前から自転車に乗った学生と思われる男の子が二人
私とレオの前を通り過ぎました
その時一人の男の子の手に小さな火が見えました
私はその火を見た途端
間髪入れずに「君、止まりなさい、たばこはダメ」
と言い放ちました
私は更に「たばこはダメ、捨てなさい」
と言いました
男の子は自転車をゆっくり走らせながら
「はーーーい」と返事しました
そして私がまた
「たばこは捨てて」と言うと
「捨てましたぁ~」と言い立ち去りました
その学生の走りすぎる姿を見ながら
「君は腐ったみかんじゃないよ」
な~んてことは思いませんでした
ただただ、胸がドキドキしました
最初に思ったのは
「田舎の素直な子でよかったーー」です
「うるせぇー、ばばぁ」とか言われていたら
私なんか、すぐ頭に血がのぼって
なにしでかしていたか分かりません
私は咄嗟に注意はしましたが
ビビって、ただ口で
「捨てなさい」と言っただけ
しかも、「捨てなさい」は
ポイ捨てさせただけ
残念なことに
今の時代では時と場合によっては
危険極まりないことになりかねません
私は間髪いれず、状況判断もせず
注意しました
反省点は多々あります
多感な中学生
悪いことをしたい気持ちはよーーくわかります
私も、私なりに積み木崩しをし
家出もしました
ただ家出先がじいちゃんの家だったということ
これが家出と言えるのかどうかは
(冬でばあちゃんに無理やりラクダ色のババシャツを着せられ
それが嫌で家に戻りました)
私が中学生に伝えたかったのは
大人は君たちを見てる
ということ
とにかく、レオの散歩が
にわか夜回り先生になりつつあるのが
気になります
まるおさんの羊毛師匠:さくらママさんが
作ってくれましたーーー
レオには絶対に取られない場所に保管予定です
ハナ2014年8月6日、じいちゃん12月9日永眠