当店も加盟する「花キューピット北海道加盟店」が参加する北海道ブロック大会が札幌市内で開催されました。ここ数年はコロナの影響もあって久しぶりの参加となりました。この大会は支部ごとの持ち回りとなっておりまして、北海道は4ブロックに分かれているのですが、今回は04道南支部が担当となっておりました。ちなみに、道北が01支部、道央(札幌も含む)が03支部、道東が02支部となります。どーでも良い事でしたね。(笑)
さてその04支部長のTさんからの依頼で、久しぶりにドクトル薄木(白衣を着ます)に変身し講習会を行ってきました。そのタイトルが「正しい花の保管法」~どうする?仕入れ困難な時代に突入!その対応策とは?~という内容です。
簡単に言っちゃうと、仕入れが非常に困難な時代に突入し、この先さらにそれがエスカレートします。そうした時に必要なのが、物日対策。需要が集中する物日にどうやって仕入れをするのか?もしかしたら早めの仕入れが必要かもしれない。でも花は生鮮商品です。早く仕入れたら消費者の鑑賞時間が短くなっていまう・・・。 さーーどうする?
みたいなお話に対する私なりの対応策をお話してきました。
それと同時に花業界としての環境問題への取り組みの重要性について・・。
持ち時間は 40分。 この時間内に参加した皆さんに少しでもご理解いただくため、この数週間ものすごく時間を費やしパワポを作りました。結果はどうだったんでしょうね? (笑) こればっかりは参加した皆様にしか感想は聞けませんが、とりあえず私の特務は終了です。
そのあとは、とても豪華なフラワーデモが有りました。
北海道を代表するフラワーデザイナーの岡田比登志氏(北海道ブロック長でしかも今年のジャパンカップ3位の方)と、アキラ中村氏(すすきのでは有名なフローリスト)が提案する、素敵な花束とアレンジメントのデモ。めったに見られない二人の商品提案には皆さん、メッチャかぶりついてみていました。
そしてこの日は来年福岡で開催されるお花のコンテスト「ジャパンカップ」の北海道予選も有りました。
選ばれたのは4名ですが、1位通過はなんと03支部長の若林君。個人的にはドクトルスタイル(白衣)で挑んで欲しかったのですが・••。笑 でも、支部長というポジションで1位通過するあたりは素晴らしいです。(岡田ブロック長と言い、北海道のフローリストは凄い人ばかりです)
彼は久しぶりのチャレンジでしたが、持ち込み作品もファイナル競技の作品も素晴らしかったです。
全体はお見せ致しませんが、さすがの花束です。横から見たら エッ?て思います。これ自立してるんですよ。お花も綺麗だったし、なによりメカニックが面白い!
ちなみにこちらも持ち込み作品のひとつです。
この作品を制作した方はご事情で福岡に行けないため、ファイナルへの参加は辞退されたのですが、この時期の花材を非常にアート的に束ねた作品だと思いました。この生花店のご夫婦はいつもレベルの高い作品を制作します。勉強になります。
今回は久しぶりの花束での持ち込み予選でしたが、どの作品もレベル高かったですよ!審査員のお二人も褒めてました。
さて打ち上げは会場の他に二次会として、近くの居酒屋で行われました。お料理もおいしかったし、お酒もGOOでした。