものにゆだねられ、いつになったら、服をきられるの?

プライバシーもなく、新しい生活はどんなにか不安だったろう。


夫は、鍵が趣味。話が合うわけでもなく、夜の生活もなし。それが余計に彼女を苦しめた。

「世継ぎはまだか」というプレッシャー。うわさの的となる。


そんな中で、夜の舞踏会に出かけることや贅沢な暮らしに嵌っていったマリーアントワネット。

服のデザインを決めたり、髪形を考えるマリーアントワネットは水を得た魚のよう。


ポップな音楽とともに、紹介される衣装や靴、スイーツの数々は、豪華できらびやかで、わくわくした。


その後、子どもに恵まれ母となり、そして女性としフェルゼン伯爵に引かれていく様子も描かれている。


しかし、軽妙なタッチでお姫様を描いたような印象がいなめず、マリーアントワネットの話である限り、ものたりなさを感じる。


実際のヴェルサイユ宮殿で撮影されたということだったが、さすがに豪華な調度品は、目を見張るものがあった。

それに、華やかな衣装、靴、色とりどりのスイーツ、視覚的には満足の作品であった。


お気に入り度★★★